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なくしたもの

幸せだとか不幸だとかは
どうでもいい。どうでもいい
ただ、貴方のそばに居られることがいい

淡い青空の下
花びらが舞い落ちるように僕は貴方に
堕ちました 全部に 何故か分からないけど

不慣れな貴方の道にいる
犬も静かにしてくれる
そんな歩く道でさえよかったの
貴方がいたから

僕は強くなれたのか?
貴方と重なる時間が恋しくなった
帰ってこない もう帰ってこない
貴方を忘れてしまいそうだ

巡り会ってから一年が経つね
貴方の「愛してる」が冷たくて
僕は温かく包み込むのに精一杯だよ

嫉妬や思い違いでいつも
喧嘩の日々だけどそんなので
弱る僕じゃないからとか
言っている自分に
悔し涙を流すことも許してくれない

強くなったつもりだった
もう一度貴方に肩寄せる時間がほしい
行かない 行けない 会いたい 会えない
忘れられない

貴方に全てをあげたのも僕が貰ったものも
「愛してる」ももう聴けなくなった

貴方のそばに居られてよかったよ
後悔なんてないし忘れようかなと思った
でも貴方も僕のことを全部
忘れてしまうのなら
今迄の時間は、貴方と過ごした日々は
なくしたとでも言うんだろうな

幸せだとか不幸だとかは
どうでもいい。どうでもいい
ただ、貴方を愛せていたことがいい

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