サヨナラからはじまる

勤めていた職場を先月いっぱいで卒業し、
晴れてアロマデザイナーとして
フリーの道を歩み始めた。

お世話になったひとたちには
迷惑かけちゃうなぁって気にしつつ（今も少し‥）
お別れは自分で決めたのに
実際すごく淋しく切なくなった。

だけど10月から視界はガラリと変わり、
案外 感傷的になる暇はそんなになくて、
充実した時間をよいスピード感で味わっている。

それは
これまでの人生で感じたことのない不思議な感覚で
すべての時間が鮮やかで捨てるところのない大切な刻み方。
（”捨てる”の表現はちょっと過激かな、、
社会生活の中で必ずある何かと何かの狭間の時間だったり、支配されている上で成り立つような多忙さや手持無沙汰感って意味、わたし的に。
「行きたくない仕事のために化粧をする不毛さ」とか　笑、「決められた休憩の中で時間配分を考えて過ごす焦り」「適当なランチをとりあえず食べる虚しさ」「ON/OFF切り替えの間」とか…）

今は
アロマの調合や梱包作業におもいきり集中したり、
面白そうな企画をぼんやり考えてみたり、
個人セッションのスケジュール管理などを
空白のカレンダーの中で調整出来ることが
なんともストレスフリーで軽くて、
毎日を自分で創造できるってこんなに楽しいものだったのか！と良い意味で衝撃の発見だった。

とても勇気の要る選択だったけど、
退職（というか脱社会）の決断をしてほんとに良かった。

これから大変なことが起こるかもしれないし
起こらないかもしれないし、
100歳まで長生きするかもしれないし
明日死ぬかもしれないし、
不本意にも大切なものはどんどんこぼれ落ちるかもしれないけれど。

選択した責任は自分にあるから何が起こってもいいと思ってる。
何か起こったら、
そのときの自分がどうにかするだろうとのんびりどしりと構えて。

視界が変わってきて
ちょっと落ち着いて今感じるのは、
案外、手放すって簡単なんだなってこと。

心が潰れそうなほど苦しい思いしてまでしがみつく必要のあるものってないと思うし、

楽しく生きることって、
幸せを選んでいくことって、
本来の健全な心のありかただと思うから。

手放すことを恐れず、ちょっとの勇気で人生は変えられる。
（わたしは別に、退職や転職、起業や引越、旅立ち、決別など大きな変革を推奨しているというわけではない）

サヨナラはとても怖いけど、
実際に手放してみるとそんなに世界は変わらない。むしろ凪。笑

”自分の視界が” 変わるだけ。
そこからまたはじまりだから、大丈夫。

怖くなったら、こんなものにも頼ってみて♪

忙しいのは好きじゃないけど、
大好きなアロマでカレンダーがぎゅうぎゅうに埋まるのならば、話は別。
まさに本望！いくらでも時間を捧げられます。

SUPER BUTTER DOGの『サヨナラCOLOR』は大好きな曲♡

そこから旅立つことは
とても力がいるよ
波風立てられること
嫌う人ばかりで

でも　君はそれでいいの？
楽がしたかっただけなの？
僕を騙していいけど
自分はもう　騙さないで

サヨナラから　始まることが
たくさん　あるんだよ
ほんとのことが　見えてるなら
その思いを　僕に見せて

自分を貫く事は
とても勇気がいるよ
誰も一人ぼっちには
なりたくはないから

でも　君はそれでいいの？
夢の続きはどうしたの？
僕を忘れてもいいけど
自分はもう　離さないで