感謝をするということ。

自分は人に何かを相談した時
「でももっとしんどい人なんているでしょう
例えば〇〇とかさぁ~」
みたいに言われることが多く
また、周囲から
あなたは恵まれていると言われることが多かった。

みかねたとある人からは
「とりあえず1日1回ありがとうと
誰かに言うことから始めてみれば?😮‍💨」
と言われる始末でした。

この頃の自分は、
感謝をすることに対してとても理想を抱いていて
感謝をするのはとても素敵なことだし
それが出来ると生活は豊かになるだろう。
にも関わらずそれが出来ない自分って…
と思っていました。

今の自分が思うこととしては
感謝をすることは確かに素敵ですが
あまりにもそれに囚われすぎてると
かえってしんどくなってしまうと思います。
「衣食住足りて礼節を知る」
ということわざもあります。
個人的な意見ですが
衣食住は勿論、精神的にも健康でないと
感謝をする余裕は生まれにくいと思います。


そして、この世の中の人全員が
見返りを求めずに周りの人に親切にできる
というのであればまだしも
必要以上に見返りを求めてくるような人も
いるのも事実です。


そんな人に感謝したいかと言われると
答えに困ります。

このように考えてみると
「もっと周りに感謝しないと…」
という思いに囚われているのが
とても滑稽なことだと思いました。
単純に、自分が感謝したいな
という気持ちになったら
感謝するで良いのではないでしょうか。


繰り返しになりますが感謝をすることは
感謝をされる側は勿論
自分自身も温かい気持ちになれるため
素敵だと思います。
感謝をしたい気持ちになったときに
感謝をすると良いのだと思います。

ですが、先程もお話をさせてもらったように
精神的にも健康でないと
感謝する余裕も生まれにくいのも事実です。

そのような時は
感謝をする一歩手前である
受け入れるということに
意識を向けてみると良いのだと思いました。


例えば、
「〇〇をしてもらって、感謝をする。」
というよりは
「否定も肯定もせず
〇〇をしてもらったという事実を受け入れる。」

という感じです。

はっきりとした根拠はないのですが
自分がそれをしてもらったことによって
どのような感情になったのかは一旦置いておいて
ただ、それをしてもらった事実を受け入れる
というのはとても大切なことだと思いました。

このようなことを繰り返していくうちに
心に余裕が生まれると
感謝の気持ちも生まれてくるかもしれません。


でも、生まれてこなかったとしても
大丈夫だと思います。

それは、必要以上に見返りを求めていた等
相手側に原因があるのかもしれませんし

単純に、自分が感謝をしたい時に
感謝をすると良いだけのことですしね。



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