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親子記録▶2ヶ月~3ヶ月

2ヶ月~3ヶ月のトピック
・お宮参り
・湿疹&引っ掻き傷多発
・初旅行
・夫の育休終了


本来なら生後1ヶ月で行くであろうお宮参り。
年末年始と重なっていたことや、寒い時期だったこともあり、延ばしに延ばしてようやく行った頃には息子も2ヶ月半を超えていた。

相変わらずの寝不足もありつつ、それでも昼寝で睡眠時間を補って、夫に家事の大半を任せることで、私の身体と心は成り立っていた。


成り立っていたとは言いつつ、なんかザックリしたことしか書けないのは、慣れない土地での慣れない育児に一生懸命すぎて、ほとんど記憶が無いからと言っても過言では無い。
それくらい、産前と産後では生活がガラッと変わった。

絶対に子供が欲しかったのか、絶対に母親になりたかったのかと聞かれると、答えはNO。
だけど授かったと分かった瞬間に産むことは決めたし、産んだからには親になるという覚悟も決めた。
だから、とにかくこの頃の私は初めてだらけの育児に必死になっていた。

少しでも手を止めてしまうと、我が子が苦しむのでは無いかと。
まるで試練か何かのように捉えていた。


今になって思うのは、赤ちゃんは自分が思ってるより強いということ。
ギャン泣きしていても、数分なら待てる。

早くしなきゃと焦るが、ミルクを作るのもオムツを変えるのも、自分のペースでやればいい。

母親になったって、私は人間だ。
眠くなるしお腹も空くしトイレにだって行きたくなる。

何もかもを我慢して、我が子に24時間付きっきりにならなけらばいけないわけじゃない。
手を抜くところは抜かないと、子供より先に自分が潰れる。

と、いうのを、あの頃の自分に言ってやりたいと今になって思うけど。
そんなこと言われたって手を抜けないのが新米ママというやつだ。
仕方ない。


そんなバタバタした毎日の中でも、私の記憶にある事が2つ。

1つ目は、息子の湿疹だ。
新生児の頃も乳児湿疹に悩まされていたが、それが綺麗に治ったこの時期にまた、湿疹が良く出るようになった。
背中、足首、手首が主。
痒いのか、本人も寝ている間に引っ掻いている。
そのせいで引っ掻き傷まで増えてしまった。

とりあえず頻繁に爪を切り、寝る時はミトンを付けさせるようにして、引っ掻き傷が増えるのを防いだ。
だがミトンのまま擦ってしまうせいで湿疹が酷くなった。

皮膚科と迷ったが、とりあえずはと小児科を受診したら、乾燥が原因だろうと言われた。
朝晩しっかり保湿はしていたつもりだったので、若干のショックを受けつつも「身体を自分で動かすようになってきたから、肌着や服が擦れて乾燥してるのかもね。元気いっぱいの証拠だね」と言われて気持ちが楽になった。
ロコイド軟膏と保湿剤を処方してもらい、普段の保湿剤も保湿力の高いものに変えたら、息子の湿疹はみるみる良くなった。
小児科様々である。


2つ目は、初めての家族旅行だ。
家族旅行と言っても、県内のホテルに1泊して観光地を巡るだけ。
それでも、子連れ旅行の荷物の多さを痛感したし、とにかく時間に余裕を持たなければいけないことを学んだ。

息子の授乳が終わったタイミングで家を出て、車で2時間程度の場所で昼食を取り、そこからすぐの観光地へ向かった。
着いてすぐにオムツ替えと授乳をして、ぐるりと見て回って、カフェで少し休憩をして。
そこからホテルまでの途中のショッピングモールに寄り、オムツ替えと授乳を済ませてチェックイン。
夕方からのんびりホテルで過ごしつつ、翌日の目的地である動物園にオムツ替え台や授乳室があるかどうかを確認した。
この2つが、とにかく大事だ。

まだまだ息子には分からなかっただろうし、記憶にも残らないだろう初めての家族旅行は、森林浴に動物園にテラス付きのホテルにと、充実のスケジュールで過ごした。

私自身も、少し肩の力が抜けたような気がした。
多分、少しだけ自信がついたのだと思う。

1泊2日なら、子連れでも出掛けられるぞ、と。


こうして、息子は3ヶ月を迎えた。
その数日後には、夫の育休が終わった。

ついに、ついに、私と息子の2人きりの生活が始まることとなる。


息子、人間歴3ヶ月。
私、母親歴3ヶ月。

ちょっと慣れを感じ始めた、1ヶ月だった。

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