見出し画像

どこかの劇団の脚本家様へ。


毎日更新頑張ってみようと思ってたんですが 感情を言語化することにかなりの時間を要するタイプなので、2日ほどサボってしまいました!!!自分にも他人にも甘いです!!
以前書いたnoteもあまり綺麗な文章ではなかったのにも関わらず、更新しない間もぼちぼちリアクション頂けてかなり嬉しいです!!!このnoteも駄文にはなりますが、どなたかの目に留まることを信じて!!!

そんな今日はグレショーお気に入り回の感想 殴り書き(余裕でネタバレします!)と、妄想配役の回となっております!!

お気に入り回も、演目自体は全編見たけど、まだ稽古風景は見ていない作品が多いので、もしかしたら「新しい気付きみたいな書き方してるけど稽古の段階で監督さんが仰っていたよ!」とか「それはそういうことじゃないよ!」みたいなこともあるかもしれませんがそういうツッコミはしないでください!!あくまでわたしが感じた作品の感想、解釈なので、優しく生暖かい目で見ていってください!!



第九回公演『霊霊(たまたま)』

脚本・演出 - 西田悠哉/劇団 - 劇団不労社
嵐の中、僻地にある旅館「たま」に到着したYouTuber・リアルブラック。
ドッキリの為に創作の怪談話を作っていたビッグ(演 - 小島健)とユカイ(演 - 福本大晴)だったが、そのドッキリが次第に現実のものに変わっていく。
そんな中、リアルブラックの元メンバーで、現在は旅館「たま」で働いているタダシ(演 - 正門良規)とたまたま再会する。

これはオチの気味悪さが断トツ。褒め言葉でしかないんだけど正門くんがタダシを演じることで、ぐんっと狂気さが際立っていて最高に怖かった。
”サイコパス臭が強いタイプのヤバイ役”はAぇの中でも正門くんが適役だと思っていたからこそ配役の解釈が一致していて本当に天才。
オチの、ニコニコの表情が一瞬で真顔に変わりふすまを力任せに閉める行動の緩急が冷や汗モンなのにも関わらず、見終わったあとに答え合わせと言わんばかりに考察を読み漁ったら気味悪さが増長したし、いまだに謎が解けない部分もあって、見てる最中も見た後も、後味が悪い演目でたまらない。
それこそ、考察を読んであの場面にはこういう演出意図が含まれてこういうことだったのかもって咀嚼できたところも多々あったけど いまだに“リアブラメンバーのだれがたまを予約したのかはっきりしなかった”こととか“声やジャンケン、ジャージが被ったたまたま”の演出意図が理解できてなくてモヤモヤしてるので、稽古風景で、こういうことだよって語っていたり、自分的にはこういう解釈をしているよ!等があれば是非に教えてほしいです!!!!!わたしのなかではまだ霊霊は完結していないです!!!


第十回公演『HAPPY ENDie』

脚本・演出 - 大熊隆太郎(劇団壱劇屋)
ジンタ(演 - 小島健)は、親友のユウキ(演 - 佐野晶哉)が殺されてしまう運命を変えるために警官(演 - 草間リチャード敬太)と不思議な世界を何度もループすることになる。
しかし、ユウキを殺した張本人である犯人(演 - 福本大晴)は、「犯人は自分ではない」という言葉を繰り返しながらユウキを殺してしまうことに怯えていた。

2周して2度おいしい作品!!1周目は作品のストーリーの面白さとか、舞台上で パントマイムを巧みに使い映像作品とほぼ変わらない 場面や回想に区切りを付ける演出や 言葉遊び、演技力にただひたすら圧巻され、作品全体が悲劇の虚構世界だという全体像を知った上で2周目したら、時空を超える時に象徴的に描かれてた「枠」そのものが、原稿用紙の中を表現するために四角で統一されていたんだなとか、言葉遊びが印象的だったのは、一人の男の脳の中(描く世界)だったからなのか、とか。
実は、冒頭から 男が創りだした世界線の物語であることをパフォーマンスで強く匂わせていたり、その他の圧巻の演出の中にも、たくさんの伏線が器用に散りばめられていたり、芸が細かくて、伏線を回収しながら違う視点を持って、再度 面白く感じることのできる演目で最高でした!!!!

個人的な演技賞には、目がパキってて、絶望でヒス起こすたいちぇくんが圧倒的に優勝でした!!!彼 お顔がきゅるきゅる赤ちゃんでかわいいから王道ヒロイン(注※埼玉のホスト)役でも映えるんだけど、おめめがきゅるきゅるな分パキってたり、焦点が合わないような闇落ちヒロインがあまりにも似合いすぎる、、映像作品でももっとこういう役してほしすぎる!!!!


第十二回公演『大暴力』

脚本・演出 - 福谷圭祐(匿名劇壇)
フラッシュフィクションの稽古をしている不仲のアイドルグループ(演 - Aぇ! group)。
続く稽古の中、メンバーの怪我やSNSの流失が原因で、メンバー間の溝は埋まらないほどに深くなっていってしまう。

これは言ってしまえば舞台上で見るモキュメンタリーの類。
妙にリアルな不仲アイドルグループの距離感とか終演後にわちゃわちゃ仲良く舞台袖へ捌けて行ったあのグループは、Aぇを見ていたのか、Aぇが演じた不仲なアイドルグループを見ていたのか。少し気を抜くと現実とフィクションが交錯して錯覚する奇妙で好きな感覚。
フラッシュフィクション内で 繰り広げられるブラックジョークの数々が決して気持ちのいいものがないのがド癖(ヘキ)。作品全体ももちろん好きだけど、特にお気に入りのフラッシュフィクションを箇条書き程度に。順不同、脳直なのであまり上手く良さを伝えることはできないし、褒め言葉として“最悪”だとか“気持ち悪い”を多様しますが悪しからず。

君の剥製
→悪びれもせず今カノに元カノの虚像を押し付ける気持ちの悪さ。誰もが、身近で体験しうるかもしれない、いつか自分が当事者になり得るかもしれない妙にリアルな状況が絶妙で嫌だし、ENDieのときの感想と同じくたいちぇくんが何を考えてるかわからないキモ役(褒めてる)を演じていたので好き

理想と現実と現実
→タイトル通りに理想と現実の違いを強く突きつけてくる容赦なさと(恐らく)死オチ。最悪ですね。コミカルに「ひたすら現実って辛いよね」を押し付けてきて泣く。

Singin'in the Rain
→これはただただ末澤誠也が最高でした!!!

ぼくのまち
→ Singin'in the Rainで使ったブロックを街の中のゴミに見立てて回収する演出が天才的でシンプルに好き!!

やさしい人
→せーけんが最高でした!!!彼氏役のこじけんが嘘を吐けずにじんわりと優しさで彼女を傷付けていく過程が最悪で、彼女役の末澤くんがとにかくかわいかったです!!!(小並感)

愛のドキドキ百億万回レース
→小学生(でいいのかな?)の晶哉ちゃんが、幼さ故に純粋な気持ちで嬉々として心中を望む絶望感がたまらなくゾワゾワ。

愛の酷薄
→付き合ってさえいない相手に書くラブレターに「抱きたいです!!!!」は「夜中のテンションで書いたから!!」では片づけられないじゃないですか。それを書いて、更には真正面から大真面目に読む神経にサイコパスみを感じるんですけど、それを、正門くんが演じてるんですよね。タダシ同様適役だと思いました、好きな配役です!!!
告白を受ける側の末澤くんも、感受性が終わっててどっちもかなり気持ちが悪くて良かったですね!!

ガラスの水族館
→これは全 大暴力担 が好きだと聞いています(虚言)。
共依存の世界。過去に囚われ続ける世界。
せーけんカップル良すぎ。絶望たいちぇくん最高。理想郷はこれでした!!!!ごちそうさまでした!!!!!!(語彙を捨てすぎ)


第十六回公演『鬱憤』

脚本・演出 - 藤井颯太郎(幻灯劇場)
日常に突如襲いかかった未知の感染症「ヒノワ」。
古崎佑理(演 - 草間リチャード敬太)は恋人の同居人・堤優弥(演 - 佐野晶哉)の発熱をきっかけに彼から糸電話でコミュニケーションを取る事を提案される。
パンデミック後、佑理の働く村上書店では清水慎二(演 - 小島健)の言動が鍵となり人気作家・花岸叶のサイン会が行われることになっていた。
そんな中、清水の友人でヒノワ流行をきっかけに詐欺商品の販売で大儲けをしていた峠悠太(演 - 福本大晴)は、自身が騙していた顧客の中に小学校からの幼馴染・村上倫也(演 - 正門良規)がいたことを知る。

これはコロナ禍を生きた人類 全員みるべき!!!!!!
とにかく「ゆうやぁ😭」ってしか言えなくなるのだけど、優弥が可愛すぎることも相まって、佑理と優弥の楽しくしあわせだった過去を1本の作品として上演してほしい。
いっそ糸電話がどんどん短くなって、感染症を気にしなくなった日常の中で、優弥がおやつに買ったカレーパンをいつものように半分残してふたりではんぶんこしたのにも関わらず優弥が夕飯にカレーを作ってしまって、佑理が呆れながら「もうしばらくカレーは食べたくないよ」って言うif回でもいい。

ヒノワ後の世界線では悠太が倫也に対する罪悪感で、依存していく様とか、ヒノワを経験して人との関わり方が変わったであろう清水くんが その後 人とどう関っていくのかとか、堕ちてく工藤さんもちょっと(かなり)見たい。

そしてサブテキストを表現する部分の演出が繊細でかなり苦しくなりました。



とまあ、自分でもなかなか笑っちゃうんですけど、ハッピーエンドが好きであるにも関わらず、重く鬱々とした作品ばかりを好んでしまっているのですが、ここからもう少しだけ、わたしが彼らには演って欲しいお話の話(笑)にお付き合いください。

物心ついて最初に好きになった作品でいまだに好きなお話が『人魚姫』なのですが(鬱々作品を好む根源)これが、軽く考えただけでもあまりにもAぇのためのキャラクター揃いで妄想配役ですらドンピシャだったのでいつかこれがベースの演目をしてほしいです!!

【あらすじ】

もちろんAぇには6人娘を演じてもらいます!!!

主演の人魚姫はもちろん晶哉ちゃんになる(音楽劇だと嬉しい)んですが、年齢順と設定がAぇのまんまだと、1番上と下の娘の年齢差が8コの年の差になりその分、人魚姫が海の上に対する憧れも強くなるのでいいかなと思います!!!!

人魚姫が想いを寄せる人間の王子は、顔選抜でこじけんです!!!演目として演るとなると脚本は多少変わってくるのは承知なので、王子ベースのとことんクズな立ち位置の男ってものをあの造形美で演じてほしい(ニッコリ)

そしてそんなクズな男がある意味一途に想いを寄せる隣国の姫様はもちろん(せーの!!)末様!!よろしくお願いします!!“脚本は変わる前提”と言ったばっかりですが、できれば末澤くんの修道女姿やドレス姿が見たいです!!!はい!!私欲です!!!

こんな調子であとのお3方の妄想配役を発表します(笑)

海の魔女は無慈悲なヴィランでいてほしいのでたいちぇくんにしてほしい、、瞳孔ガン開きで高笑いとかしてほしいですね!!!!

そして正門くんとリチャくんには悲嘆に暮れる人魚姫の前に現れる姉や、精霊、オリキャラでもいいので絶対的に人魚姫の味方側のキャラでいてほしい!!!!!彼らがいないと人魚姫が救われないようなキーパーソンでいてほしいです!!!

ド素人ヲタクの私欲全開妄想配役なので、すべてがガバガバ設定でこれ以上作品として広げる力はないのでどこかの劇団の脚本家さん、わたしの願望を叶えてください。

長くなってしまいましたがお付き合いいただきありがとうございました!!!!

『美しい人』と『いるかボーイズ』がずっと気になっていますがまだ見れていないので、見れたらまた感想文を書きたいと思います!!!!

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集