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映画録vol.10 「きみの色」


おはようございます。


さて、先日ファーストデイでみたこちらの映画の感想を今日はまとめていきます!


「きみの色」という作品。


この映画を見ようと思った理由は、予告で流れてくる映像の繊細さと色彩美、そして出てくる登場人物たちの透明感のある声に惹かれるものがあったから。


こっからはネタバレ含めて、感想述べてゆきますので、いつものように各々に読むのお任せをいたしますっっ。


では!




いつものことながら、まずはあらすじ。

■あらすじ・ストーリー
高校生のトツ子は、人が色として見える。ある日、トツ子は美しい色を放つ同級生の少女・きみと、街の片隅の古書店で出会った音楽好きの少年・ルイとバンドを組む。誰にも言えない悩みを抱えた彼らは、離島の古い教会での練習を通して徐々に心を通わせていく。

映画ナタリーより引用


主人公のトツ子のように、人がまとうオーラが色で見えるのって、私もなんだかわかるような気がするんです。



スピリチュアルじゃないと思いたいんだけど、私もね、一瞬だけ見えてくる時があります、ほんとに一瞬。笑笑



あ、元気の良いこの友人はみかん色だなとか、この方はめっちゃクールで落ち着いてるからネイビーかなとか…!



ほんと、なんとなくです!!笑笑



友人や家族、すきな人、芸能人とか、私が惹かれる人たちって、純粋な、澄んでいる色をまとってる人が多い気がします。笑



だから、トツ子が惹かれた人が、すてきな色を纏っているっていうのは、なんだか私まで嬉しくなってしまった。



そんな主人公のトツ子が惹かれた色を纏っている、きみちゃん、ルイくんと、古本屋でのトツ子のとっさに出た一言からバンドを組むことになるんだけど笑、


ピュアな3人が集まって長崎の五島列島の教会でバンドの練習をするシーン、みんな楽しそうで、もしそんな世界があるのなら、わたしもリズム感壊滅的だけど、盛り上げ役として、カスタネットとかで練習に参加したい。


ただ、その一方で、高校生という立場ならでは将来の悩みや、やさしい嘘が交錯していたり、3人とも3人なりの悩みを抱えていて。


それぞれの壁にぶち当たったときに、なんか胸がきゅーって苦しくなる場面もあるんだけど、それぞれの悩みに寄り添う仲間たちの「大丈夫だよ!」「頑張れっ!」っていう言葉と、それに向き合う姿勢に救われる。



そして
新垣結衣さん演じるひより先生の言葉は、光のようにすごくじんわりと心に響くのであった。



「私たちは何度でも歩き直すことができるのです」


また、音楽という観点からは
ルイくんの演奏するテルミンっていう楽器を、のだめカンタービレ以来久々に見かけることになるのですが、これがたまらなくすてきです。


あとはトツ子作曲の「水金地火木土天アーメン」っていう渾身の一曲もPOPなかんじで中毒性があり、抜けだけないし、聴いていて楽しくなります。笑笑



そんなこんなでまとめ。



登場する人物みんながやさしくて、人想いで、長崎のすてきなロケーションも相まって、すごくじんわりした作品だったなという印象です。



最後、トツ子は自分の色が見えるようになるんだけども、それもかけがえのない人の出会いからなるものなんだろうなと。



だから、すてきな人と出会って、気持ちをぶつけてみたり、表現してみたり、そうやって、いろんな経験を、私自身もこれからも重ねていきたいし、わたしの色を磨きたいと思える作品でした。


にしても、トツ子がもし現実の世界にいるのであれば、トツ子にはわたしは何色見えるのか聞いてみたいです。笑


高校生のお話ですが、大人にも響くところもあって、たくさんの優しさや美しさが詰め込まれた作品かなと思いますので、たくさんの人に見てほしい〜


また素敵なじんわりする作品に出会えて、しあわせに思うのでした!長崎いきたい〜〜


予告を見てまた見たい映画増えてしまったので、要チェックしながらみたいです!


また書きたいと思います^^
ではーーーー!!


chica

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