今朝の出来事。
夜勤明けでした。
朝7時に糖尿病で指示が出てる方々の血糖測定をします。
今日は3人。
夜勤帯では2フロアに対して看護師は1人なので、
ささっと済ませて配薬に取り掛かりたい時間。
少しでもイレギュラーが起きると全てが狂ってしまい
配膳車が来てもひとりバタバタ薬を配ってる
なんて事になります。
慌てるとろくなことにならないため、
私は時間に余裕を持って行動したいと常々思っています。
まずはKさんから。
Kさんは車椅子でパワフルに移動するおばあさん。
食堂に出てきても数分でトイレに行きたくなり、
音もなくブレーキを外して移動します。
立ち上がる時にブレーキをかけ忘れる事があり、
ベッドに戻ったり、共用トイレを使う時などは
職員が付き添う必要があるのですが、
朝の少ない人数では対応しきれず危険なため
ギリギリまで居室で過ごしています。
(居室に置いてあるトイレは介助不要で使えます)
そんなKさんの部屋に向かい、
「おはようございます!
Kさん、血糖値測らせて貰えますか〜?」
などなど声をかけ部屋に入ります。
そしてプライベートカーテンを開けると…
下半身裸のKさんがベッドに座っていました。
ベッド、手すり、床、ズボンに茶色い汚れ。
自分でどうにかしようとした形跡があります。
パッと見ただけでも大惨事でした。
「えっ、どうしたの、大丈夫⁉︎」
「お腹下した?とりあえず洗って着替えようか」
Kさんは汚れた手をじっと見てしばらく動かず
心配になった私は色々声をかけていました。
・・・。
・・・・。
・・・・・!
パッと上げたKさん。
私の顔を見て、
『これ、最悪ー!!』
と叫び満面の笑み。
うん、たしかに最悪だろうね。笑
91歳のおばあさんが突然若者みたいな言い方したので
なんだか面白くって。一緒に笑ってしまいました。
Kさんはまだ入所したばかりで、方向性も曖昧。
長い付き合いになりそうです。笑
続くようなら排便コントロールしなきゃね〜。