リハーサル無しの本番は、プロは絶対やらない。4つの視点でリハーサルをマスターする。 (10選⑩)
プロフェッショナルとアマチュアの違いは、リハーサルをするかしないか、です。
どの分野であってもプロは、本番に臨むときに入念なリハーサルを必ず全員が実施します。
どのように素晴らしい企画書が出来上がっても、プレゼンテーションで
過不足なく内容を相手に伝えられなければ、何の結果も生じません。
それはミュージシャンのコンサートでも、オペラ歌手のリサイタルでも、
人間国宝級の舞台でも、三つ星レストランのコース料理でも同様です。
実際に意図通りに再現する時に、手順の狂いや共演者のタイミングのズレや
裏方のミスや小道具類の不備などの想定内のアクシデントをリハーサルで
確認します。
なぜ全員がリハーサルを行うかと言うと、
(1) 人間にはミスがつきものという前提に立つ。
(2) 要素がたくさんあると、当初は噛み合わないのが通常だから。
(3)そもそも想像(プラン、思惑)と実践は必ずズレがあるから。
(4) 小道具やPCや機器類は、不備がつきまとうから。
(5) 人と協働すると、思惑の違いが隠れているから。
だから、本番に起こるであろう「想定外」を消し込んで、予定通りのパフォーマンスの実現のの精度をあげる。
リハーサルを実施することによって具体的に何が得られるか。
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