『持続可能な食Vol.4〜力を出し続ける〜』
『持続可能な食』とは何か...夏休みの考えてたテーマはこれ。
人間が食糧難にならず食べ"続ける"ことができるのも大事ですが、
人間が力を出し"続ける"ことも大事ではないか、そう考えました。
7月から約3週間の間に合計3300kmほどを自転車で走るレースあります。ツール・ド・フランスです。選手が消費するエネルギーは1ステージあたり約6000kcalと言われています。
しかし選手が持続的に力を発揮するためには、栄養をただ摂ればよいというわけではありません。消化しにくいものを食べてしまうとパフォーマンスが下がってしまいます。また血糖値が上がりやすいものを食べた直後はパフォーマンスが上がるものの、血糖値が下がった時に疲れが出やすいです。
ツール・ド・フランスのレース期間中、選手の栄養面支え続けるシェフのドキュメンタリーがAmazon Prime Videoにあります。
『食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事』です。
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B089XPLGFH/ref=atv_dp_share_cu_r
1日100km以上移動して料理を作らないといけないので、その土地ごとに食材を調達してメニューを考えなくてはいけません。必然的に地消地産メニューになります(国をまたぐので地消地産と言いつつ、種類は豊富な気が...)。
実際に牧場やワイン農園を訪れたり、漁師さんと船に乗ったりしてその日の食材を調達していきます。選手の出身国に合わせたメニューを考えたりなど、さまざまな料理のコツもあるようです。
シェフも砂糖と塩を間違えたり、新しい味を探しながら料理を楽しむ様子を見ることができます。
普通の人が思う"料理"とは違うと思います。美味しいだけではなく持続的に最高のパフォーマンスを引き出す料理を作っています。新しい視点を得ることができるのではないでしょうか。
その料理で、それを食べて、何をしたいか、どうなりたいか、
どのように人間の体に働きかけたいか、
ということを考え直すきっかけになりました。
みなさんも考えてみてはいかがでしょうか。