幸せとは成長のことである。
「6月13日は、ウィリアム・バトラー・イェイツ生誕を祝うイェイツデー」という記事を見た。
なるほど、イェイツは数々の格言を残しているようだが、その中にこのようなものがある。
「幸せとは成長のことである。人は成長するときにここそ、幸せなのだ。」
できないことができたとき、成長を感じる。
理解できなかったことが理解できるようになったとき、成長を感じる。
新しいことを体験したとき、成長を感じる。
辛いことや悲しいことを乗り越えたとき、成長を感じる。
今まで気が付かなったことに気づけたとき、成長を感じる。゜
成長を感じるとき、それはどんなときだろう。
成長の幅って大きい方がいい?小さくていい?
「成長著しい」という言葉があるから、やっぱり幅は大きい方がいい?
成長の幅を大きくするには、いったいどうしたらいいのか・・・
成しうることが大きければ大きいだけ、成長の幅も大きいのだろうか。
例えば、1000人規模のイベントをこなす人と、100規模のイベントをこなす人。成功したら、1000人規模のイベントをこなす人の方が成長の幅は大きい?
私はこう思う。
成長っていうのは、一足飛びにはいかない。
そうだなぁ、例えるなら、紙。コピー用紙。
コピー用紙一枚は1mm程度?
それを2枚、3枚・・・と重ねる。1枚よりは10枚の方が幅ある。
500枚重ねれば、約5cm。ま、そんな感じ。
毎日1mmでも成長していれば、結局何日か、何か月か、何年かで大きく成長している。私の考える成長はそんな感じ。
だから、昨日より今日、今日より明日。
先週より今週、今週より来週。去年より今年、今年より来年のように、少しでいいから、毎日の積み重ねをしていく、これが成長につながると。
成長している人は努力している。努力している人を見て、いいなぁ、すごいなぁと、あの人は特別なのだと感じる人もいるが、それは違う。
毎日努力している積み重ねが成長なのだ。
だから、そう思ったその瞬間から、努力していけば成長できる。
私はそう思う。
努力の仕方は人それぞれ、小さな目標でいい。
進むのは1mmでいい。
苦手な人に、こっちからあいさつした。やったぁ。
電話の応対が苦手、でも今日は電話を積極的にとってみた。やったぁ。
今日は残業をしないで帰れた。おぉー頑張った!!!
人の話を聞くのが苦手、でも自分の話をする前にきちんと相手の話を聞けた。やったぁ。
自分で目標を立ててやってみればいい。小さいことでも少しずつできる自分を感じることで自信になり、成長できる。
自分で目標を立てる。実はこれができることも重要。
え?いったい何を目標にすればいいの?
最初はわからないし、そんなことでいいの?と思うかもしれない。
そう、小さいことでいい。人に言うわけじゃない。
で、実はこれができると、
自分が管理職になったとき、部下のできた小さいことに気づける上司になれる。
苦手な人に、こっちからあいさつした。⇒へぇ、話すのいやそうだったのに自分からあいさつしてるよ。
電話の応対が苦手、でも今日は電話を積極的にとってみた。⇒いつも電話をあまり取らないのに、今日は頑張ってるなぁ。
今日は残業をしないで帰れた。⇒無駄話しないでやけに集中して仕事しているなぁ。
人の話を聞くのが苦手、でも自分の話をする前にきちんと相手の話を聞けた。⇒いつもは自分の話ばかりなのに、今日は相手の話に相槌打ってるなぁ。
「幸せとは成長のことである。人は成長するときにここそ、幸せなのだ。」
日々成長することができるように、日々小さな目標をクリアしていきたいと私は思う。