僕らはトトロが "見えない" のか。それとも、"見ようとしていない" だけなのか。
「大人になれば分かるよ」、「仕事してみれば分かるよ」
昔、そんな言葉を何度浴びせられたことか。
ところがどっこい、子どもには、年をとってしまった僕らには見えないモノが見える。
道端に咲く花の美しさとか、風の匂いとか。うん、他にも色々。思い出せないところが、つまり自分は年を取ってしまったってことなんだろう。
新たなことを知って、出来るようになって。そうして自分がどんどん成長している気になっている一方で、多くのものがこぼれ落ちている。
つい先日、こんな本を読んだ。ミライの授業って本だ。
14歳に向けた、そして、かつて14歳だった僕たちに向けた本だ。
いつの時代にも、「未来をつくる人」がいた。だからきみたちも、未来をつくる人になろう。
そんな語り出しで、具体的な方法を述べた本だ。
未来を変えるのは、いつも、”今”への違和感。
「そんなの当たり前でしょ」って納得しちゃう大人にはできない、まっさらな子どもが出来ること。
本からの引用だけど、「世代交代だけが、世のなかを変える」のだ。
もう一度、自分に喝を入れよう。
忙しさを言い訳にして、たくさんの違和感を素通りしている自分に。
この世界を変えたかった自分に。
そのために、今まで学校で魔法を学んできたんだから。
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