自傷がバレた日1.5
↑前回。このnoteだけでも話はわかると思います!
11/30のこと
相手は母
厳密にはバレていないので1.5と表記しました
バレかけた理由は担任であるK先生からの電話
2階で勉強していたら母が電話している声が聞こえてきた
いつもなら気にしないのだがこの日はなんだか嫌な予感がして私は階段で盗み聞きをした
電話相手は祖母のようだった
以下会話
母「娘も娘で色々あるみたいで…担任の先生から昨日連絡あって保健室とかよく行ってるみたいで。進路のこともなんやかんや言うてるらしいわ。クラスの人数も少ないし女の子やし担任の先生も気にならはるんやろうけど」
私(K先生おしゃべり😡😡)
母「で、担任の先生が○○(私の本名)さんの腕に傷があるからリストカットしてるんちゃうかって言わはんねん。私もまさかと思って。明るいしそんなことするなんてみたいなこと言うてたし信じられんくてまだ○○には言えてないんやけど言った方がいいかな?」
私(頼む、そっとしといてあげって言ってくれ)
私の祈りも虚しく
母「そうやな。1回今日話してみるわ」
もう率直に終わったなと思った
そこそこ端折ったのだけど途中耐えられなくて本人登場すれば終わるんじゃないかと思って降りたけど話は変わらない。父親にも話聞かれてることにショックを受けただけ
母親にバレてるということにもパニックになったけど何よりパニックになったのがK先生にバレてることだった
11/29に私はH先生(養護教諭)にK先生に腕のことは言わないでと伝えてたし、その時にH先生からは「言ってないしこれからも言ってほしくないなら言わないよ」と言ってもらっていたから
私はH先生に裏切られたんだという気持ちのまま母と話すことになった
夕食前、母が私の部屋に来た
私は勉強してるふりをした。書き写す文字が何を意味しているのかもわからなかった
母「○○、保健室の先生に腕見せた?」
私「見せてないよ、なんで?」
(見せてっていわれたらどうしよう)
母「ならいいねんけどな。K先生があんたがリストカットしてるんちゃうかって言うてきはってん。保健室の先生から腕に傷があるって聞いたみたいで、ぼくも信じたくないんですがって言ってはってんけど…。昨日電話で言われて整理できんくて今日になった。昨日の夜とか何回かそっと部屋覗いたけどそんな風もなかったしな」
私「してないよ笑笑」
母「良かった…。私もまさかと思ったし心臓止まるかと思った」
そして続けて
母「あんたの担任も心配性やからな〜笑笑」「他の子と勘違いしてはんのかもしれんし」
(この時ばかりは今まで担任していただいた杜撰な性格の先生方全員に感謝した)
そして「なんかあったら聞くからそんなことせんでもいいから」と言われた
かなり端折った。ざっくりとてもざっくりこんな感じ
できる限り笑った。そんなはずないやんと笑い飛ばした
手を止めると目を合わせるとボロが出そうで、参考書を書き写すのを辞められなかった
でも文は何も入ってこなかった。最早、自分が書いてるのが平仮名なのか漢字なのかはたまたカタカナなのかもわからなかった。手の震えを必死に殺した
これが正解なのかはわからなかった
それでもなんとか隠し通せたことに胸を撫で下ろした
ひとまずなんとか親バレは防げた
でも私の頭はパニックだった
1mmでも考えられる可能性はすべて挙げたがどこかに矛盾や嘘が残った
H先生のことを信じるとするならばなぜK先生が腕のことを知っているのか
K先生が信じたくないと発言していることから傷は見られてないはず
ならばやっぱり養護教諭から…?
いつ、どこで、なんで
嫌だ。信じたくない。
私はどうしてもH先生を、3人の養護教諭を悪い人たちだと思いたくなかった
どっちであろうとK先生もH先生をはじめとする養護の先生方も私を苦しめようみたいな悪意故の行動ではないことだけはわかった
わかったんじゃない、それぐらいは信じたかった
だって自傷が絶対的悪だと思ってるなら9月の時点で叱ったり刃物を取り上げたりしたはずだから
苦しい思いしてる子に怒れないよなんて言わないはずだから
保健室まで会いに来てくれないはずだから
今までの優しさを温かさを嘘だとはどうしても思いたくなかった
私は上手にお話することができない
だから先生方からしたら何もわからない
先生は何か情報が欲しくて親に連絡をしたのかもしれない
チクるとかではなく親は知ってると思ってたのかもしれない
じゃあ私が悪いんじゃないか。話せない私が悪い
更に先生同士で情報を共有するのは仕方ないことである
それぐらい私はわかっていた
だから先生方が私のことを心配してくれて考えてくれて今の状況に辿り着いたはずなのにそれを裏切りなんじゃないかと思ってしまう自分が嫌になった
それでもそう思う気持ちを消すことはできなかった
こんなことを僅か1〜2時間の間に全て考えていた私
当然、Twitter上でも私はパニクりまくった
そんな私を見兼ねて長く絡んでいるFFの子がDMで私を落ち着かせてくれた
話を聞いてもらったおかげで少し冷静になった私は「明日、養護教諭に真相を確かめに行きたい」と言った
彼女は背中を押してくれた
私は次の日の朝一で保健室に行くことを決めた
テストが近づいているというのにこの日の夜は何も手につかなかった