52日間の恋②
自己分析その2
※今回も3000字超えています。暇な方だけお読みください。
昨日は別れた直後の気持ちを整理するために記事を書きましたが、まだ言い足りないことがあったので。
なぜ結局私の方が執着しているのか。
やっぱり今は辛抱の時だと思っていたのに、結局我慢しただけで終わってしまったから。
でもそれだけでは無いなと思いました。
愛情を感じる経験が乏しく、誰かから愛されるという状態に依存していたから。
初めて素性をさらけ出しても愛してくれる人に出会いました。
自分は明らかにマジョリティではないからと自信もなくしていたので、普通なんてないよと初めて言われて人知れず感動してしまいました。
自分はちゃんと両親がいますが、特に父からは私にちゃんと伝わるような愛を受け取った記憶がありません。
そしてこれは同じ長女であるいとこから言われてハッとしたのですが、長女なので知らず知らずのうちに自分を抑え込んで家の中のバランスを取っていたというのもあるようです。
だから、愛されるってなんなのかよくわからないまま育ち、困惑しながらも初めて現れた愛してくれる人に依存していたのだと思います。
信用して好きになるまでに時間がかかりすぎると何度も言っているけれど、それのせいで、ちゃんと心から好きって直接伝えられた回数が数えられるほどもなかったから。
これは性格や今までの人間関係のトラウマによるものなので後悔しても仕方ない部分だと言えばそうなのですが、それでもやっぱりまた時間差に苦しめられたのが本当に悔しいです。
前の恋もそうだったから。
相手は仲良くなり始めてすぐ距離を詰めてきたけれど(恋愛には結果的に発展しなかったが)、私が本当にその人に恋した時にはその人にはもっと仲の良い女の人ができていました。
時間差、本当につらい~~。
相手からすれば全部私が悪いのかもしれません。
治しようがないのが余計に悔しいですが。
それでももうちょっと、ちゃんと普段から愛を伝えるべきだったんだろうなとは思います。
なぜ彼は怖いのか。
怖かったです。
1~2週間前には冷め始めていたというのに、全くそんな素振りは見せなかったんです。
冷めた瞬間冷めたって言うというのもなかなかそれは一時の感情なのではと思いますが、その1~2週間は私の愛が最も深くなっていた時でした。やっと相手を完全に信用できたのだと思います。
だから、一旦信用してしまうと信用度がバグる私は裏切られたように感じてしまったのです。
たしかに私が会いたいって言った時の反応が微妙だったので、その時点で気がつくべきでした。でもそれはただのちょっとした違和感にすぎず、まさかこうなる伏線だとまでは思えなかったのです。
鈍感すぎると思います。
彼からすると気づけよって感じだったのかもしれません。
でも察しろは良くないですがね。
違和感が確信に変わったのは別れるたった3日前の夜でした。
もし別れたら、みたいな話をずっとしてくるので、告白してくる前も会ったら好きになるかも、みたいな遠回しな言い方だった彼のことだから、別れたいということなのかと何となく気づいてしまいました。
その時に私は、受験生の恋愛の最大のメリット話したんです。
後退も進展もしない。
受験生じゃなかったら既に別れていたかもしれないということだと解釈したようです。
だから受験の間は全部ストップしようねという話になった気がするのですが、相手には上手く伝わっていなかったのか、結局別れを切り出されました。
1~2週間前には冷めてきていたというのに修学旅行中はちょっとでも声が聞きたかったと言って毎晩電話をかけてくるし、別れる5日前にすきだよって言われたLINEも残っています。
最初はこの冷めた気持ちが一時的なものだと思うし、そう思いたいから続けたいと言われたので、自分にこの気持ちは一時のものだと言い聞かせるためにそういうことをしていたということなんでしょうか。
私からすると人間不信の加速要素にしかならなかったのですが。
そうやって被害者ぶっていても仕方ありませんがね。私が悪いところもきっとあったので。
本当はあと2週間は続く予定でした。
2週間で気持ちが変わらなかったら別れようという話でした。
ただ、私が最初の入試まで残り約80日で、2週間ももやもやしてまともに勉強が手につかない状態が続くのが嫌だったこと。
相手の続けたい気持ちと別れたい気持ちがどれぐらいなのか聞いたところもうほぼ別れたいで決まりだったこと。
もう私を少しも好きではないことは話を聞いてわかったのでそんな状態で続けるのは相手の時間も奪ってしまうことになること。
そんな理由で、その2週間の猶予期間の1日目にばっさり終わらせました。
私は全く別れたいと思っていないことは伝えていました。
でも、煮え切らない相手の意向をどうにか聞き出し、お互いにとっての最適解を探った結果やっぱりこうするしかなかったんだと思います。
告白される時も付き合う時も、はっきりしてほしいタイプの私がはっきりしない相手を誘導して相手から言わせ、
別れる時も結局そうなってしまいました。
先に好きになったのも好きじゃなくなったのも相手でしたから。
それがわかっていたので、私はその気持ちを引き出したまでです。
2人で始まり、2人で終わった恋でしたが、やっぱり実質は相手から始まり相手で終わった恋だったのです。
そして最後まで、本当に会えないことだけが冷めた理由だったのかわからないまま終わったのがやっぱり怖いなと思います。
会えないことが理由なんだとしたら、ちょっと説明がつかないような気がします。
会ったのは3週間前の月曜日。
別れたのは一昨日、日曜日。
その1~2週間前に冷め始めたとすると、会ってから1週間ちょっとで冷めてきたことになります。
付き合ってから会うまでには1ヶ月空いたのに、本当に会えないことが理由だったんでしょうか。
まあ確かにこの先1ヶ月以上空くことも考えてそう言ったのかもしれませんが。
だから本当に会えないことが理由なら会う頻度を増やしたり、それでもどうしても頻繁には会えない分毎日電話するぐらいの努力はできると言って引き止めました。
でもそれも1日しかもたなかったわけで。
会えないから冷めたのではなく、冷めたから会えないことを理由にした。
私は彼ではないので推測の域を出ませんが、こっちの方が腑に落ちる感じがします。
はっきり私が悪いなら私が悪いと言ってくれないことが、人間不信には余計に怖い~~。
悪いとまではいかなくても単に好きではなくなっただけかもしれないですが。
やっぱり人間不信かつ依存体質の私には、愛が本当にそこに存在するのかわからないことほど怖いことはないので、はっきりしないことを優しさと思っているなら変えてほしかったな。
はっきり言うのが苦手な気持ちもわかるというか理解はしなきゃいけないと思いますが。
こうやって書いていても、どんなに客観的に見ようとしても私という人間の考え方、価値観、考えの側面でしか見られないので、本当のところはきっとずっとわからないままです。
相手も同じだとは思います。
もう割り切れたと思っても涙が出てくるのは、きっとそれだけ好きだったからだけじゃなくて、こうして最後まで不安が残ったからかもしれません。
愛を伝えること、心の奥底を表に出すことを怖がっていたくせに、愛される状態に依存していたこと。
素性を出してもあんなに愛してくれていた相手にさえ愛想を尽かされた(と感じた)ら、もう誰からも愛されないんじゃないかとどこかで思っているんだと思います。
やっぱり人間関係で歪んだ人間に恋は難しいですね。恋なんていちばん難しい人間関係だと思うので。
52日間本当にご迷惑おかけしました。
私はまだ完全には立ち直れておらず、そんなの自分のメンタルが悪いのに受験生振りやがってとほんのちょっとだけ思っていてすみません。
あなたは元気だと思います。
というか元気にしててください。
こんな難しい人間のことはさっさと忘れて、もっと良い人を見つけてくださいね。
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