⬜︎アーノルド・ベネット 渡部昇一・下谷和幸 訳『賢者の習慣』三笠書房
おはようございます。
久々に購入した『賢者の習慣』。
ポンポンと読み進めることができました。
「20世紀英国最大の作家と称されたアーノルド・ベネット。」という一文から始まる序文に、軽快すぎるほどの部分がある、と注意書きが書かれていて、なるほど、内容は自己啓発についての習慣が多様な例え話を交えつつ、テンポの良い文体で書かれていて、あっという間に読み切ることができました。
どの話も面白かったのですが、私にとっては、
第5章の夫人とのエピソードが、
特に面白く、自分に語りかけられているようで、わかりやすく、いつの時代も似たようなことを思っている人がいるのだなぁと納得し、
夢中で読んでいて、忘れかけた頃に出てきたスッキリとシンプルでストンと美しく落とされたオチに、「いつの時代も、文化が違ってもフフっと笑ってしまうことは一緒なんだな」と改めて感動しました。
読書術や文章を書くということについても書かれていました。
おすすめの一冊、見つかりました。
今日も面白い1日をお過ごし下さい。
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