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裏心理学の動画8本中、お伝えしたいスキルはこれだ!

今日は裏心理学のお話です。裏心理学ってなんだ?と思われたかもしれません。この裏心理学、なぜ裏と言っているかというと、表に出てくるところを対象に心理学をやるのはあまり効果的ではないから、ということを僕自身の体験ですごく感じているからなんですね。

裏心理学でココロを操る

もっというと意識にひっかかる、言葉で意識に訴えかけていくスタイルの心理学、心理スキルは相手にそれがバレてしまいます。「なんか気持ち悪いぞ」と。「なんかやられてるな」ということでバレてしまい、いい効果を表すどころか「ちょっとこういうやつは気をつけろ」と、悪い効果を出してしまうことを延々としてしまう。

そうではなくて、裏心理学というのは相手の無意識に入っていくという意味でもあり、心理学として表に出ていないスキル、心理メカニズムとして効果的なものであるということなんです。裏心理学は、演劇論の世界や臨床心理、犯罪捜査の世界など、もっというのであれば洗脳をしているカルトや犯罪をしている集団などで使われていて、知らないうちに心を操られてしまうスキルがいっぱいあるんです。表題の件は、そういった動画を8本撮影したということなんですね。

この8本の内容は、
1本目:大企業が使う『性格判断スキルで目標を達成する方法』というものをお伝えしました。自分のタイプを知ってスイッチを作ります。
2本目:ハリウッド俳優が使いこなす演劇論から『自然と好感を持たれる身体のつくり方』
3本目:催眠術師が使う『言葉の魔術』、究極の自己催眠法
4本目:最先端の企業マーケティングで使われる知見の中から、行動経済学や社会心理学の中で語られているもので、『相手に決断を促す2つの必殺技』
5本目:性格タイプ別お金に関する『無意識の防衛』。お金の距離感のとり方。
6本目:犯罪捜査に使われるものということで、『催眠商法で使われている3つのスキル』
7本目:僕のもう1つの柱、エリクソン催眠。『相手の心を短時間でつかむ話し方』を2つ。
8本目:僕が占い師をやっていて、すごく使えると思ったメソッド。占い師自身が信頼される技術の中から『2秒で相手を信頼させる話し方』の2つのスキル。

ハリウッド俳優も使う『伝わる』対人スキル

表の心理学と裏の心理学は違いますよという部分をベースに、1番わかりやすいものとして、今日は2本目の『ハリウッド俳優が使いこなす演劇論』。スタニスラフスキー・システムと言われているものを一部お話していきたいと思います。



メラビアンの法則をご存じでしょうか。違う呼び方では55対38対7の法則と言われていて、人が言葉を使って相手に何かを伝えているときに、伝え手の印象として何を重要視するか調べた法則です。55%は相手の表情や態度、しぐさといった部分が内容の印象を決めています。38%が声。声のトーンや速さ、ボリュームやしゃべり方です。話の内容自体は7%自体です。

そしてハリウッドの俳優たちは、何をしゃべるかよりもそれが相手にどう見えるかということに心を砕いているわけですね。たとえば「今日はいい天気だ」という一言をしゃべるとしても、その「今日はいい天気だ」というのはどういう気持ちで言っているんだろうと。身体やしゃべり方、視線。身体を開いているのか閉じているとか、そういうことによって「今日はいい天気だ」ということの裏にあるもの。何を抱えてその人はそこに立っているのかを見ていただいている方に伝えていかなきゃいけないんですね。

そういう身体の使い方のこと。身体だけじゃなくて心の持っていき方も含めてですけど、それを緻密にくみあげているのがスタニスラフスキー・システムと言われているものです。

今日は誰にでもできる効果的な身体の使い方、身体の向きをお伝えします。この身体の向き、相手と正対しているか、あるいは横に並んで身体の向きを自分でコントロールすることにより、相手との距離感をこちらでコントロールすることができるんですね。

相手との気持ちの中での距離感といってもいいです。1番相手にとって「この人は信頼できるな」というのは、腹を見せているところです。相手と正対して、腹を見せている。「敵ではないですよ」ということでおなかを見せている状態。相手にとって信頼ができるんですよね。

もちろん急に見せられたら「ちょっと怖いぞ」となります。いきなり正対するのは敵対する可能性もありますからね。徐々に行います。たとえば人間関係がすでにできている上司と部下、パートナーとの関係性の中で正対して相手に向かって身体を開きその人を受けとめる。それによって信頼を生み出す。大事な局面であればあるほど、身体を開いて相手におなかを向ける。効きます!やってみてください。


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