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知らない人とご飯を食べる【コミュニティディナー】に参加@東松原/はぐくむ湖畔

毎週金曜19時、東松原駅近くで開催される【コミュニティディナー】に参加してきました。


コミュニティディナーとは

今日はどんな料理が出てくるのだろう?そして、今日はどんな人たちと同じテーブルになるのかドキドキする。はぐくむ湖畔のディナーは北欧デンマークのアブサロンの様な、一期一会の出会いや語らいを楽しむコミュニティディナーです。

はぐくむ湖畔  https://hagukumu.co.jp/services/342/

参加者は当日顔を合わせるまでわかりません...!!ただ、ご安心を。コーチングに精通したファシリテーターが、参加者がリラックスできるようサポートしてくれます。

料理にもこだわっており、無農薬野菜や自家製発酵調味料など、旬の食材を使った食事を楽しめます。

コロナ禍以降、独りでの食事(個食)になったり、日頃慌ただしく食べてしまいがちな食事。誰かと食卓を囲み、団欒しながら味わう夕食は、まさに豊かなひとときです。


コミュニティディナーにおける場(当日のイメージ)

  • 1開催 Max15人 +a(ファシリテーター等)

  • 1グループ 3〜4人 ほどで座ります

  • ファシリテーターのもと、自己紹介などを進め、コミュニケーションを始めます

  • 料理を楽しみながら、ファシリテーターが用意した”問い”をもとに対話を深めます

※事前申込・支払い制 大人3,500円(税込) 子供1,500円(税込)
※ドリンクは当日注文、別料金

僕が参加した日 2024/12/20

19時より前に到着した僕は一番乗りで、設営のお手伝いもしつつ、ファシリテーターをされるであろうスタッフとキッチンの方とお話しながら参加者を待っていました。参加者は本当に毎回違うそうで、大学生が多いときもあれば、年配の方や仕事をバリバリされている方など様々だそう。本当にその日にならないと分からないのだそうです。
10分前頃からぞろぞろと参加者が入ってきました。月に1回は来る常連の方も、僕のように初めて訪れる方いました。

まず、名札に名前と最近の自分のトレンドを書いて胸元に貼ります。そうこうしていると自然と「はじめまして〜」と、ポツポツと声がしてきて、ファシリテーターが何も言わずとも勝手に会話が始まりました。
19時。
ファシリテーターの方が挨拶をされます。コミュニティディナーとは何かの説明と、流れについて。料理は[前菜・メイン・デザート]の3部構成で、その都度席替えを促すとのこと。そして、前菜ができるまでのあと数分、同じテーブルの4名と名札を使って話します。

呼ばれたい名前、最近のトレンド、それとなぜこのコミュニティディナーを知り参加したのか。

ある人は常連で、お子さんが成人され自由になったお母さん。ある人はドイツで仕事中で一時帰国しているお母さん。ある人は休学中の大学4年生の男の子。僕は仕事で徳島から来たフリーランス。
そんな4人でのテーブルでした。 知ったキッカケは様々で、それこそ常連の方は家が近くだったり、「コミュニティ 食事」で検索したら出てきたり、「デンマーク」の「アブサロン」を知って調べているうちに日本でもしていることを知ったり、と。僕は友人の友人が元はぐくむ湖畔の職員で紹介してくれました。今も時々手伝っているそうで、今回はその子がキッチンで料理を作っていました。

🙋‍♂️(ファシリテーター)「前菜が出来たのでテーブルから2名、取りに来てくださ〜い」
と号令が入った。
すかさず僕は手を上げ、「お姉さん方は座ってて!」と言って学生と料理を取りに行きました。
前菜は、生姜のコロッケ・サラダ・お芋と人参のオイル焼き。

どれも絶品。

話は盛り上がり、それぞれがなぜ今ここに行き着いたのか(仕事や住んでいる場所などの人生レベルで)を話しました。(プライベートなことなので割愛🫶)
ーー約30分後ーー
🙋‍♂️「メインが出来たそうです。席替えをします!席を離れる人2人、残る人2人に別れて、残る人が料理を取りに来てくださ〜い」
メインはアボカドマグロ丼と鶏ハムのネギソース添え。

そしてまた自己紹介。でも2人ずつの移動なので、新しくお話を聴くのは2人から。ある種、さっき話した味方が1人いるので安心して話せます(お互いに話を補足し合いながら)。
次同席したのは、元カウンセラーで今はIT関係の女性。看護師で来年度は大学に入学予定の女性。残ったのは休学中の大学4年生と僕、の4人のテーブル。
先ほどと同じように、なぜ来たのかを話しつつ、今度はお仕事の話に。

カウンセラーからのなぜIT!?
看護師さんがなぜもう一度学び直すの!?
休学の目的や実際何してるの!?
etc…

ほんとに多種多様な話になります。

ーー約30分後ーー
🙋‍♂️「デザートが出来たそうです。先ほどと同じように、席を離れる人2人、残る人2人に別れて、残る人が料理を取りに来てくださ〜い」
デザートはシフォンケーキ。

席替えと配膳を行い、最後のクールになりました。
ここでファシリテーターが、
🙋‍♂️「皆さん、デザートが運ばれ、最後の席替えとなりました。また、本日のコミュニティディナーは年内最後となりました。師走の忙しい時期で、ご家族や大切な方と過ごすような時期に、ここにこうして集まっていただきありがとうございます。でも逆に、新鮮で新しい年を迎えられるかもしれませんね。ではここで一つ、お話いただきたい問いを皆さんにお伝えします。今回の問いは、『今年感謝したい人・事』です。いろいろと思い出しながら、感謝したいことをお伝え下さい。」

と。
自己紹介も早々に済ませ、問いを話題に話していきました。

同席した4人の感謝したい相手は、親。独立するのに背中を押してくれた人。今年新しいチャレンジを一緒にしてくれた人。飼っているペット。
ほんわかする話の中に、本音や芯を食った話が盛り込まれていました。

そしてクロージングに。
片付けをみんなで行い、飲んだドリンクのお支払いを済ませて解散となりました。


参加した感想

月並みな表現かもしれませんが、

『良かった』

これに尽きました。

正直、僕は大人数での食事を好みません。
Max3人が限界です。笑
しかし、HPにも書いてあるようにファシリテーターがいます。「ファシリテーターがいるからいけるだろう!」のノリで行ってみました。

はぐくむ湖畔さんが仕掛けたことと言えば、開催(毎週)準備と料理とファシリテーション。大きな仕掛けがなくとも、ここまで満足度の高い時間になっているのが驚きでした。

また、話す内容に学びがあるのももちろんですが、一番は繋がりができたのが大きかったです。たった一回の食事ですが、ファシリテーターの元、良い問いと美味しい食事が僕らを繋げてくれました。そもそもこのような回に参加される人は、お話が好きだったり、誰かとつながってみたかったり、それこそコミュニティに入ってみたかったり。そういう気質なのかもしれません。
でも、僕のような徳島から来た人でも、ドイツから一時帰国した人でも、子育てを終えたお母さんでも、集まりたいんだな、と思いました。

この世には本当にいろんな方がいます。まだまだ知らない世界があります。
少し自分を変えたい。少し誰かと話してみたい。美味しい料理を食べたい。
理由は何であれ、誰かとご飯を食べること。それが大切な方で美味しい料理ならなおのこと。そんな時間が何よりも大切なのではないか、そう感じた2時間でした。


コミュニティディナーについて

はぐくむ湖畔 note

はぐくむ湖畔 HP


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りゅうちゃん
すごい勇気をありがとうございます。