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舞台「ジャンヌ・ダルク」

✎𓂃  
舞台「ジャンヌ・ダルク」

ジェンダー論ともとれるし、愛国心や家族の絆、宮廷での渦巻く葛藤…
ぜんぶひと作品に纏めたような、
でも解釈はこちら側に託してるという意味で全部を語らない、そんな作品だった。

休憩終わりの後半では、
世界史の授業で学ばなかった展開で、
(シャルルとジャンヌが兄妹だった→兄は、神の声が聞こえなくなりその代わりに戦争で亡くなった人の声が聞こるようになってしまい戦争の責任を自らとろうとする妹のジャンヌを助けたいが、妹は結局自死を選ぶというシナリオだった。一応、調べても書いてなかったから一部フィクションなのかな)
自ら火刑の選択肢を選ぶっていう、思いもよらなかったラストだったから自死を援護ではないんだけど、受け止める、肯定するようなメッセージ性があったのかな、とも思ったし沢山考えを巡らせながら見てたなあ。

白井演出初めて観たんだけど、観客の目線の操作が巧みで、マジックみたいだった。

あとはやっぱり、現代演劇としてスクリーンがあることってやっぱり大きな変化をもたらすなぁという実感もあり、たくさん収穫がありました🥜

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