寄り添って老後
久しぶりに沢村貞子さんの著書を読みました。
このところは人の意見に一喜一憂し、
彼と出会った頃の気持ちを忘れていたのかも。。と少しばかり反省。
だいぶ気持ちが回復して、初心に戻ろう!と思って図書館で借りてきました📚
真摯にこういった本に向き合うには気合いが必要なのでね😤
女優の沢村さんが、仕事を片付けてから、夫の大橋さんの一言で葉山に移り住むまでの経過や、高齢者夫婦での生活が書かれています。
大橋さんの後書きにある
「知ることの深さは愛することへの道」
「これは少年時代の私に、『小説はあせって書くことはない。人情の機微が体験的にわかる三十歳を過ぎてから書けばいい』とすすめて下さった恩師の石丸梧平氏の言葉である。」
この一節が本当に好き✍️✨
結婚生活って、育った環境の異なる2人が妥協したり、譲ったりしながら2人のかたちを作っていく作業で。
その中で必要不可欠なのが
「話し合い」
でも、そのために必要なのがこの、
相手の言葉の背景を深く知っていく、その作業を歳を重ねても怠らない
ということではないでしょうか。
これから始まる30代の、心の指針にしたい🌸
自分なりに体現、体得していきたい🌱
「知ることの深さは愛することへの道」
できればいつか、書道でこれを書いてみたいな。