無題 #2
私が、お芝居習っていた時代に(大根過ぎて向いてなかった)、『喉の使い方上手けぇのうなら、うちさ帰って睡眠とれぇ!』と、いぶし銀先生から言われた言葉を胸に、声が掠れているときや体調を崩したときは、憑き物が取れたように布団の上で一言も喋らず過ごします。これは、9/24のお話し。
【9月24日】
きょうは、朝にレッスンをして、
夜は、久々に何もない日だった。
少し前から、この日は、レッスン以外に何も予定が入らなそうだと踏んでいたので、ずっっっっとタイミングが合わず行けていなかった、大好きなグループさんのライブ情報をチェックした。幸運なことに、この日の夜ライブがあるということで、レッスンが終わってから前売り券を買った。
レッスンから、ライブまで少し時間があったので、一度家に戻り、ライブ期間中に溜まった洗濯物を干した。洗濯機、計三回も回した。はて
今日の会場は、奇遇にも3日前に自分たちがライブをした会場だった。バーカン前、ゴミ箱横の、一番後列で見たので、ステージも、ファンのかたの姿も全部ひとつの視界で見れた。目に映る光景がただただ凄過ぎて、頭がぼんやりする瞬間もあった。
私の大好きなグループさんは、その日トッパーだった。ライブは、アイドルの中で一番見ているグループさんのはずなのに、毎度ステージに出てくるだけで泣きそうになってしまうのは、登場からステージを捌ける瞬間まで一度たりとも"届ける"ことを諦めていないからなのだろうなあと思った、きっと。
よく、アイドルの呼び方論争みたいなものが繰り広げられる時があるけれど、この方々を見ていると、アイドルで在ることにそれ以上でもそれ以下もなく、ステージに立つ喜びみたいなものがひしひしと伝ってきて、全部がどうでもよくなってくる。
いつもメンバーさんの熱に圧倒されているけれど、今日は改めて、マイクを通した声にも負けていない一体感のある、まさに愛と言わんばかりの、ファンのかたの声の大きさにも圧倒された。どちらかが欠けてしまっても、絶対に成立しない空間がそこにあった。
フロアで久々に、PUREGRISのプロデューサーさんをお見かけした。以前、半袖だった服装が、長袖に変わっていて、もうそんな季節かあ…と、プロデューサーさんの服装で季節を感じながら、会場を後にした。
ちなみに、今日の見出し画像がチェキになっていますが、特典会は行くのはいつも、会場の入り口と物販列を文字の如く、右往左往しながらとても迷っています。
衣装脱いでいる時の自分は、なるたけ相手に自分の存在を知られなくていいと思ってしまう人なのと、あとは、鏡で見ている自分の顔と相手から見える顔違ったらどうしようとか、昨日食べ過ぎたから全体的に丸いかも、とかね。チェキでマスクしてるのはそういった理由もある。
一度だけ、大阪の味園ユニバースでご一緒できた際、忍足で帰ろうとしていた私に、メンバーの3人が背中を押してくれて、ご挨拶させていただいたときくらいだな、マスク無しでお話ししたことあるの。
昨日もライブが終わってから、入り口の敷居付近で10分くらいずっと立ち往生して悩んでいた。出ちゃうと、再入場かかっちゃうからね。もぎりのお姉さん、奇妙な姿を見せてしまいすみませんでした。
かっこいい背中が見れる、同じ時代にアイドルとして存在していることに、改めて幸せを噛み締めた日でした。
また、明日からも頑張ろうと思った。
来年の高い目標よりも、明日のライブでひとりでも多くのかたに興味を持ってもらえるようになりたいし、今ライブを観てくださっているかたに、もっと応援してもらえるようになりたい。
ワンマンライブだけが、大切じゃないしね。
昔から、先生が見ているときだけ頑張ろうとか、特別なときにだけ張り切る様子が個人的にあまり好きじゃなかったこともあり、普段本気出さないで、特別なときにだけ気合い入れるのダサいなと思ってしまうので、迎えられるか分からない遠い未来より、明日を一歩一歩がむしゃらに生きようと思います。
それでは、おやすみなさい。
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