乳児(生後8か月)の付き添い入院26日目 〜採血への葛藤と新たな治療の開始〜
こんにちは!
弟子屈町で地域おこし協力隊をしている
いきながです😊
私のnoteは全て私の体験をもとにした主観で成り立っています。
弟子屈町に来て、体験したことを通して、感じたり気づいたりしたことを綴っています。
そのため、事実と異なるものもあるかもしれません。もし情報として間違ってるものがありましたら、コメント等で教えていただけると有難いです🍀
乳児の付き添い入院の体験を書いています。
今日も採血と言われました。
高熱で3日連続採血採られてまだ1日しか経ってないし、しかも昨日の夜から抗生剤が変更になったのに。
今採血したところで何も変わってないと思って伝えたのですが、貧血とアルブミンの値を見たいと言われ、結局実施。
腕は毎回血管を探すのにグリグリされて真っ青。
しかも、膿痂疹のせいで、肌は荒れまくってて。
もう刺す場所がない状況なのに…😭
こんな時、親って無力だなと思います。
案の定。
採血しても、やはり血管が細くて、グリグリ探されて、それでも採れず。
しかも、肌が荒れてるのにアルコール綿を使われて、染みてさらにギャン泣き。
さすがに2回目以降は、アルコール綿をやめてもらうよう頼みました。
結局、腕はもう刺すところがないほどになったので、手の甲に刺すことに。
刺したところがだんだん血管が腫れていって、それでも少しずつ捻り出して無理くり血を採っていく。
助けてと泣き叫ぶ息子を押さえつけ、ここまでして得ないといけない検査なのかと苦しくなり。
なんらかの結果が出ることを祈るのみ。
捻り出してもなかなか血が採れなかったので、もしこれでダメなら採血やめてもらおうと思ってたら、なんとか言いかけたギリギリのところで採れました。
毎回これはもうさすがに可哀想。
トラウマになるだろうな…
この精神的負荷と採血のメリットを毎回吟味していかなければと思いました。
医師としては確証が欲しいのはわかるけど、乳児にこの頻度の採血はかなり負荷が大きい。
それに、採血後、ショックから食欲が毎回落ちている。
息子にとって、栄養は今一番大切な事項。
案の定、体重は減っていってる…
もちろん、採血だけの影響だけではないことは分かってます。
でも、このしんどい状態の中で負荷のかかることはなるべく減らしてあげたいと思ってしまいます…
医師に面倒な親と思われても、毎回負荷と照らし合わせながら検査するかどうか吟味していこう、それが今親としてできることだと思いました。
血液検査の結果、底つきしていて、ひとまず峠は越えたとのことでした。
よかった…
これまで、なかなか回復してこなかったのは、黄色ブドウ球菌が悪さをしていたからということでした。
確かに、昨日から抗生剤や塗り薬が変わって、むくみも減ってきて、皮膚の状態もよくなってます。
このまま菌が死滅するまでボコボコに叩くそうで。
どうかこれでよくなってほしい💫
ただ下痢がひどい。
体重もなかなか増えない。
心配…
正直、医師に謝られた時には、それで命落としてたら謝られても取り返しがつかないと憤っていましたが、医師も看護師も今できる精一杯をしてくださってます。
それは心から感謝しています。
ただ、側から見てるとちょっとした見落としがあったり、気掛かりがあったり、失敗の場面が多々あります。
人間の行うことだから失敗はつきものというのは知ってますが、命に対しては亡くしてしまっては取り返しがつきません。
つくづく医療者の仕事の重みを痛感しています。
私も医療者として働いていたことがある身として、その重みを今感じてる重みほど当時感じられていたか?と思います。
医療者としていると、いつも生死と関わるため、患者サイドは非日常でも医療者には日常になって麻痺してくるところがあります。
その恐ろしさをこの入院を通じて感じています。
患者としてではなく、家族として入院したことは今回が初めてだったので、感じること見える目線が違って学びの多い時間を過ごさせてもらっています。