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復職週報 #2:筋肉痛が2日後に来るようなもの

先週は金曜日だけの勤務で意気揚々と仕事を終えられたと思っていたら、その翌日からは疲労感と倦怠感と頭重感でどうにもならなかった。特に土曜日は天候が雨だったことも大きく響いていたかもしれない。
感情という感情が全滅していた3連休だった。
一応、他人の前では取り繕うくらいのことはできただけマシだったと思いたい。

適応障害が寛解したという診断書を得て復職したわけだが、少し勇み足だったかな、という気持ちがないわけではない。それこそ、健康的な人に比べて、天候などの外的要因によって調子が下振れする幅が大きいと感じるし、薬の内容も休職期間中から変わらず、食べ過ぎてしまうからという理由でテトラミドを半錠にしてもらった程度でしかない。

今週は4日間の勤務だったが、その内の半日だけ、オフィスに出社した。見慣れた顔が出揃っていて、今は皆あまりテレワークをしていないのだろうか?と少し気になる。

また、その見慣れた顔の中には、私に対してトドメをさす言葉を放った上司の顔もあった。目が合うと、少し心音が大きく鳴った気がした。こちらはマスクをしていたから、平静とした風を装えていたとは思う。
一言二言、挨拶ついでに言葉を交わした気がするが、それ以上のやり取りはしなかった。というか、何を話したかもイマイチ覚えていなかったりする。自分としては、それが良かったのか悪かったのかイマイチ判断しかねるところではあるが、少なくとも、変に畏まった感じになってしまうよりは良かった。

仕事としてはプログラミングがメインになり、仕様書とスケジュール感を見る限り、少し余裕を持たせてくれているような気もする。というか、その判断も「休職以前の私の能力的に見れば」という前提なので、どれほどのパフォーマンスが発揮できるのか、というのはもう少しやってみないとわからない。一応、スケジュール通りには進めるつもりで、あまり無理をしない程度に、適度に肩の力を抜いて、何ならたまに散歩したりなんかして。

とりあえず、肉体的な面で言えば、何とか働ける状態だとは思う。精神的な面も可もなく不可もなく、といったところだろうか。

同僚や上司と無意識にコミュニケーションを避けている、もしくは避けられている感覚がある。何となく、お互いに距離感を探り合っているというか。
私には休職して迷惑をかけてしまったという負い目があり、相手方には「無理をさせてはいけない」という水面下のルールが存在していることは間違いない。過去に、後輩が休職し復職してきた際、そういったお達しが上長からあったのを私も経験している。

適応障害にしてもうつ病にしても、症状の重さや原因などがさまざまなので、一口に「こうしてほしい」とか「こうすればいい」というのが不可能に近い。
今のところは、私自身も「こうしてほしい」というのを言語化することが難しいし、とりあえず私に出来そうな仕事があれば投げてきてくれればいい、くらいのスタンスである。
この辺は産業医との面談が近々あるので、そこでの調整などになるのかな、と思っている。産業医との面談は初めてなので、どういった内容になるのかイマイチ想像しきれていないが、相談先が増える分には自分にとってプラスだとは思うので、まぁ、使えそうなものはとりあえず使ってみるの精神でやっていこうと思う。

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