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身と蓋、網代編みで編んだ籠が完成

 随分前に網代編みについて記事にしたことがあったと思うが、その網代編みの籠の身と蓋が編み上がった(この記事のために、名称を調べたが、身も蓋もないとは、箱のことだったのか…今、私の目の前には網代編みの身も蓋もある…)。A3大くらいの和紙を入れておくのに丁度いい大きさのものはないかしら、と考えるうちに、クラフトバンドで編んでみることにした。初めに編み始めた身の部分は、まだそれがどれくらい大変なことかもわからずに、バンドの幅を4ミリに設定したため、くたびれては休憩しつつ作業した結果、1ヶ月以上かかったように思う。私にとって4ミリのバンドで編み上げるには少し籠が大きかったようだ。当時、放送していた朝ドラでも籠が出てきたが、大きい籠はそれなりに太い竹で編まれていて、蓋を編むときはそうしようと決めていた。蓋には12ミリのクラフトバンドを使った。4ミリで鍛えられた私の腕に、12ミリはとても扱いやすく感じた。一昨日から編み始めた蓋は3日で仕上がった。しっかりと角を曲げられたメリハリある面はそれぞれがビシッーっと真っ平である。いざ、かぶせてみた。少し、大きい。身と蓋が揃った籠を見ながら、これ、蓋の上面が身の底面みたいに真っ平だな。蓋を身にしたらどうかな?いや、それだと蓋が小さくなっちゃうのか。だからやっぱり蓋は蓋で身は身なのか。と、身も蓋もどこにあるのかわかるようなわからないようなことを考えている。

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Atsuko
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