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人間交差点4号【北斗の拳】

いつ頃からか

スロットの内部には低確率や高確率はたまた超高確率って状態まである台が増えてきた。

打ち手側からしたら内部考察が楽しめて通常も楽しめるってんだから、スロットの開発に携わる人間のエンタメ根性って大したもんだなと感心してしまう。

さて、眠れないから4号機の話をしよう。



さて、この初代北斗の拳は未だに出荷台数62万台の大記録をもちギネス認定された4号機の顔みたいな1台だ。

設定6の機械割りと中押しや変則押しが楽しめる自由度、何よりバトルボーナスという毎セット楽しめるゲーム性は今のスロットにも多大な影響を与えている気がする。未だにやっても面白い。

抽選システムも良かったのかもしれない。
ボーナス契機となる子役を引き第3停止ボタンを離した瞬間にモード移行抽選するってんだから当時ホールでは変な打ち方をする人が多かった。

オカルト臭くはなるが、この抽選システムは祈りやすい。第3停止まで解らないからいない神に祈り放題。

やったね。

この抽選システムのおかげで北斗の拳は私の中では恋愛シュミレーションに昇華した。


今まではレバーを叩きリールと液晶が結果を表示する遊戯だったものが、北斗は台から特定子役という攻略の糸口をもらい内部状態を考えながら第3停止を離す…

恋愛だ。相手を考えながら行動なんて恋愛以外にない。


スイカもチェリーも落ちない、何ならスイカや中段チェリーを引いてもウンともすんともなびかない…そんなツンツンした日もあれば

低確率時の弱スイカでアミバが自殺する日があったりで、もう私を財布を振り回す最高のプレイガールだった。興奮してきたな。



しかし、最高だと思っていた女にも行き止まりはある。飽きるし飽きられる悲しい話だが現実だ。



エンディング。

いや、マジのエンディング。
あ、このエンディングシステムも北斗が最初かもしれない。

20連越えて終了フラグを引いたらラオウが昇天するのだがソコを目指しながらも目指さない。

ラオウ昇天=終わり

感動はするんだけど、こんな盛大な終了を見せられて押し寄せる自分は何をしているんだろうか?感。


通常時、あれだけ口説いた女性との別れ。20連超も一緒にいた愛すべき女性との別れ…それが一気に冷める。レバーを叩いてまた新しい女性を口説き始めるのだから。


わかっている。頭おかしい事を言っているのは。
そうでもしないとこの台はバチバチに負けていたから耐えられなかった。



ちなみに私は軽く一発やらせてくれるジャグラー及びノーマルタイプをヤリマンだと思っている。

そして今、私はそんなヤリマンが大好きだ。

北斗はダメだ、あの女はめんどくさい。



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