2024那覇観光アンバサダーへの挑戦を終えて。
2年連続ファイナリスト。
最終的な結果はそれで終わりました。
「観光大使をやりたい」
そう思ったのは確か2019年の頃だったか。当時27歳。
そこからコロナ禍が始まり、「観光大使」の活動も途絶え
ようやく2021年に募集が再開し、最初に受けたのが「ミス沖縄」でした。結果は二次審査で落選。
その後、今お世話になっている事務所のオーディションを受け
養成所(アカデミー)に通い、現在に至っています。
養成所(アカデミー生)時代にも
地元でもある沖縄市の観光大使「ミスハイビスカス」にエントリーして
ファイナリストまで進みましたが、落選。
確かエントリーno3で、選ばれたのが2と4と6だったかな。
自分の両隣の番号が呼ばれた時の絶望感たるや、という思い出です。
そして昨年2023年。
那覇市の観光大使「那覇観光キャンペーンレディ」の情報を友人からいただき、
「那覇市出身・在住じゃないから受けれないのでは??」と思っていたら
「沖縄県在住であればOK」ということを(その時初めて)知り、応募。
ファイナリストまで駒を進めることができましたが、落選。
私はエントリーno1、選ばれたのが2と3で。
思い返せばまたしても私の隣が呼ばれていたな。
この時から自分のことを「おくりびとファイナリスト」と呼ぶようになりました。
その後、諦められずに間髪開けずに「泡盛の女王」にもエントリーしましたが
私自身が泡盛全く飲まない民であることと
「地域の観光大使」とはまた違う資質が求められている(気がして)、
沖縄市や那覇市の時と比べると手応えもなく、二次審査で落選。
なかなかうまくいかないな・・・と思いながらも
「観光大使をやりたい」という目標は消えることなく気づけば1年が経ち、
「もう一度那覇市の観光大使にエントリーしよう」と決意。
去年選ばれた(現キャンペーンレディ)2人からも
「ぜひもう一度チャレンジしてみてください!」と別々で連絡が来たことも
私の背中を押してくれました。
そしてどうにかファイナリストまで駒を進め
最終審査で行う「3分間のセルフプレゼンテーション」では
色々な人にアドバイスをいただき、何度も何度も内容を練り直し、作り込みました。
この1年で経験したものを総動員し、3分間のプレゼンテーションに
喜友名ひとみが今持っている全てを詰め込んだと胸を張って言える内容だったと思います。
正直言うと、昨年の最終審査ではここまでの熱量を持って挑んでなかった。
YouTubeに審査会の映像が残っていたんですけど自分の分は恥ずかしくて飛ばすレベル。
とはいえ今年のファイナリストの皆さんからは控え室で会った時に
「去年も出てましたよね!一番最初でめちゃくちゃ印象に残ってます」と
ほとんどの人に言われてとても恥ずかしかった。
あんま見ないでくれという感じでした笑
でも、去年の審査と明らかに違う熱量を持って挑んでいたというのは
審査員の皆様、会場に観覧に来ていた皆様、
そして今年のファイナリストの皆様にも伝わっていたみたいで。
質疑応答の際、「去年からの成長がとても感じられました」と
審査員の方からお褒めの言葉をいただいたときは、
壇上で泣きそうになるぐらい嬉しかったです。
そして、正直言うと、「今年はイケた」と思ってました。この時は。
控え室に戻って「出し切った〜〜!」と言う達成感と安堵感でちょっと涙がこぼれてきて
あとは最終審査の結果を待つのみ。
いよいよ迎えた結果発表。
1人目に呼ばれたのがエントリーno6 の稲嶺さん。
現役大学生(しかも医学部)。
控え室では隣に座っていて「この子オーラあるなぁ」って第一印象を抱いていたので
「嗚呼、なるほどなぁ」という感じでした。
とはいえ、一人目で呼ばれたのがno6。1から5は落選・・・?
2人目が呼ばれるまでの間がとても長く感じました。
今年はジェンダー平等の観点から、男女関係なく応募がしやすくなるようにと
「那覇観光キャンペーンレディ」から「那覇観光アンバサダー」に名称が変わり
初の男性ファイナリストも登壇していました。
その方がno7だったので、
「なるほど、no6とno7の組み合わせか!?」と思ったのも束の間、
呼ばれたのはエントリーno1の方でした。
そのパターンありなんかい!!!!!
と思ったと同時に
また、隣が呼ばれたな・・・・・・・
という、なんともいえない感情に襲われました。
2年連続でのファイナリスト、プレゼンテーションの反応も上々で
これはもう選ばれるだろう、という慢心が見え隠れしていたのかもしれません。
勝負の世界はそこまで甘くない。
そんなことを教えてもらった気がします。
選ばれたお二人に精一杯の祝福の拍手を送り、審査会は終了。
まず最初に当日の審査会の運営をしてくださっていた
那覇観光協会の方に「本当にお疲れ様でした」と声をかけていただいた瞬間
涙がこぼれてしまい。
母親が見に来てくれていたので母親の元に行ってさらに号泣。
母も「正直、 1番と2番と6番で争うだろうなって思ってた」と言っていて
「ひとみが絶対に選ばれると思ってたよ、それぐらい良いプレゼンだった」と何回も何回も言ってくれて
人目も憚らずにめちゃくちゃ号泣しました。
大人になってこんなに人前で泣いたことある??というレベルで。
関係者出入り口のところで母と話していたので審査員の方が側を通るたびに、
「本当に惜しかった、本当に良い内容だったのは確かだよ、自信持って」
という旨の事をほぼ全員の審査員の方から言っていただき、さらに号泣。
まぁ頭の中では「だったら選んでくれよ・・・!」という気持ちも無きにしも非ずでしたが。
でも、審査会が終わっても尚、直接そのような言葉をかけてくださった事自体が嬉しくて
「あ゛り゛が ど う゛ご ざ い゛ま゛ず」って号泣しながら言ってました。
そんなこんなでたくさんの方から暖かいお言葉をいただき
現キャンペーンレディのお二人からもたくさん励ましのお言葉をいただき
喜友名ひとみの「2024那覇観光アンバサダー」への挑戦は幕を下ろしました。
ちなみにno1の崎原さんは2022泡盛の女王経験者。
やはり何かしらの観光大使を経験している方は強いですね。
これまでファイナリストまで駒を進めた審査会、全部泡盛の女王に負けているんだよな〜。
となると、泡盛の女王、受けるべきなのかなと思ったり、ね。。。
審査会を終えて
審査会から10日経ちましたが、正直なところまだ気持ちの切り替えはできていません。
去年と同様、泡盛の女王へエントリーしようとは思っているのですが
那覇に懸けた想いと熱量が強すぎて、
すぐに「はい次」と思えないのが現状です。
去年はこんなことなかったから、それぐらい成長しているという証ではあるけど
オーディションを受ける身としてはあまり良くないよな、と思っている。
今もこの文章を書くことで、ようやく自分の気持ちにケリをつけようとしているぐらいで
「noteにまとめたいけど、気が進まない・・・」と言う日々を送っていました。
この文章をネットの海に放流することで
この悔しさにもおさらばしたいと思っています。
改めて、応援してくださった皆様、ありがとうございました!
ここからは自分なりの備忘録というか振り返り。
なんでダメだったのか?と自分なりに考えたことをまとめます。
来年また受けるかどうかはわからないけど、来年受ける人がこのnoteを見るかもしれないので。
・3分間に収めることができなかった
「那覇は時間内に話せるどうかが見られる」と事前に教えてもらっていましたが
”エントリーnoを話し始めて3分“と認識して、プレゼン内容を準備していました。
そしたら当日“入場の歩き出しから3分以内”と言われ、めちゃくちゃ焦りました。
「3分経過したら鐘がなる」と言っていたのですが、最後の結びの時点で鐘が鳴りました。
そこは減点対象だったのかな?と思っています。選ばれた二人は時間内だった気がする。
・質疑応答の回答内容が、若干ズレていた
私は良くも悪くも「質問に対して即回答」するタイプでして
これはラジオパーソナリティの経験が活きてきているんですけど、それが裏目に出たというか。
話しながら自分の着地点を模索してどうにか回答したという感じなので
見てる方からしたら「スラスラ答えられててスゴい!」という印象になったと思うけど
おそらく質問者側からしたら「微妙にストライクゾーンから外れたこと言ってる」になったのかなと。
おそらく一呼吸おいてゆっくり考えてストライクゾーンど真ん中の回答をしたほうが良かったのかもしれないです。
・自分自身に対する深掘りが足りなかった
これも質疑応答の準備の反省点。
「那覇をどうPRしていくか?」とか「アンバサダーとしてどんなことがしたいのか?」
という部分をメインに考えていましたが
「あなたが他の人に負けない部分はなんですか?」というような
喜友名ひとみ自身のことについての質問が飛んできました。
そこに対する答えが上記↑の返答の仕方をしてしまったことで、
「最後のひと押し」が足りなかった結果になってしまったのかなという印象です。
「プレゼンテーションの内容」と「アンバサダーになった後」のことをいっぱい考えて
自分自身のいちばんの強みとかをすぐ答えられなかったのは悔しすぎるなぁ。
今後いろんなオーディションを受けるにあたって必要な「核」がボケてる状態なので
まずはそこをしっかり見つけて確立していかないと、掴めるものも掴めないだろうから
しっかり自分自身と見つめ合っていこうと思った2024年3月の喜友名でした。
ここまで読んでくださった方が何か一つでも参考になる点があれば幸いです。
ではまた次のnoteでお会いしましょう!
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