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ソニータ

希望なんてみえないような、自分が人であることを忘れなければならないような世界のなかで
生きる希望や目的を失わず、『人間』で居ることをやめない。
怒りを隠さずに、違うと感じることをまっすぐに「おかしい」と言葉にする。

『ソニータ』を観るすこし前に、『ラーゲリより愛を込めて』を観た。現代と戦時中、希望を失わずに闘う2人の姿がわたしの中で重なった。

"正義"という言葉を使うのは私にとってちょっと難しい。人それぞれ正しいと感じることが異なるから。しかし、映画を観て正義とはこういうことなのではないかと思えた。"普通"や"あたりまえ"に溢れる中で強い意志を持って声をあげ、行動できること。

自分の正しいと思うことを貫けば、批判する人もいるだろうけど、強い意志と自分の感じることに嘘をつかないまっすぐな言葉や表現は人を動かす力がある。映画を観てそう思った。


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