突然ですが、介護終了してもいいですか?
「ケアマネと関わりたくないので、次の日曜日で介護支援を終了させてください」
ある金曜日の夜、届いたショートメールにそう書かれていました。
当時のケアマネは、包括支援センター(THE 役所)が管轄でした。会社携帯はなく、17時以降は時間外、もちろん土曜日は連絡が取れません。それで金曜夜にコレです。確信犯??
契約、銀行、全部対応済み。しかも契約して1ヶ月も経ってなく、次の対応者もいるはずありません。
経緯はこちらです。
ヘルパーが「母の介護等級変更」を提案。
ケアマネは「主治医の承諾後に申請する」と回答。
ヘルパーは障害者同行支援制度を使用し、母に付き添い医師へ依頼すると提案(母は障害者)。
ヘルパーが医師に提案するも、主治医は別の科の方だった。
ヘルパーが「主治医に伝えて」と依頼。それを「承諾」と解釈。
ケアマネは主治医承諾未だなので申請は行わず。私もそれに同意。
ヘルパーから「申請してない!」「Kさんも同意って何?」と怒りの電話。
「伝言は承諾ではない」と伝えるが、「それは違う!」ヘルパー激昂
ケアマネに確認をと促すも平行線
ヘルパーから「騙された」「支援できない」のメールが届く
チーン。一般企業じゃ考えられません。
ただ、一見ヘルパーが悪いように見えますが、ケアマネ側にも原因はあります。
このヘルパー手配は、通常フローとは異なっていました。当時、ケアマネから「ご自分で」と言われ、混乱状態の中、某方から紹介された事業所でした。
介護プランは、私とヘルパーとで決めました。介護保険認定後、ケアマネがこのプランに乗っかったのでしま。ケアマネはヘルパーに事業条件を確認していませんでした。
お互いの話が食い違うので、私たちは大混乱です。それで私が仕切り直しを全員に提案したのでした。
何で介護を受ける側が体制管理してるんだ?
この頃、ケアマネって何?と思ってました。
それはヘルパーも同じでした。
実はヘルパーの前職はケアマネで、同行支援制度の情報提供は彼女です。だからこそ、このケアマネに不信感を感じていました。
とは言え、突然終了はないっ!
当時、ヘルパーさんたちと話をすると、社会経験が少ない印象です。だからか分かりませんが、一部、仕事に対する考えが違う方もいました。
ケアマネには正式に苦情を伝えました。ただ、私のようなトラブル、実はそう珍しくはないのです。
こちらに非は無いのに、ヘルパーとケアマネとの齟齬による契約不履行でも補償はなく、サービスクオリティを上げるための評価もなければ、そもそも行政管理ですから競争はありません。
だから事業所紹介パンフレットには適用制度のみ記載で、事業所の特徴などがないんです。民間と大きく異なります。
業界自体、ブラッシュアップしにくい構造なのかもしれないですね。優先すべきは税金。利は悪なの?の介護、世知辛いです。