YouTube依存症を克服する7つの方法
YouTube依存症を克服するために色々と自分なりに試行錯誤を繰り返したので、その中で効果のあったものをまとめました。
1. アプリをインストールしない
これは結構実践している人も多いと思いますが、YouTubeのアプリはぬるぬる動きすぎて、一瞬でYouTubeの沼に入って抜け出せなくなるので、とりあえずアプリは絶対に入れないようにした方がいいと思います。とはいえブラウザからは見られるので結局ブラウザから見ちゃうんですが、アプリよりは使い勝手が悪いので、ちょっとだけ依存症の対策になってくれます。
2. ブラウザにブックマークやショートカットを作らない
ブラウザからYouTubeを見だしたら、今度はYouTubeをブックマークに登録したくなります。ただしそうなった場合、ホーム画面からYouTubeに2タップでたどり着いてしまうので、非常に危険です。そのためブックマークは作らないようにするべきです。また、何度もyoutube.comをURLに直打ちしていると、ブラウザが気を利かせてYouTubeのためのショートカットを自動で作ってくれたりします。これも非常に危険なので、出てきたらすぐに削除するようにした方が良いです。
3. 画面を白黒にする
これはかなり効果的な方法だと思うのですが、画面を白黒にするというもので、これをするだけでYouTubeやその他のアプリ、が一気につまらなくなります。iPhoneだと「設定」->「アクセシビリティ」->「画面表示とテキストサイズ」->「カラーフィルタ」をONにすると白黒になりますし、Androidは「設定」->「開発者向けオプション」->「色空間シミュレート」->「全色盲」にチェックを入れると、画面が白黒になります。非常にオススメですが、周りの人から若干変な目で見られますので、そこだけ注意してください。
4. トップページを避ける
一説によるとYouTubeの動画のほとんどは、トップページから流入するそうです。私の経験的にもYouTubeを開いた瞬間に、魅力的なサムネイルに惹かれそのままYouTubeの沼にハマって抜け出せなくなったことはよくあります。逆に言えば、トップページさえ見ないようにすれば、YouTubeの沼に落ちる頻度は激減するとも考えられます。なので、常にトップページを見ないようにする、と言うことを意識するとYouTubeの沼にハマることはかなり減ると思います。具体的な方法は5と6で説明します。
5. 目的無くYouTubeを開かない
トップページを避けるために最も重要なことは目的無くYouTubeを開かないことです。何となくYouTubeを開く、とその瞬間にトップページのサムネイルが目に入り、YouTubeの沼に落ちます。じゃあもしどうしてもYouTubeを開きたくなった場合はどうしたらいいのか。個人的にはIf thenプランニング、と言う方法が一番効果的だと思います。これは、YouTubeを開きたくなったら、何か別の面白いことに置き換える、というものです。例えばYouTubeを開きたくなったらNetlifxでアニメを見る、YouTubeを開きたくなったらSpotifyで音楽を聴く、YouTubeを開きたくなったら本や漫画を読む、みたいに、より依存性の少ないものに置き換えることで、徐々にYouTubeを開きたくなる衝動を抑えるというものです。これはYouTubeの依存度が高い方にとっては、言うは易く行うは難しで、かなり大変かも知れませんが、徐々に慣れてきますので、ぜひ我慢して続けてみてください。
6. 検索をする時はYougleを使う
具体的な目的を持ってYouTubeを使う場合は、基本的に検索機能を使うはずです。パスタの作り方を調べたいときには「パスタ 作り方」と検索する必要があります。つまりこの検索の手順において、トップページを見ないようにすることができれば、YouTubeに依存することなく、YouTubeの便利な側面を生活に取り入れることができるわけです。ただし現状YouTubeで検索しようとすると、同時にいろんな情報が出てきてしまいます。理想を言えばGoogleのようなシンプルな見た目でYouTubeの検索ができれば最高です。と言うことで良いアプリがなかったので自分でYougleというアプリを作ってみました。とは言ってもYouTubeの動画をGoogleみたいに検索できるだけのアプリになります。このYougleを、動画の検索時に使用することで、かなりYouTubeの沼に落ちる頻度が減ると思います。ぜひYougle使ってみてください。またもしYouTubeを使う目的が検索ではなく、登録しているチャンネルのチェックなどの場合、これもトップページを避けてそのページにいく必要があります。なので例えば直接youtube.com/feed/subscriptionsとURL欄に入力するか、適当にYougleで検索して登録チャンネルボタンを押すなどすると良いと思います。ただし、登録しているチャンネルは依存性の少ない動画にしておかないと、沼に入る可能性が高くなりますので注意してください。
7. お金を払ってでも見たいかを自分に問う
その上で、最後の沼として、関連動画、があります。ここはトップページと比べるとはるかに落ちにくい沼になっているとは思います。というのも関連動画は名前の通り、検索している動画の関連した動画が出ます。例えば、全然関係のない面白そうな動画、ではなく、同じパスタの作り方が出ることの方が多いということです。つまり関連動画では必要な情報のオススメが出るだけで、無駄な情報は出にくくなっているわけです。とはいえ、たまに関係の無い面白そうな動画が出たりします。この時の対処法として有効だと思うのが、その動画を見る前に、この動画はお金を払ってでも見たいかを自分に問う、というものです。一説によるとYouTubeは、サムネイルのクリック率と動画の視聴維持率が高い動画、をオススメするようにできているそうです。つまりYouTubeは、オススメする動画の価値は一切保証しておらず、オススメする動画が、釣れるサムネイルと結論を最後まで先延ばしにした動画になっている、なんてことも往々にしてあるわけです。人生は有限なので、そのようなジャンクな動画に時間を費やすよりも、何人もの大人が何年もかけて作った作品を見る方がよっぽど充実した時間になるのではないでしょうか。ただし充実した時間というのは人によって違います。一人のYouTuberさんが作った動画でも、価値がある動画はたくさんありますし、特定の人によってその価値は違うはずです。そこであなただけの指標として、お金を払ってでも見たいか、を自分に問うことで、この動画よりもNetflixのアニメを見る方が充実した時間になるな、みたいに気づき、YouTubeの沼に入るのを踏み止まることができるようになります。
まとめ
以上7つを利用することで、YouTube依存症がかなり防げるんじゃないかなと思います。「見たい」と「好き」は違います。依存症の方はぜひ、YouTubeを好きだと思えるように、適切に生活に取り入れてみてください。きっと充実した人生になるはずです。