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少し前のはなし。:24,25歳

シェアオフィスの仕事はなんだかすごく楽しくて、いろんな社長の話聞けて、いろんな夢を持った人たちと関われるってすごく貴重な仕事だなぁと思いながら、仕事への不満は何もなかった。けど、会社はそうじゃないんよなぁ…

3社目に入社して半年経つと、派遣さん含めてもう14人辞めて行った。最速記録は2日出勤して飛んだ人もいた。その原因は、ラスボス敵存在の支配人が横柄すぎて横暴すぎて気分屋過ぎるから。半年も居れば扱い方も気に入られ方もわかるようになるけど、どうしたらあんな人間が出来上がるのか…どんな人生歩んできたのか謎すぎるような人だった。もうこの人には付いていけないなぁと思っていた時に、新しく出来るシェアオフィスの方に異動しないかという話を貰い、それに乗ってみた…けど、驚くほどに”何も”決まっていなかった。「枠組みだけ決まっている運営」なのに、シェアオフィス事業に携わったことのない人たちだけで構成された上の人たち。その下に何も知らずに就くことになった新人5人と経験者の私。どうなってしまうんだ~という恐怖の中、誘ってくれた上司の人が辞めていった。モチベーションガタ落ちで、救いがなくなってきた頃…シェアオフィス事業をもっと安定した会社で行っている企業を探してみることにした。「シェアオフィス」と検索すると割と上の方に出てくるようなところを見つけ、応募してみるとやはりすんなりと進み、早くも人生4つ目の会社が決まったのです。

2020年3月から入社予定で、1月に3社目を辞め、2月が丸々自由な時間になった。普段できないバイトをしてみたけど時間を持て余して、興味本位でTinderに登録してみた。ものすごくご近所さんの2個下くんと出会ってしまい、お互い暇な日に会ってみた。すごく居心地が良くて、食の好みも、趣味も合って、相性も良いひと。

そして、年上彼女と同棲中。

そのことは何度か会った後に知ったことで、知りながらも何度か会ってしまった。彼にとっても、私にとっても、ただ都合良く会って、時間潰して、寂しさ埋めてくれるような存在だったのだと思う。でも心が痛くなって、もう会えないって言ってブロックして全部消した。なかったことにした。やっぱり、何も生まれなくて、ただ、寂しさが増しただけだった。
新しい職場での仕事が始まり、なんとなく生きる毎日。でもやっぱり寂しくなるからマッチングアプリで誰かと連絡取って、たまにご飯に行った。そして承認欲求を満たしていくだけ。そんな日々をただ繰り返してた。

こんなはずじゃなかったはずなのに。

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