こむら返りからの急展開②
朝食代わりにあずきバーを食べていた土曜の朝10時、見知らぬ番号からの着信。
週末のため、仕事関係とは考えにくい。
不審に思いながら出てみると、病院の先生からだった。
「血液検査の数値が出たのですが、非常にまずいので、今すぐに病院に来てください」
ん?? どういうこと?
先生「血糖値が540もあるんです」
私「昨日、お昼を食べた後に行ったからじゃないですか?」
先生「いえ、普通の人は食後でも200に行くことはありません」
そこで初めて、ことの重大性を認識した。。
この日は、昼は鰻でも食べにいこうと思っていたのに、夕方からワインイベントに行く約束をしていたのに、なんてこった。。。。
とりあえず、ワインイベントに行く約束をしていた友人にメールをしながら、歩いて病院に向かう私。
だが、私ののほほんっぷりとは違い、先生は慌てていた。
「まずですね、500を超えるというのは、総合病院でしたら即入院です。救急車を呼ぶレベルです。意識混濁とかはありませんか?」
いや、確かにここのところ疲れやすかったよ。でも夏バテか、更年期障害の初期かなと思っていたよ。
喉も乾くけど、この暑さだしさ。飲み物を飲めばトイレも近くなるよね。
って、これらは全て糖尿病の症状だったのだ。。。
そしてトレーニングで落ちたと思っていた体重も、まさかの糖尿病のせい(泣)あの辛いトレーニングの日々はなんだったのか。。。
この日は血糖値を下げる飲み薬が処方され、「吐き気がしたら、すぐに救急車を呼んでください」と言われ、週明けに提携の総合病院に行くように紹介状を渡されて、帰宅。
もちろん、スイーツも間食も、お酒も、運動もドクターストップ。人生何を楽しみにしたらいいんだ。
解せなかったのは、炭水化物を意識的にとってほしいと言われたこと。体重が急激に減って、栄養失調状態だからなのか。
炭水化物を摂っていいということと、ことの重大性がまだわかっていないおバカな私は、当初の予定通り、鰻を食べ、ワインイベントに顔を出し(でも1杯しか飲まなかった! そして糖質が少ない赤ワインにした!)、回復したらお祝いで飲もうと、シャンパンを買い込み、家路についたのだった。
が、再び病院から電話が! 「すみません、院長から説明したいので、明日もう1回来てください」
いや「なんで今日話してくれなかったのよーー!」と思いながら、翌日の診察予約を入れたのだった。
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