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私の今年の漢字は、二年前と同じようです。

私の2021年を表す漢字は【挑】

2021年は相変わらず例のウイルスの粘り強さのおかげで、多くの人にとってまたもや激動の一年だったと思う。

私も例に漏れず、カレンダーを見返すと「あれ、これも今年だったっけ?」と疑ってしまうくらいには、意外と長い一年だった。


今年の出来事とは信じがたいイベントはいくつかあるけれど、

例えば、二回目の就職活動。

昨年の9月に就職を一年遅らせることを決め、2021年の前半戦は就職活動がメインだった。

でも、一回目の就職活動とは違って、やってみたいことが決まってから取り組む就職活動はとても実りあるものだった。

23年の人生の中で、初めてちゃんと自分で【決断】できたのは、就活中支えてくださった内定先の人事の方々のおかげ。

何度も泣いて、頭が壊れそうなくらい悩んだ結果、震えながらポストに内定承諾書を投かんした日のことは今でもはっきり覚えている。

「正解を選ぶのではなく、選んだ道を正解にする。」

今後の人生の道しるべとなる、大切にしている言葉だ。


もう一つ【挑】の例を挙げるとすれば、二度の転職活動。

就職は遅らせたものの卒業はできたので、大学4年の10月にインターンシップを始めてからというもの、私は今もずっとフルタイムで働いている。

初めてのインターンシップで、働くスタイルのベースを叩き込んでもらったおかげで、今では「○○やってもらってもいい?」と上司に言われたときには間髪入れず、自信の有無にかかわらず「はい、やります!」と言えるようになった。

(初めのころは仕事に自信がなさ過ぎて、「うーん、できるか分からないけれど、やってみます、、」みたいななめた態度だった。笑)


このインターンシップに慣れてきた頃、ちょうど就活も落ち着き、高校生くらいからの「英語を使って働きたい」という目標を達成したいという欲が出てきた。

でも、経験もスキルもないし、このインターンシップをやめたら来年の四月まで新しい職がなくてニートになるかもしれない、、となかなか踏み出せなかった。


そんなとき、同じ職場の大先輩にこんな言葉をもらった。

「どんな人生を送りたいか。どんな人間になりたいか。もし自分の現状が、この質問の答えに一致していないのであれば、リスクをとっても今すぐ行動に移すべきだよ。時間は無限にある訳じゃないからね。」


これをきっかけに、私は5月末で7カ月お世話になったインターン先を退職し、就職前に、人生初の転職活動を始めた。

正直、打ちのめされることも多かった。

「この経験だけで、期間が限定されているとなると、あんまり紹介できるお仕事はないかもしれないですね。」

とあっさり冷徹な言葉を吐かれることもしばしば。


結局この時は、ご縁があった日本と海外の合弁会社で2カ月働かせてもらえることになった。

社内のやり取りは基本的には英語。オフィスでは英語が飛び交う。

仕事内容は日本語が主だったけれど、夢だった環境にとうとう身を置けたことにとってもワクワクした。と同時に、行動すれば夢は叶うんだ、と自信にもなった。


上記の契約期間が終了した後の二回目の転職も何とか成功し、今は【IT ×英語】という、将来自分が武器にしたいスキルを磨くのに最適な環境で働かせてもらっている。

海外のお客さんとのメール、オンライン会議、資料の英訳、などなど。


仕事で英語を使うという夢が、まさか本番の就職以前に実現できるなんて夢にも思っていなかったので、たまにふと我に返り「え、最高なんだけど。」となっている。


それ以外にも、新たにヨガを始めたり、初めて友人とサウナに行ってみたり、ワーケーションをしてみたりと、プライベートでも新しいことを積極的に取り入れてみた。

長くなったが、コンフォートゾーンを抜け出す怖さを何度も乗り越えた2021年はそんなわけで、【挑】という漢字がぴったりだ。


2022年はいよいよ私にとって、本当の再スタートの年。

新しい仕事、新しい場所、新しい人。

嫌でも乗り越えなければいけない壁が立ちはだかりまくっているだろうけれど、大丈夫。できると思う。そして何より楽しみが勝っている。


ちなみに、2019年も私は一年間を一言で表すと【挑戦】と言っていたみたいなので、結局毎年のように何かに挑んでいるらしい。

この数年は山あり谷ありだったけれど、挑戦を恐れない精神を抱き続けている自分を、今日くらいは褒めたいと思う。


更なる飛躍に向けて
周りの人への感謝も忘れずに
まだまだ歩み続けよう。

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