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産後8か月が経って、自分の心身の変化、赤ちゃんの様子を振り返ってみた

この1か月は本当にホントに大変でした…

成長曲線から下になってから、体重がずっと6000g台を行ったり来たりで、横ばいになっていきました。

そんな頃、急に足全体に赤い発疹が。
ココナッツオイルで様子を見ていましたが、内ももが一気にベロンと皮がめくれてしまい…
これは受診しなければ、と病院へ。

と、言っても、弟子屈町から小児科医のいる小児科へ受診するとなると、一番近くて中標津。もしくは釧路。
どこに行くにも片道1時間以上かかります。

私自身、長距離運転が得意ではなく。
しかも、乳飲み子と一緒になんて考えられませんでした。

そこで、摩周厚生病院に4月から小児科医が常駐していると聞き、ダメ元で受診することにしました。

皮膚炎で受診したにも関わらず、
「何か月?」と、身体の小ささにすぐ気づいてもらえました。

この皮膚炎は外的な問題ではなく、亜鉛不足から来てる可能性が高いとのこと。

血液検査をして、結果で判断するとのことでしたが。結果が出るまで1週間かかると言われました。
それまで何も処方されないのも、このジクジクした皮膚のままでいるのは可哀想だったので、軟膏を処方してもらいました。

でも、やはり気休めぐらいにしかならず。

これが釧路の病院だったらすぐに血液検査の結果が出て、処方してもらえるんだろうなと思うと、やはり遠くても行く方が子どものためだったのかもしれません。

1週間後、結果はやはり亜鉛不足からきてるとのこと。全体的な栄養も不足してるとのことでした。
ミルク、離乳食を回数や時間関係なく、どんどんあげてほしいと言われました。

亜鉛の薬と軟膏をもらい、自宅で様子を見ることに。
翌日から、あれっ⁉️というぐらい活気が戻って、皮膚もみるみるキレイに。

赤ちゃんの再生力恐るべし😯

その頃、気をつけていたことは。
皮膚がただれてしまってからは、抱っこ紐がちょうど内股が擦れるため、剥がれた皮膚に触れないようにしながら、日中ずっと手で抱っこしてました。
オムツも擦れるので、この時はペットシートを身体を挟むように2枚使って、即席オムツをしてました。
横から漏れるので、添い乳しながら私の足がじんわり温かくなることもしょっちゅうでした。
おかげで、ベロンと剥がれた皮も化膿することもなく、皮膚はキレイに再生してくれて一安心。

と、安心していたのも束の間。
吐くことがめちゃくちゃ増えました。

薬剤師さんから、処方された薬は空腹時に飲まないといけないと言われて、おっぱいを飲みたがったとしても、なるべく時間を空けていのですが。
あまりに吐くのでググってみたら。

ウィルソン病の人は薬剤師さんの指示通り空腹時の服用だけど、亜鉛不足の場合は胃腸が荒れやすいから食後にと書いてあった…

そりゃ、吐くわ…
早くググらなかった自分を腹立たしく思いました。
やはり、疑問に思ったら、専門職から言われたとしても、自分で調べるべきでした。

離乳食をとにかく食べないし、ミルクも飲まない。
ベビーフードに頼ってみてもダメで吐き戻しが多くなりました。
次第に、大好きだったベビーせんべいもパンも食べなくなり…

でも、医師からは嫌がったとしても飲ませて食べさせてと言われ。

楽しい離乳食タイムを意識していたのが、地獄のような時間へ変貌してしまいました。
この時期が一番キツかった…

今思えば、胃腸が荒れていて、食べられなかったのだと思います。
かなり無理させて。
息子には申し訳ない気持ちでいっぱいです😭

今までは何かしらの対策をとれてきたのですが、
この時は何をしても、手を替え品を替えしても何もうまくいかず。
保健師さんが体重計を貸してくれて、毎日体重と食べた物の記録を付けていったのですが。
それにより、毎日増えていかない体重を視覚化してさらに落ち込み。

吐き出してから体重が増えず、日中はずっとグズグズして、極めつけは白い便が出ました。


息子の身体に何か起きてる。


それで、小児科の大きな病院へ紹介状を書いてもらうことにしました。

その後の経過はまた別の機会にお話します。

今思うことは、子どもが出すサインには必ず意味があるということ。
言葉が話せない分、泣く、ぐずる等で精一杯訴えかけてくれてます。
それをいかに理解しようとしっかり目で見て耳を傾けられるか。
それが親に課された課題なのだと思います。

私自身は、日中ずっと抱っこ&心労が重なり、頭の回転がすごく鈍くなってるのがわかりました。
家事一切は夫が帰ってくるまでできず、なんならトイレに行く時間すらなくなってました。
母測をしても、母乳もほとんど出てない状況だったので、これは完全に負のスパイラルに入ってました。

泣く、ぐずる→日中ずっと抱っこ→疲れて母乳の出が悪くなる→息子、飲みたい量の母乳が飲めない→お腹が空く→栄養状態が悪くなる→皮膚の悪化→ 泣く、ぐずる→日中ずっと抱っこ→…

このスパイラルから抜け出すには、栄養を摂る方法をアドバイスしてもらう、他者の力を借りないといけないと思いました。

自然豊かな場所で、のびのび子育てしたくてこの地にやってきましたが、まさかこんなに医療が必要になる事態が起きるとは夢にも思っていませんでした。
医療体制が充実していないことは、乳児を抱える者としてとても心許ないのだなと実感させられています。
元気であれば何も問題ないことも、こうなって初めて都会の良さを感じることになりました。
1日も早く元気になってくれるよう、母としてできることをやっていきたいと思っています。

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