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母乳しか飲まない1歳児の偏食記録 番外編:クソバイスの呪いによる弊害

振り返ると、子どもが偏食になり始めた頃は周りからの悪気の無いクソバイスアドバイスに追い詰められていました。
今も偏食は続いているのですが、もう開き直っているので何言われても特に心乱されないです。私がやれることはやってるし。
でも、あの頃は本当に本当に辛かったので、振り返って記録に残しておこうと思います。

一番つらかったのは、11ヶ月~1歳。
離乳食を一口も、大げさでなく本当に一口も食べなくなり、母乳しか飲まない状態になっていた頃です。
偏食外来も受診する前だったので、専門家でもない人や先輩ママに悩みを相談したのが失敗でした。
悪気の無い発言であるのに大変恐縮ですが、クソバイスやチクチク言葉の嵐です。

「栄養が不足すると発達に影響があるから、もっとちゃんと食べさせてあげて」
⇒そんなこと分かってるよ、食べさせようとしても食べないんだよ
「1口食べて美味しいと思ったら食べてくれる。味付けを濃くしてみたら?」
⇒味がどうのの問題じゃなくてそもそも1口も食べないから
「完母で離乳食も食べないと鉄どうするの?母乳にこだわらずミルクも飲ませなよ」
⇒私が母乳に拘ってるんじゃない!子がミルクを飲まないんだよ
「(持参した食べ物に対し)え、それだけ?」
⇒これだけの量も食べません
「いつかは絶対食べるようになるよ」
⇒今この瞬間栄養が足りてないことが心配なんだけど。それに大きくなっても偏食って続くよね?
「そういう時期誰でもあるんじゃない?気にし過ぎ」
⇒と、思って様子見してたら数ヶ月が過ぎようとしてるんだけど?

などなど、私の心の声はトゲトゲしているものの、アドバイスに対しては「頑張ってみます!ありがとうございます~」と返してました。
しかし心は虚無。

また、身の回りに偏食で悩むママ友はいなかったので、同じような苦しみの中で戦ってる仲間を見つけたくて、Xで偏食っ子のママのポストを探しては読んでました。

でも、、、
「おかゆ30gしか食べなかった」
「うどん3本しか食べなかった」
「毎食ごはんとヨーグルトのみ」
これらのポストを見るたび「食べとるやないかい」と心のなかで突っ込んでました。
それぞれみんな我が子のことを思い、心配でたまらない状態なのは百も承知ですが、少なくとも食べ物を口に入れて、もぐもぐして、ごっくんすることができてるんですよね?
ほんとにうちの子ほど食べない子はいなかったです。
たまに同じように食べない子も居ても、1~2ヶ月後にポストを見ると、「急に食べるようになった!」と書いてあり、勝手に仲間意識を覚えてた私は「うん、良かった、良かったよね、、、」と複雑な気持ちで巣立ちを見送ってました。
これまた心が虚無。

まあ、振り返ると、専門家でもない、かつ親を追い詰めるようなクソバイスはぜーんぶ無視すれば良かったと今は思います。
初めての子育てで、私は自分が無知であることを自覚していたので、周りのアドバイスは何でも聞こうとしてしまっていました。それが失敗でした。

「栄養が大事」「食べないと大きくなれない」そんなことは百も承知で、たくさん調べて工夫して実践して、それでも食べられなくて悩んでるんです。
親を追い詰めるような言葉は、親が子どもに食べることを強制させ、親子の関係を悪化させることにしか繋がらないと思います。

幸い、私は偏食外来の受診を通じて、このクソバイスの呪いから抜け出すことができました。
今もまだまだ偏食との戦いは続いているのですが、同じような悩みを持たれてる方に偏食記録の記事が参考になれば幸いです。


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