キイロ から 黄色
ひとと話す
ひとと話しているから
ひとと話していたから 気がついた
ジブンの状態に
信号機で言うのなら キイロ
たまたま休日前
さいわい休日前
あたまのかたすみにただよっていた 厄介ごとを片付け
その足で
いいものを入手するべく もうひといき動く
そうして手にしたいいものを傍に積んで
そのまま冬眠
つかのまの冬眠
こんなに眠れるものなのかと驚くほどの トーミンを経たら
きもちがようやく
すこし キイロから脱出
そうしたら 思い出した
季節のEもののことを キイロは危険
それぞれの季節のEもののことすら 思い出せなくなるらしい
ああ 間に合った
黄色は E色
今がちょうど 花盛り
たのしみにしている
蝋梅
立春は まだ遠い
その気配すら 見えず
そうかと思えば
足元に
ちいさな緑の葉が 幾つも幾つも 見えた
そうしたら
頭の上で
小鳥が にぎやかに鳴いていた
寒さ増し増しの今日このごろでは あるけれど
いつのまにか本当に
いつのまにやら
すこしずつ
すこぉしずつ 次の季節へ
わずかなほんのすこぉしの気配と共に 進んでいるらしい
そっと そっと そおぉっと
週のはじまり げつようび
みなさま きょうも
どうぞ くれぐれも
あたたかく あたたかくして
がんばりすぎずに ごきげんよう