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自我復元 非公開文章 HG-0013

◆はじめに


本記事では無明庵が提唱する分割自我復元法等に関して、故鈴木崩残(EO)氏とやりとりしたメールの一部を記載しています


記事は、2014年4月中旬~5月末のメールから個人情報などを消去した上で掲載しています

また、記事の一部は無明庵桜の間にも記載がありますので、当時の掲示板上の話題の流れ等も含めて知りたい方は、下記リンクもご参照ください

[345]■ ★分割自我復元★その345■ 『メールアドレスを確認してください』  by:鈴木崩残  2014/04/17(Thu)20:04:25

http://www.mumyouan.com/k/?S345

(無干さん、天音さんに続く三人目の投稿です)

◆補足説明


記事内にはメールに記載されていた動画や他のリンクもそのまま残っていますが、時間の経過やYouTubeの仕様変更の関係で殆どはリンク切れとなっていますあらかじめご了承ください

ハンドルネームについて当時のメールでは「円廻」、掲示板上では「黒丸」としていました
現在のハンドルネームは黒九ですが、ここの違いに関してはあえて無編集としていますので、少々読みずらいですが記事内では黒丸=円廻=黒九として読んでください

◆記事内よりの抜粋


下記は本記事内で重要と思われる部分を抜粋したものとなります

今回のトピックは主に四点です

・ご褒美で釣ろうとするAC人格
・ハンドルネームについて
・安心させてやるよ人格について
・人間がおこしやすいミス

            ◆

・ご褒美で釣ろうとするAC人格

最近、不用品の処分をしているのですが、そもそも何故、これらの不用品が身の回りにあるのかが、妙に思え、分析するとまた一人、AC人格がでてきました。

1/AC人格の名前

「ご褒美で釣ろうとするAC人格」

2/出現状況と振る舞い

やりたくない選択をするとき、やりたくないことをしているとき、最後には何かしらの「ご褒美」があると、思い込むように仕向けたり、実際に与えることで、やりたくないことを、選択したり、やり続ける行動理由とする。

3/それは結局、何をしたがっている、何を言いたがっている人格なのか?

お前がどんなに嫌でも、どんなに寂しくても、どんなに苦しくても、言われた通りやれば、欲しいものをあげよう。

4/そのAC人格の挙動の原因は、親とのどういう関係にあったか

欲しかったものは、「それでいい」という親の承認、「よくやったという」親からの褒め言葉、安心させてくれる、親の笑顔。

最初は、これらが私は欲しかったのです。

親が、自身の不満や不安の回避の為に、思うように私をコントロールしたいとき、言うことを聞かせたいとき、又、言わずとも自分達の大変さを汲み取れと、私に要求しているとき、
取り上げることによって、私を不安にさせ、親の意向に沿った行動をすると、与えて、私を安心させる。

この関係の繰り返しによって、私は、親から安心というご褒美を得る為には、親の意向に沿うべきだと考え、行動するようになっていました。

社会に出てからは、親の代わりに、他人に対して同じことをすれば、欲しいものが手に入り、私は満たされ、安心できるだろうと思い、考え、行動していました。

手に入らない時は、代用品として、お金や物、情報を手に入れることで、なんとかして、満たされ、安心できるという感覚を再現しようとしていました。

不用品の多くは、やりたくないことを、がんばってやったご褒美として、AC人格が私に与えたものでした。本や雑誌、小さなものでも、ストレス発散の為の衝動買いとかは100%これです。

この人格の問題は、親の意向に沿った結果、安心するという点で、親の意向に沿わない場合は、ご褒美の安心が手に入らないという前提から、物事を見ようとすることにあります。

私が、どう感じ、どう見るかは、関係なく、まずは、AC人格が、
「親はきっとこう感じるから、お前もそう感じたことにしとけ。」
「親はきっとこう見るから、お前もそう見たことにしとけ。」
「そうすれば、不安は消し飛び、さらにご褒美もらえるから。」
と言ってきます。

ここで、ご褒美の安心が欲しいが為、AC人格に従った上で、さらに考え、行動を始めます。

また、この人格を否定されると、私は安心の供給先が無くなると思ってしまうので、不安になり、不満を持ち、怒り、ご褒美の安心を得たいが為に、ここでも、自分を否定し、AC人格に従ってしまうことです。

黒九メールより

・ハンドルネームについて

追伸:先日、ブログでのハンドルネームの表示を、「kuromaru」から「黒丸」にあらためました。

当初、「kuromaru」を使った理由の中には、自我復元に焦点を定めるという理由の他、インターネットで検索したときに出てくる結果、特に同じ名前のキャラクターが、他に存在しているというものもありました。

黒丸では、お酒など、「人以外」になることが、不満でした。

また、日本語発音なのに、ローマ字表示とすることは、あえて、別の漢字表示の多様性を残しておくことで、その名前でいる時に発生したトラブルを回避したという目論見もありました。

「kuromaru」では、他人の影響や存在を受け作った要素が大きく、その上、焦点も定まりにくくなるように思え、使いたくなくなりました。

これは、桜の間で、投稿者が、「kuromaru」と書かれた報告文と、「黒丸」と書かれた報告文を読み比べ、同じ投稿主なのに、なぜか感じる雰囲気の違いがきっかけです。

そもそも、ハンドルネームは、世間でどう使われていたり、どんな雰囲気のキャラクターが存在するかということは、関係なく、自身に対してどう機能させるかが、目的ではないかと思います。このことに無自覚でしたので、方向修正しました。

黒九メールより

・安心させてやるよ人格について

・・・文章省略・・・

今回のAC人格場合、
かなり同一化しているのか、言い分を聞いているだけの状態と、
AC人格に疑問を持ちつつも、対抗手段を持っていない状態では、
不十分なように思えました。

明確化しようとしたことで、それは、すりあわせの後の作られた、
偽物の安心だとはっきり判り、
そこで、対抗できる可能性がはじめて出てきたように思えます。

・・・文章省略・・・

黒九メールより



・人間がおこしやすいミス

・・・文章省略・・・

これは、常に、人間が、よくやらかすミスです。

出来るはずだ、出来ないはずだ、そんなはずだそんなはずない、いずれも、過去に、記憶された経験と照合してやってもみないうちから、決め付けているということです。

私も無心剣のときに、今でもたびたび、これが脳裏をよぎり、そのせいで、失敗を重ねています。

ただし、肌で感じる危なさ、いけそうだという感覚はありますので、記憶由来かそうでないかが振り分けの指針になります。

たまに茶碗とかのせて、
死人禅っぽいことするのは、
・・・文章省略・・・
かなり役立つと思います。

崩残氏メールより



◆有料部分の内容について


有料部分の内容は「記事内よりの抜粋」文章を含むメール全文となります。

◆注意事項


有料部分に関して私の個人的な資質や性格が色濃く反映されており、無明庵掲示板上で公開された情報と比較し普遍性は少ないと思えます

また、誰しもが同じ体験をするとは限らず、あくまで一復元実習者の実体験例として参考にしていただければと思います

復元作業に際して有用であろう情報は、上記の「記事内よりの抜粋」や、無明庵の掲示板に掲載されていますので、基本的に有料記事は購入不用です
特に今回の投稿は大部分が放射線測定関連のやりとりとなっており、人によってあまり参考にならないと思います

私としては、トピックは違えど放射線測定関連のメールやりとりの中にも、分割自我復元という他に類を見ないメソッドをこの時代にもたらした崩残氏の、0から何かを始める際の構築力や、視点、考え方などが反映されていると思え、なるべく原文のまま記載をしています

特に、自ら関心を向けやろうと決めたことに取り組む際の爆発的なエネルギー出し方と使い方は、当時の私が直接的にしろ間接的にしろ関わったことのある人の中でも群を抜いていました

ただし、放射線測定の専門的な内容に関しては、扱っている機材が古い他、専門家ではなくド素人が書いた文章の為にあくまで参考情報としてください

自我復元非公開文章の記事全般に言えることですが、記事を参照し発生した損害や事故等についてはどのような内容であっても一切責任は負えません


有料記事内の自我復元に関係する重要な部分は太線表示としています

厳密にはその他の部分も密接に関連しているのですが、太線部分だけ読んでいただければ概要は伝わるようにしてみました

お時間の無い場合などにご活用ください

以降記事本文となります


◆有料記事本文


2014/04/14 (月) 11:12
●測定ブログの今後の展開

円廻さま

コード、修理出しなどの大事に至らず、
直ってよかったですね。

さて今後のそちらのブログですが、

順番としては、

1/

BKGを、この季節で
4時間 8時間 16 時間の3種類取るといいです。

そちらの遮蔽の厚さですと、ピークが判明するまでに
最大で16時間を必要とすることも
ありそうです。

むろん最初の4時間ぐらいで出るものもあるのですが
時間が多くなると、消えるピークもあるのです。
このあたりは、個別の設備によって違うと思いますが、

私の場合には8時間から14時間でした。
それを越すと山が低くなってきたりします。

2/

いきなり定量の試みをしてもいいと思います。

ただしその前に、基準となる試料が必要です。
これに関しては、食品を測定するのが目的ですから、
あの私のところの土壌は使えません。

あの土壌は、季節ごとのピークあわせにはすごく便利です。
そのピークの位置あわせのためだけに使うことをお勧めします。

3/

それで、定量に必要なのは、食品をターゲットとする場合、
とりあえず、20ベクレルから50ベクレルあたりのサンプルがいいです。

ところが、これは今、私のところにある
米ぬかと、ドロライトのあまりなどでは、分量が足りないので、

「数種類の米ぬかと、泥を黒くなるまで焼いた炭状の灰」をよく混ぜて、

計算上で、20~50ベクレルあたりになるものを、
なんとかして、作ってみます。

これは、とても難しい作業になるので、
しばらく時間をください。

それが出来たら送りますので、
おのみちさんに、測定依頼をするといいです。

4/

その結果が出れば、
その瞬間から、円廻さんの設備で、
ベクレル数への換算をするための「表示」が出来るようになります。

私も最初、理解するのに時間がかかったのですが、

検査結果の出ている検体を測定したときに、
自分の測定器に出るグラフは、
誰が何といおうが、その単位は、Bq/kgなのです。

極端な話、円廻さんが、その検体を
わずか、100グラムの容器に入れて測定しても、
そのグラフは、断固として、Bq/kgを表しています。

これはたとえば、
測定所で、50ベクレル/kgと結果が出た検体があったらば、
それを、円廻さんが、
ご自分のマリネリに「自分で決めた体積」を入れて、
その時の容器の重さを除いた
中身の正味の重さを測っておきます。
(軽量器に容器の重さの差し引き機能があると思います)

これで8時間ほど測定したときに、
C-137の山の大きさが、
上方にある程度のスペースを持って表示されるように
MAXとTDを調整します。

左の200近辺の山など無視していいです。
肝心なのはセシウム連山とK-40のみです。

だから私のグラフを見ると分かりますように、
右側は、ぎりぎりでK-40が表示されるところまでにしてあります。
左などは、スペクトルの頭が切れています。
(定量しない領域なのでどうでもいいのです)

また、TDとMAXのスライドを使って
C-137の山が、最も大きく見えて、
グラフの上下のおおよそ真ん中あたりにくるようにしています。

ただしこれは測定から約3時間経過してグラフの高さが
落ち着いてきてからでないと出来ません。

リニアライザーのよるピークの位置あわせも含めて、
決まったら、それで、設定保存します。
(前に言いましたけど、
 イコライザーによる山の上下調整は、元のデータが狂いますので、
 絶対に使わないことです。EQは、フラットにしておいてください。)

ここからまた難しいのですが、
画面に定規を当てて線を引くのではなく、
いったん、プリントアウトします。
その紙の上に三角を引いて、
例のネット上の「面積計算ツール」で面積を出します。

そしたらば、
測定所での結果が、仮にですが50ベクレルだったらば、

C-137に関しては、

50Bq÷C-137の三角の面積=係数 になります。

同じことを
134の山について行います。

50Bq÷Cs-134の三角の面積=係数 になります。

*********

そして、そのあとに、別の検体を測定して、
三角の面積が出たら、それに係数を掛けます。

するとベクレル数が出ます。

たとえば、計算結果が、10ベクレルと出たとします。

ただし、ここで重さの差を計算に入れないとなりません。

円廻さんが、定量の基準に使った試料の重さが、
仮に、500gだったとします。

ところが、次に測定した検体が、
それよりも軽くて300gだったとします。

そうしたら、先ほどの計算結果の「10ベクレル」に、
500÷300=(1.666)の値を掛けます。

それで出てくるのが、測定した検体の300gあたりではなくて、
1キロあたりのベクレル数です。

*********

やはり、ここは出るグラフが、
遮蔽鉛の厚さの違い、マリネリの形と容積の違い、
そして、入力レベルが違うために、

私の表示と、そちらの表示は違ってくると思いますので、
そちらでの、試行錯誤は必要ですが、

先にこちらで、
なんとかして簡単に割り出せる方法を切り開いておきましたので、
それに順ずれば、たぶん、行けます。

その時に、わからない事は質問してください。

遮蔽容器の15mmと50mmの違いによる測定精度の差が
どれぐらい影響するかはまだ分かりませんが、
鉛遮蔽がないよりはずっといいです。

崩残




2014/04/15 (火) 20:59
Re: ●測定ブログの今後の展開

崩残さま

>コード、修理出しなどの大事に至らず、
>直ってよかったですね。

ほんとよかったです。
測定する場所の環境整備も必要だと思いました。

>BKGを、この季節で
>4時間 8時間 16 時間の3種類取るといいです。

リニアライザーを使わず、オーディオレベルの調整で、
なんちゃって校正が進んだので、
ただ今、BKGの測定中です。
気温は18度ぐらいです。

>これに関しては、食品を測定するのが目的ですから、
>あの私のところの土壌は使えません。

先日、
手持ちの焼土を測定に出そうと考えてまして、
おのみち測定依頼所さんのブログを見てました。

すると、手元にある焼土とおぼしき測定をみつけました。
http://onomichi-labo.blogspot.jp/2014/03/2014_2.html

同じものか、確認の後、数値を利用した計算をしようと考えていましたが、
今回のメールの内容と、、
自身の基準となるベクレル数を探している最中とはいえ、
とりあえず、100ベクレルは、高すぎるので、
このベクレル数での測定をベースとした方法は、
使うことができないと思いました。

当初、理想は未検出、
最高でも10ベクレル、と考えましたが、
10ベクレルの理由が、単に政府の最低基準をコピーしているだけというのが、
どうも気に入りません。
(私の中での出来事としてです。)

>あの土壌は、季節ごとのピークあわせにはすごく便利です。
>そのピークの位置あわせのためだけに使うことをお勧めします。

遮蔽がてきて、山の位置がわかりやすくなったせいもありますが、
ピーク位置あわせがとてもやりやすかったです。

以前のメールにあったように、
焼土と、やさしおがあれば、
一定期間おきの、ピーク位置あわせの校正はできそうだということを、
実体験しました。

>それが出来たら送りますので、
>おのみちさんに、測定依頼をするといいです。

こちらで測定後、
おのみちさんに依頼をすることにします。

>4/

アドバイスありがとうございます。
ただ、今の状態では、体験が伴っていないせいもあり、
理解できないところも多くありますので、

>その時に、わからない事は質問してください。

その時は、よろしくお願いします。

>鉛遮蔽がないよりはずっといいです。

実は、鉛遮蔽無しで、どこまで測定できるかと考えたこともありました。
しかし、今思うと、順番逆で、
遮蔽容器を用いた上での測定の経験を十分に積んだ後、
遮蔽無しの実験をした方が、
その行程で出てくるデータに、共有性が多く含まれ、
ひとりよがりな結果にならずに済むように思えました。

円廻




2014/04/16 (水) 1:40
AC人格列伝追加です【円廻】


崩残さま

最近、不用品の処分をしているのですが、
そもそも何故、これらの不用品が身の回りにあるのかが、
妙に思え、分析するとまた一人、AC人格がでてきました。

1/AC人格の名前

「ご褒美で釣ろうとするAC人格」

2/出現状況と振る舞い

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