【女性限定】どんな男性にも好意を持たれるテクニック
以前、「犬猫トレーサー」という心理術を、男性限定でご紹介しました。そしたらですね、「女性の使える心理テクニックはないんですか? 女性限定っていうのもぜひ!」という嬉しいお言葉をいただきました。
ありがとうございます! 早速リクエストにお答えして、今回は女性限定の(正確には女性限定というわけではなく、「女性がやると破壊力を発揮するよ」という)心理術をお伝えしていきます。
ぶっちゃけ、そんな難しい心理術じゃありません。なにをするかと言うと、「ウケる」「相手の話にウケる」というのが、女性の場合は爆発的に力を出すという、単純な話です。
今回は相手を男と想定していますが、男に限らず、いま人はいま非常に「承認してもらえる」ということが減っています。
これはいつか、回を追っていったら、「いまのコミュニケーションの問題」「現在を生きている僕たちが抱えるコミュニケーションの問題」について、お話していきたいと思っていますが、いまは昔に比べて「自分を承認してもらえるという機会」が、圧倒的に減っているんです。
それはSNSをはじめとする、インターネットを介したコミュニケーションの発達に密接にリンクしているわけなんですが、それはまぁ、別に機会にお話するとして。
話を戻して、女性の必殺技。
はい、「ウケる」です。
男性がいま、女性から「自分のことを認めてもらっている」と感じる最大のタイミングは、「自分の言ったことに対して、女性がウケてくれる」なんです。女性に笑ってもらえるということは、本当に、男として自尊心が満たされるということです。
これ、意識はしていないですよ。僕がこの番組でお話しているのは、『サブリミナル』ですからね。無意識のところで「なんかこの子すごくいいな」と思ってもらうのに、「ウケる」という行為はものすごく効果があるんです。
実際、夜の接客業で働いている、僕の複数の友だちは「ウケるというのは一番効く」と言っています。
キャバ嬢の言葉「さしすせそ」というのがあって、「さしすせそ」を使って会話していくと「お客さんがリピーターになりやすい」「指名がつきやすい」と言われていました。
大体、これだけで言葉を繋いでいると「指名がもらえる」「リピーターになってもらえる」「お客さんになってもらえる」ということ。実はこれらすべて、相手の男性の自尊心、承認欲求を満たしているんですね。
「知らなかった!」と言われれば、「どうよ、俺、知らないこと言っただろ」って感じで自尊心が満たされる。「すごいですね!」なら「どうよ、俺、すごいこと言った」だし、「センスいいですね!」でも同じ効果があります。
「さすがですね!」「そうなんですか!」も同じで、相手の自尊心や承認欲求を満たしていく言葉なんです。
あ、「せ」については、「センスいいですね!」の他に「せっかくだから延長を!」の「せ」もあると聞いているんですが、まあ、それは横に置いとくとして。
女性のあなたは、いまの通り「さしすせそ」で会話していただければモテるのですが、ちょっとまあ、時間がかかるというか、まどろっこしい部分もあります。
だから、「ウケる」なのです。
男性がちょっと面白いことを言うとか、ギャグを言うというのは、女性を楽しませよう、その場を和ませようというケースが多いんですよ。まあね、そのうちのほとんどが面白くないわけですが、そこで、ウケてあげる。
「あはははは。いやあ、ほんとですか(笑)」
みたいな感じで。
そうやってウケるとですね、「うわっ、認めてもらったー」みたいなのが、ゴーンと来るんです。僕も男だから、よくわかります。女性を楽しませようとして、何かを言ったときに「えへへへへ、ほんと。おかしい(笑)」とか言ってもらうと「めっちゃ、いい子だな。この子」と思って、キュンとくるんです。
これ、男が男と話してて「あはははは。ウケる(笑)」とか言っても、嬉しい感じはゼロじゃないですけど、キュンとはこないわけです。その場が、楽しいなと思うこともありますよ。けれど、男と男だと無意識的にマウンティングっていうのもあるので「どうや、俺、面白いこと言って、どうや」みたいな、ちょっとマウンティングみたいなものが入って、面倒くさいなことになってしまうんですね。
それが女性が「ウケる」とですね、ほんとにキュンとくるというか、可愛いというか、男の心の中にスッと入っていきます。「面白いかな、どうかな」って微妙なときには、迷わずウケてください。ほんと「ウケる」と、男の人のあなたに対する見方が変わってきますので、まず、これをお薦めします。
そして、相手とちょっと仲良くなった頃、少しお話が弾むようになった頃に
「ところで、あなたは洋食と和食だったら、どっちが好きですか?」
と聞いてください。
その後は男性向けでご紹介した「犬猫トレーサー」と一緒です。
和食と答えられたら
「そうなんですか! 私もなんです。和食の中だったら何が好きですか?」
と、相手の答えをトレースしながら聞いていく。「洋食です」「洋食だったら何が好きですか?」とか、こう聞いていって、2つ3つ聞くと単品の料理に行きつくわけじゃないですか。和食だったら、
「そうだな、普通にね、肉じゃが、かな」とか。
あるいは洋食だったら「単純なんですけど。オムライス」など。その時に、ちょっと、はにかみながらですね。
「私、それ、得意料理です」
と言ってください。
もちろん、そのときは得意料理じゃなくてもいいですよ。そこで、作る料理がわかったわけじゃないですか。次に、その男の人と会うまでの間に、その料理を練習する時間は充分あります。だからそのときは全然できなくていいです。その場で「私、それ、得意料理です」って、ボソっと言ってください。
このボソッというの、秘訣です。
真面目に「私、それ、得意料理です!」とドーンとぶつけちゃうと、男のほうも身構えてしまいますので、空気に投げるように「私、それ、得意料理だな」と、ボソっと言う。
そうするとまあ、男のほうとしては普通に「ほんと?」って返してきます。そして、
「え、ほんと?」
「うん、ほんと」
「へぇ、食べてみたいな」
というように会話が流れるんですね。
その前に、相手の話しにちゃんとウケてないとダメですよ。
ウケることで相手の無意識の中にライクを溜めたあとに、この「どちらの料理が好きですか?」というトレーサーを発揮すると、次の約束が取りやすくなります。
もちろん、次にすぐ手料理を振る舞う必要はありません。次は「その料理の美味しいお店、私、知ってます」ってデートを重ねていく。すると男から「次は君の作ったオムレツ食べたいな」「君の作った肉じゃが食べたいな」という言葉が出てきますので、そのときまでに料理の練習をしていただいて、そして料理を振る舞って差し上げる。
このような流れは、女性が男性を落としていくには、いいステップです。「胃袋をつかむ」というのは、女性がいい男をゲットしていくいい手段でありますから、ぜひこの順番でやってっていただければと思います。