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電話での表現📞

電話応対技能検定(もしもし検定)の
模擬応対スタッフとのミーティングで
ひょんなことから、
相づちの話題になりました。

「はい」、の一言でも
その時、その場、その瞬間

発する人の気持ちひとつで
息遣い・ピッチ・トーン・テンポが変わります。

各々が長年、アナウンスや
声優訓練をしてきた自負もあり
出た意見は、もっともなものでした。

そんな折に、
師である岡部先生のコラムが郵送で届きました。


AIの音声と人間の音声の違い

AIのしゃべりは「
人間のしゃべりは「

音は、を伝えません。
声は、その話し方で、言葉の持つを伝えます。

岡部達昭氏「AIを知り己を知る」
テレコム・フォーラム2025.1

現段階での電話応対におけるAIのしゃべりが、人間の応対とどう違うかを、もう少し具体的に検討してみましょう。

①AIの応対は、確実に伝えるために必要な繰り返しをしません。
②AIは、相手が話しやすくなる相づちを打ちません。
③AIは共感を伝える感嘆詞を使いません。
④AIの「間」は等間隔で、「間」が語ることはありません。
⑤AIは考える「間」をとりません。
⑥AIは高低、大小、強弱、緩急、息の声などを使い分ける、表情のある話し方をしません。したがって、喜怒哀楽の表現や自然な話し方をするのが苦手です。
⑦AIは倒置法や省略法などのスキルは使いません。

このように書きますと、AIオペレーターの応対を否定しているように受け取られそうですが、そうではありません。急速にここまで精度を高めているAIの能力には驚嘆するばかりです。それは後戻りすることはないでしょう。

であれば人間はAIにできない応対を目指すことです。

岡部達昭氏「AIを知り己を知る」テレコム・フォーラム2025.1

つまり。
上記のスキルを、私たちは、もっとシビアに身に付けないと!ということですね。

コラムを読んで勝手に、「あなた方、これからも頑張りなさい」と激励を受けた気分になり、noteにログしました。

出典元は、こちらです。
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