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こんにちは☆
不登校・思春期&発達凸凹さんの子育て相談担当
カウンセラーのすぎもと海奏(みか)と申します。

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家では、不登校な息子(発達凸凹)&娘のカウンセラー。
学校では児童への寄り添い&保護者への労い担当をしております。
◾️特別支援教育支援員◾️保育士◾️キャリコン
◾️子育て心理学カウンセラー/インストラクター
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不登校の高校選び①  の続きです。


不登校から志望校を検討する際の最重要項目は、
『どれくらい登校できるのか』
『自宅からの距離』『通学経路』


『単位制』『学年制』かもポイント!!
※学年制の場合、決められた単位を落とすと進級できません。

出席日数を考えると、全日制だけでなく、定時制高校も厳しくなります。不登校サポートのある都立高校でも、退学してしまうケースを耳にします。

それから、『島留学』!!我が家も検討しました。不登校になる前は息子も島に行きたい!と思っていました。都会より自然が好きな息子には合うんですよ!!だけど、本人に行きたい意思がないと無理なので、不登校になって自己肯定感がまだまだ足りない息子は、間に合いませんでした。

また、都立の通信制は、完全自宅学習+土曜日スクーリング(登校)のため、入りやすい反面、卒業までのハードルは高いです。そんなわけで、我が家の選択肢の柱は、『(私立)通信制高校』『単位制』への進学となりました。

以下、検討した通信制高校、サポート校について参考までにまとめます^^

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★KG江東 ※鹿島学園のサポート校

中学1年の2月、母のみで個別相談に行きました。パソコンに向かって各自学習、レポート提出。週2日〜週3日通える少人数のサポート校。学費は比較的安くて、自転車でも通えるので最後の砦です。

受験は作文のみ。新年度4月の出願でも間に合うし、よほど定員オーバーにならない限り、落ちることはなさそうでした。キャンパスによっては、特別科目もありますが、ここは、普通科の科目を普通にこなして、年数日のスクーリング必須。遠足とかはありますが息子には響かずでした。


★飛鳥未来きぼう高校 両国キャンパス

中学3年6月、資料請求しました!!
ここは、2024年度開校の新しい学校で、バス一本か電車一本で行けるので、候補になりました。飛鳥未来系は、キャンパスによっては、10月の時点で定員いっぱい募集停止になります。落ちることもあるそうです。
両国は、11月時点でまだ余裕あるみたいですが、併願だと落ちそうで不安…。息子は、パンフレットが、陽キャなイメージだったので却下。娘が少し興味を持っています。



★おおぞら高校 

中学3年6月、資料請求!!
そして、その数分後に電話が来ました💦

とにかく一度見学に!!と言われ、説明会に申込み、7月に兄妹一緒に参加しました。どちらもイヤイヤ行きましたが、説明会が個別対応で、スマホいじりながら話す息子のことを否定することもなく。本来は穏やかで、受け答えもちゃんとできる子だ、と分かってくれました。

説明会が終わって、息子が『通うならここがいい』と✨
年1回、屋久島へのスクーリング必須の学校なのですが、この情報を知って「楽しみ」だと感じたみたいです。7月以降、体験授業に(イヤイヤ)参加し、テストを(イヤイヤ)受け、個別でテスト対策講座をしてもらい、再テストを(渋々)受け、3科目のテストは免除になりました。

3科目30分、中学1年レベルのテストです。入試を普通に受ける子と比べたら、受験と言うには簡単過ぎます。でも、それすら出来ない子にとっては難関💦正の数負の数を自宅で連日練習し、数個の英単語を書けるように練習し、苦手な作文問題を埋め合格できたことは、成功体験になりました。

月1回開催される体験授業は、気軽に会話のできる友達がいるわけでもない場なので、7月、8月、9月と参加したものの、10月欠席、11月は現地まで行き帰宅💧

11月に参加できなかったのは、正直、学校側の対応ミス。合う先生もいれば、合わない先生もいますよね^^; この先生については、いつか息子の地雷を踏みそう…な予感がしていた方なので、やっぱりか・・・という感じ。

0-100思考の子は、ひとつ嫌なことがあると、全部がイヤになってしまうのでハラハラしました。でも「今日、この場が嫌なだけ」と本人が割り切り、『参加できなくてごめんね』と私に言ってきたんです。息子なりに、高校生になることに向き合って、頑張ってるなーと感じました✨

とりあえず、息子が選んだのはこの学校。
12月に作文(事前に記入)と親子面接の受験を控えています。


★N高 S高
やりたいことが明確な子、自分で進むことができる子、適度なサポートがあれば動ける子には、良いと思います。でも、通学の場合、クラスの人数が少人数ではなさそうだったことと、MacBookに興味ない息子は向き合いませんでした。。。

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これ以外にも、資料請求した学校はたくさんあります。
本人に選べるチカラがあればともかく、情報過多、自己肯定感底辺、勉強嫌い、めんどくさい、思春期、反抗期・・・そんな状況の子どもと、パンフレットやHPを片っ端から一緒に見て検討するのは、なかなか難しいかと思います。

我が家の場合は、候補になる高校についてのプレゼン資料作成もしましたが、その資料を一緒に見ることもできませんでした><

それでも、中学2年のうちに、定時制2校、見学に連れて行けたので、本人なりに3校を比較して志望校を決めました。

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子ども自身が、中学3年の夏までに進路と向き合えれば、全日制高校も含め、対策可能かと思います。でも、ギリギリまで何もせず高校受験に向き合った場合、チャレンジスクールの受験対策ができなかったり、通信制は一次募集で締め切っていたりすることもあります。

我が家の受験もこれからですが^^;
無駄になるかもしれないけれど、子どもの好きなこと、興味のあること、負担感などを考えて、情報収集しておいて良かった!!と感じました。


最後に、検討した定時制高校の特徴などもまとめておきます☆
⇒ 不登校の高校選び③ 

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