【短歌】失くなった臓器がゾンビで蘇りわたしを呪うファントムペイン
ブラック短歌まつり開催中です。
ファントムペインとは:
四肢切断後の患者が、失った四肢が存在するような錯覚(phantom limb awareness)や失った四肢が存在していた空間に温冷感や痺れ感などの感覚(phantom sensation)を知覚する現象を幻肢と総称する。幻肢は四肢切断でなくても、脳卒中、脊髄損傷や末梢神経損傷などの運動麻痺や感覚遮断によっても発症し、これらは余剰幻肢と呼ばれる。また、乳房や陰茎、眼球などの切除後にも幻身体は現れる。幻肢に痛みを感じる現象を特に幻肢痛と呼ぶ。
ファントムペイン、B‘zの曲名っぽいですね。
15年くらい前に筋腫で子宮を全摘出しました。
その失くなったはずの子宮がごくたまに痛みます。
膨らんだ子宮が内容物を失って収縮する時のような、体をよじるほどの激痛。
まるで、お前がしたことを思い出せ、決して忘れるな、と言っているかのような。