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『三日月とネコ』を観た。

◼︎あらすじ
熊本地震をきっかけに出会った同じマンションに住んでいた書店員の灯、精神科医師の鹿乃子、アパレルショップ店員の仁は意気投合し、やがて共同生活をすることになる。年齢も職業も境遇も違う3人だが、共通しているのはみんなネコが好きなこと。
「普通ではない生活」をしている今の暮らしが一番好きという灯、「ふたりといる今が一番マトモ」だという仁、他人と暮らすことに抵抗があったものの「今とても安定している」と思っている鹿力子、3人とネコとの共同生活は、大いに癒され、それぞれの心の拠り所となっていた。

地震をきっかけに3人と2匹の生活が始まって、
かわいい猫様映画なだけかと思ったら
全然違っていて、
思ってたよりもずっと優しくて
涙が止まらなかった。


全ての色合いが
淡くて切なくて愛おしかった。

可愛い猫が涙の合間に居てくれて、
わたしずっと涙が止まらなかった。
幸せな場面でずっと、涙してた。
へんてこな関係性を
受け入れてくれるひとたちが居れば
絶対に生きていける。
羨ましさしかない。
羨ましさに涙したのかもしれない。

あんな出会い、落ちてないかなぁ。
あれがあれば生きていけるのに。
誰かに捨てられたわけじゃないんだけどな。

「わたしなんか」という言葉を
救ってくれるひとが居る。
それだけでものすごく良い。

とてもとてもとても好きだった。
最近、優しい映画に
涙が止まらなくなる。
みーーーーんな、優しかった。
ごはん美味しそうすぎるし、
インスタにもちゃんと
レシピ載せてくれてる。優しい。

三日月、美しかった。
まゆげ、可愛かった。
フーとギーも可愛すぎてた。

書店で働くことに憧れを抱いていたことを思い出した。


花火をして、線香花火が出てこないのも好き。


最近、🏳️‍🌈系の映画がとても多いけど
全てを肯定してくれていて、
誰も否定も疑問視もするひとがいなくて
本当に終始優しい映画だったな。

わたしたちの部屋から見える
この街はあたたかに
かざらずにいられたなら

明日を透明なものに変えていく

途切れながらつづく日々
どんなかたちも愛を知るの
それは今、ここに降る魔法
欠けてみえても まだ
満ちていく途中だよ

ほむかみ主題歌もとてもよかった。

欠けてるんじゃない。
満ちる途中だよ。

責任は、
自分を少しでも楽しくするために課すもの。


すきな言葉がたくさんだった。
わたしにはない言葉たち。

生きづらい世の中だけど
どこかで誰かに拾ってもらったり
たまには自分で拾ったりしながら
生きていかないといけないのかも。

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