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ようやく診断が確定しましたよっと
4月に突然の検査入院して空振りで終わり、それから色々ありまして、
今週ようやく診断が確定したので、検査入院以降の経緯をまとめようと思います。
先に結論から言うと、PCO(多嚢胞性卵巣症候群)という症状であることがわかりました。
以下順を追って経緯を書きますが、「ようやく分かった症状名」から読んでもらって大丈夫です。
あくまでも自分用の記録で書いているので。
これまでの経緯
前回のnoteでも書いたんですが、ざっくりとした経緯とすると、
去年の11月から生理が止まりました。(8月8日現在まだ来てないです)
↓↓前回のnoteまでの経緯はこんな感じです↓↓
1月下旬に産婦人科で血液検査→2月下旬に結果もらって、甲状腺科の紹介状もらう
3月頭に甲状腺科で血液検査→3月下旬に結果もらって、内分泌科の紹介状もらう
4月頭に内分泌科でMRI撮る→下旬に検査入院(3泊4日)
5月頭に検査入院の結果を貰う→まさかの異常なし、甲状腺科に戻ることに
下旬に甲状腺科で再度血液検査→やっぱり異常なし、産婦人科に戻ることに
6月頭に産婦人科で血液検査&3週間分の漢方処方
ほんと、当初は病院の3軒ハシゴをするとは思ってなかったよね。
結局、3週間分の漢方を処方されて飲み切ったけど何も変化はありませんでした。
飲み切ったのが6月26日。もう既に生理が止まって8ヶ月。
募る不安。わからない原因。溜まるストレス。悪循環。
途中経過を随時報告していた友達からは
「産婦人科変えたほうがいいんじゃない???」と言われていて、
確かに、セカンドオピニオン、やったほうがいいかもな・・・・
と思ってたんですが、この産婦人科、先生が3名ぐらいいて。
私が診てもらっていた先生が唯一の女性の先生で、週に1回(月曜日午前中)しか診察していない方でした。
別にこだわりはなかったんだけど、どうせだったら女性の先生がいいのかな??ぐらいの感覚だったので、
病院は変えずに別の先生に診てもらおうかな、と思い、
漢方を飲み切った後の診察は時間帯を変えて受診することに。
(そもそも仕事の都合で月曜の午前中絶対ムリ状態だったのもある)
とりあえず病院変えずにセカンドオピニオン
ということで6月の下旬に再度産婦人科を受診した際は、この病院の院長先生が診察する時間帯に受診。
今までの経緯をまた説明するのが面倒だった。同じ病院なんだからカルテ読んでくれよとは思ったけど仕方なし。
すでに2、3軒病院回されているので慣れてはいるんだけども。
毎回やっているエコー検査の結果、「全然生理が来る気配がない」とのこと。え、、、漢方の効果 is 何????
もう一回血液検査をするのと、ホルモン剤を10日分を処方されることに。
「大抵の人が服用している途中で生理が来るか、飲み切って3、4日後には生理が来ます」と説明されて、
「漢方3週間分飲んでも何ともなかったけどほんとか???」と思いつつも律儀に飲み切りました。
結局、飲み切るまでに生理は来ず。
飲み切ってほんとに3、4日後くらいに、本当に、本当に、
ほんのすこ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜し、申し訳程度の出血がありました。
いや出血と呼んでいいかも迷うレベルのやつね。
それを踏まえて7月中旬に再度産婦人科へ。
ホルモン剤を処方された日に行った血液検査の結果が、
1月下旬(この産婦人科に最初に行った時)に行った血液検査の時よりも、ホルモンの値が下がっているとのことらしく。
【黄体形成ホルモン LH】1/25検査:6.9 6/28検査:2.0↓
【卵胞刺激ホルモン FSH】1/25検査:5.3 6/28検査:3.8↓
【黄体ホルモン プロゲステロン】1/25検査:0.2 6/28検査:0.2 →
↓↓ホルモンについての説明はこの病院のページが分かりやすかったです↓↓
※私が通っていた産婦人科ではないです(そもそも筑波は茨城や)
LHもFSHも値がガクンと下がっているので、卵巣の機能が低下している可能性があるかもと説明を受け、
(いやいや、なぜか甲状腺科に回されてタイムロスしてたんだからそりゃあそうでしょうね・・・)と思いながらも、
「えぇ、そうなんですか」と大人のリアクションをしつつ(じゃあどうすれば・・・?)と思っていたところ、
ホルモンの値が低いのを改善するのであればホルモン剤を投与すれば改善はするけど、
根本的な解決にはならないので、一度大きい病院で診てもらって原因を調べてもらったほうが長期的目線で考えた時にいいと思いますと説明を受け、
(あ、もう遠回しにウチでは原因が分からないって言ってるな)と思いつつ
「ぜひ紹介状をお願いします」と申し出ました。
ラスボス「琉大病院」の受診
そして、沖縄県で病院をたらい回しにされる人が最終的にたどり着く「琉大病院」の紹介状をもらいました。
4月に検査入院をした総合病院は「内分泌科」での検査でしたが、今回は「産婦人科」の紹介状。
琉大病院で検査しても分からなかった場合、もう沖縄県内ではどこ行っても分からないと同義。
これで本当に最後にしたい・・・!と思いながら、7月26日の朝一番に琉大病院の予約が取れ、受診してきました。
7月26日というのが連休明けの月曜日。ただでさえどこの病院も混み合うであろう日。
9時の予約で、初診の場合は30分前には受付をしなければならないということで朝早くから病院へ。
色々初診の受付をして、問診で呼ばれるのが10時過ぎ。
その後もう何回目だよっていう採血をして、
診察で呼ばれたのは11時半になろうとしていた頃でした。既に待ちすぎてヘトヘト。
そしてこちらももう何回やっているか分からない超音波エコー検査。
問診で対応してくれた先生は若い方だったんですが、エコー検査の時はベテランっぽい先生も同席してくれ、2人がかりで診てくださりました。ありがたいですね。
ようやく分かった症状名
そして待ちに待った診察。すぐに言われたのが
「PCOの疑いがあります」とのこと。
PCOとはなんぞや???と思いながら聞いていたんですが、
「多嚢胞性卵巣症候群」(たのうほうせいらんそうしょうこうぐん)
という難しい病名を英語にしたときの頭文字を取ってこう呼ばれているそうです。
PCOで検索すると、色々な産婦人科が症状について説明しているページがありましたがほとんど難しい書き方をしていたので、
比較的わかりやすかったのが下記ページです↓↓↓
ざっくり言うと、卵巣で卵子は作ろうとしているんだけど、未熟な状態で卵巣に溜まってしまっている状態らしくて、
超音波検査で見た卵巣の写真で、ずらーっと未熟な卵胞の影が見えました。
卵巣内にタピオカみたいに卵胞が溜まってる状態でした。
これふざけてるわけではなくてガチです。
友達に説明するときに「タピオカみたいに卵胞の影が並んでた」って言ったら「何となくわかった」と言われたので。。。
ホルモンの値と、超音波で見た卵巣の状態を見て、
ほぼPCOで間違いないかなと、担当の先生も検査に同席していた先生も所見が一致しているとのことでした。
やっと、やっっっっと、病名というか、診断名の目星がついて、本当に本当に一安心という感じ。いや、安心してはいけないんだろうけど。
診断を確定させるために、あと2つほど検査をしたいということで、
インスリンの検査と、AMHという卵巣年齢の検査(保険が適用できない自費検査)をすることになりました。
PCOの症状が見られる方は、「インスリン抵抗性」という、糖尿病の人と似たような症状を持っている人が多いらしいので、血糖値を測る検査と、
AMHというのが一般的に不妊治療をしている人が行う検査で、PCOの人はAMHの値が高くなる傾向になるらしいです。
とりあえず追加の検査もそれぞれ別日で行い(3日連続で琉大病院に行った)、
先日8月4日の午前中に、すべての検査結果を踏まえた診断をいただきました。
診断確定
結果、PCOで診断を確定して問題ないだろう、ということで、
私が長らく悩んでいた無月経の原因は、PCOであるということになりました。
先生曰く、「PCOは、病気というよりは体質みたいなもの」で、
食べ物のアレルギーみたいな感じで、上手く付き合っていく必要がある症状らしいです。
要は、「生理が止まったりしやすい体質」であるということを理解して、付き合っていく必要があるらしいです。
そして一番心が軽くなったのが、
「PCOの人は、3ヶ月に1回生理が来れば、そこまで問題ではない」という先生のお言葉。
「毎月生理が来なくてもいいんだ!!!!」と思えるようになったのが一番ありがたかった。
どうしても「毎月来ないと病気かも」という思い込みがあったので。
で、PCOと付き合っていく上で大事なのが
「今子供が欲しいと思っているかどうか」ということらしく。
①子供が欲しい人→ピルを飲んで排卵をコントロールする
②今すぐ欲しいと思っていない人→3ヶ月に1回排卵するようにホルモン剤を飲んで生理を促す
わたしは生憎(??)今は相手もいないし、子供が今すぐ欲しい!と思っている訳ではないので②を選択。
ホルモン剤の処方箋をもらい、3ヶ月後の11月に再診の予約を取り、
長きに渡る病院通いが一段落した、といった運びになりました。
いやーほんとにここまで来るの、長かった。。。。
診断が確定した今、思うこと
唯一理解できないのが、PCO自体はそこそこ見られる症例らしく、
調べてみると女性の20〜30人に1人の割合で見られるという情報もありました。
そんな症状が何で最初に診てもらった産婦人科で見つからなかったんだろう、、、??
やっぱり最初に行った産婦人科が良くなかったのかな??と思ったりもするんですが、こればっかりは仕方ない。
なんだかんだ言って、セカンドオピニオン、めっちゃ大事。
というのを、今回の病院通いで気づけたので、それだけでも良しとしようかと思います。スーパーポジティブ。
あと、「インスリン抵抗性」という言葉がめちゃくちゃ引っかかってて
「え・・・・もしかして私・・・・糖尿病なの・・・?」と不安になってたんですが、
検査の結果、血糖値に異常はなかったとの事でそこも一安心。
ただ、「糖尿病になりやすい体質」であることは理解しておかないといけないらしいです。。。。
インスリン抵抗性について調べていたら、肥満じゃない人でも糖尿病になることはあるらしいので、
酒の飲み過ぎとかカフェインの摂取のしすぎも気をつけないといけないんだなあと思った次第です。。。
AMHという卵巣年齢も基準値よりは高くなってはいるものの、
未熟な卵胞が溜まっているのが原因らしいので、
子供が欲しいというときに然るべきクリニックで不妊治療を受ければ子供を授かるのも難しくはない、と言ってもらえたので本当に一安心です。
何よりも、生理が毎月来なくてもいいという事実が有難いことこの上なし!
とりあえず今飲んでいるホルモン剤で、生理が来てくれれば、あとはいつも通り過ごしていいんだ・・・!
生理が来るのが待ち遠しいと思う日が来るなんて、少し前は思いもしませんでした。
ほんと、女性の身体は複雑だ。これからも身体に気をつけて過ごしていきたい次第です。
とりあえず色んな人にその後の報告ができていないので、このnoteにて報告させていただきます。
長くなりましたが読んでいただきありがとうございました!!!