コーヒーを淹れるときに流す音楽とセルフイメージと自己肯定感の話
コーヒーにお湯を落とす時間は、瞑想に似ています。
落ちゆくお湯、膨らむ豆、チロチロと流れ行くコーヒーの音という「今」に意識を集める行いは、瞑想の本分そのものだからです。
しかし、瞑想ばかりでは芸がないので、最近はコーヒーを淹れるときに音楽を流したりしています。
適切な音楽はない、が・・・
ではどんな音楽がいいのか?
結論を先にいうと、なんでもいいと思います。
というより、最適なんて決められないです。人それぞれ。
コーヒー豆はどの煎り方が最善か?と聞くのと同じ。
意識すると気分が上がる共通するポイントは、ある
ただ、「こういうふうに意識すると、気分が上がりやすいんじゃない」というポイントは、あります。
それは、コーヒーとともにある「なりたい自分像」をイメージできるか。
正直、コーヒーも音楽も脇役なんです。自分を盛り立て、演出するための小道具に過ぎません。
コーヒーを片手に佇む自分は、どんな雰囲気でどんな顔をしているのか。
その自分の雰囲気を演出する音楽は、どのようなものが良いのか。
これらは、自分で決めることであって、誰かに決めてもらうものではありません。
コーヒーも音楽も、自己肯定感のため
朝コーヒーを淹れる、そのときに音楽を流す。
目的は、コーヒーを飲むことでも、音楽を聞くことでもありません。
1日のはじめに、自己肯定感に包まれながらスタートを切ることです。
「これから仕事か、今日は重いな」
という気分でも、自分に自信がある状態、自己肯定感に包まれた状態なら、
「まあ自分ならなんとかできるよな」
という気分になれるものです。
この違い、仕事の生産性にも結構影響するんですよ。
まとめ
ぼくにとっての朝コーヒーは、リラックスするためのものであり、仕事に向かうスイッチを入れるものです。
そこに音楽が加わると、なんと自己肯定感を得るためのツールになってしまう、と。
コーヒーっていいもんですね。
今日も良いコーヒーを。