200505 心(前編)
「人生のすべては自分の心が映し出す」
本日はそんな言葉から始まる
稲盛和夫さんの心という本について紹介します。
稲盛和夫さんとは?
京セラ・KDDIの創業者であり
経営破綻に陥ったJALを3年足らずで
再上場させた日本を代表する実業家です。
そして、
中小企業経営者の勉強会「盛和塾」(2019年閉塾)の
塾長を務め、1万5千人以上の経営者から師と仰がれていて、
日本発の国際賞「京都賞」を創設し、
人類社会に多大な貢献をもたらした人物の表彰を続けています!
総資産は840億円と言われています。
「心」の気づきと真理
稲盛さんの人生は挫折と苦悩、
失意の連続でした。
家が空襲で全焼し、ギリギリの家庭環境。
受験に失敗し続け、就職試験も上手くいかず、なぜ自分ばかりがうまくいかないのだろう。
何をやってもダメに違いないと失望し、暗い気持ちで日々を送っていました。
そんな時、稲盛さんは京都にある電線を固定する器具のメーカーに入社しました。
そこは、入社した当時すでに経営は行き詰まっている会社。
劣悪な環境で同期は全員辞めてしまい、稲盛さんのみが残る状態。
追い込まれた稲盛さんはそこで心を入れ替え(すごい精神力)
なかば泊まり込むほど研究開発に没頭したのです。
そこで稲盛さんは当時世界的に見ても先駆的な独自の材料の合成に成功しました。
ただ考え方を改め、心のありようを変え、とりまく状況が一変したことを省みて
人生とは心が紡ぎだすものであり、目の前に起こってくるあらゆる出来事はすべて、自らの心が呼び寄せたものである。
そんな法則を実感し、人生を貫く心理として深くこの経験は稲盛さんに刻まれました。
そこから稲盛さんは、心の探求を深めていくことになります。
ではどのような心の持ち方、行動をすればいいのか?
後編にて紹介させていただきます!
今日の感想
始まりの一言から衝撃を受けました。
心と目の前の状況は写し鏡。
本の文面は優しく等身大で書かれ、暖かく読み進める事ができる本です。オススメです。
後編も書きます!
本日もありがとうございました!!
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