夏と君へのアンチテーゼ
どんなに頑張っても一向に良くならない顔とか身につかない学力とか、
いじらしくて憎らしくてそれでも大好きな人との関係とか。
余計な思考が捗るのは夏のせいにするしなんとなくずっと切ないのは君のせいにする
本当は全部押し付けちゃいたいの
でも中途半端に優しい私はそれすらできなくて、また同じ夏、同じ君
出会ってから3回目の夏
心ばかり交わらせて
変わらないね、私達
自分から傷つく道を選ぶことはおそらく優しさで
そしてそれは立派な愛で
あぁ私、やっぱり君が好きみたい。愛してるんだ。
誰よりも嫌い。誰よりも憎んでいるよ。
だけど誰よりも好きなの。誰よりも愛してる。
出会ってから3回目の夏
どろどろに溶けて交わることができたなら
変われているよね、私達