子育てを始めてから知った世界線
息子が生まれて5回目の誕生日を迎えた。とてもめでたく、改めて大切な日だと感じる。
大切過ぎる生命体を守りながら生きていると、独り身の時には気づかなかったことが気になるようになった。
ベビーカーを押すようになってから、地面のガタガタが気になるようになったし
エレベーターはいつも遠いところにあるな・・と思ってみたり
悪天候が続くと親子共々フラストレーションMAX!
心も大雨ですよ。
単身の時は、天気なんて悪かろうが人生にはあまり影響はなかった。
色んな試練があったし今もある。
子育てはもちろん大変で・・・・
ただそれと引き換えに、心温まる場が圧倒的に増えたなと今は思う。
この2つが上手くバランスを取り合って充実したものになるのかもしれない。
一つの温まる場は、ママ友界。
勝手なイメージで恐れていたママ友付き合いだが実際は違った。
ママ友が増えていく度に、深まっていく度に、このコミュニティに支えられている。
友達というか、同志。
同じ時期に同じ時間場所で会うのが日課で、その日課の「挨拶」に救われる。朝は「今日も頑張ろう」って思えるし、お迎えの時は「今日も頑張った」と思える。
育児によって新しい温かい場所を見つけたのである。
場所といえば家庭。もう一つ温まる場所が。
「家族」というのはそれぞれ色々あって・・・
良くも悪くも色々一緒に共にする場所。
家庭では自分の弱い姿をも丸出しにし合って過ごす。
この場所のおかげで、弱音も受け止めて前に進む事が出来る。
家族ができたから出会った世界も、大切に生きたいなと思う。
5歳になった息子はオリジナリティー溢れる表現方法をする時がある。
この前は、夕飯を食べている時にモグモグしながら、
「味が聞こえないなァ・・・・」
とボヤいていた。
薄味と言いたかったのだと思うが、さすがにアーティスティックが過ぎる。
この独自な表現方法には彼なりの「受け取り方」が存在しているのかもしれない。
多動さんなお友達のことを「○○ちゃんは好きなことが多いんだよ」と表していたことがあった。
媚びても無く、見下してもいない、彼自身の受け取り方の位置がとても良いなと思った。
人との距離感も個性の受け取り方も、どちらも見習いたいと思う出来事だったな・・・
こんな事を書いていたらあっという間にお迎えの時間。
今日も苦手分野LEGOを一緒にやらされるのである・・・
とほほ・・・・
何事も経験・・・経験・・・;;