引っ越しにまつわる心理学
一般的に引っ越しを多くする人を、「引っ越し貧乏」と表現することもあります。事実として、引っ越しをするときはお金がかかりますからね。
今はそんなに頭金や補償金などは言われなくなりましたが、それでも引っ越し屋さんにお願いしたり、自前なら大きな車を借りなきゃいけなかったりで、リアルにお金がなくなる意味を含めて『貧乏』ということもあると思います。
もう1つ、心理学的にいうと引っ越しをするときに「何か現状から逃げたいな」という気持ちが自分の中にある場合。
これは意識的ではなく、無意識的な問題であっても「ちょっと現状から逃げたいな」と引っ越しをする場合は、そこで立ち向かうこと、面と向かうことをあきらめてしまい、ラクな方に流れて行動が前向きにならずチャンスを逃す、という意味でも引っ越し貧乏といった言われ方をしています。
ただ、こういう心理学的なベースがあることをおさえた上、知った上でお話しますが、それでも引っ越さなければいけないときはあると思います。環境的な問題ですよね。
一番わかりやすいのが、その環境においてイジメにあってしまっている状況ですね。変えられるのは自分と未来だけで、過去と相手は変えられないというのがカウンセリングや心理学における1つの真理だと僕は思っています。
ということはです。その環境において自分がかなりネガティブな状況になっていて、それも自分の力が及ばないところで、というような場合、もう自分でできるのはその場から脱することだけです。
だって環境に働きかけるとしても、相手を変えることはできないわけですから、それは逃げではなくて、僕は積極的な解決になるのではないかなと思います。ですから、そういうときはどんどん引っ越しをした方が良いと思います。
ただ、またここでグルグルとまわりますが、それを何度も何度も繰り返してしまうことになると、またちょっとクエスチョンですよね。
ということになると、「何かがおかしいのではないか」となりますよね。
それは決して自分にとってハッピーではなく、引っ越し貧乏の「貧乏」というお金の面以上に、人生で見た時にもったいないことではないかなと思います。その場合は、自分の中の何かを変えていくことも、視野に入れてもらった方がいいかと思います。
最後は少し方位や風水のお話しです。
僕は占い師もやっています。とは言っても風水師ではないので、方位についてはあまり詳しく存じ上げませんが、引っ越しの1つとして方位学、風水にも少し触れてみます。
毎年、この方角が良いよという吉方位や、凶方位というものがあります。風水の世界で最強のもっとも大凶といわれる凶方位は、五黄殺と言われている方位です。
この五黄殺の方向に向かって行動をすると、「何かが崩れますよ」、「貧乏になりますよ」、「失敗しますよ」という、めちゃくちゃ悪い方位です。毎年方角が変わりますので、ない年もあったりしますのでぜひご確認ください。
もう1つ、この五黄殺の真反対。180度真反対の方向にあるのが、暗剣殺です。驚くべき、びっくりするような災難に見舞われるおそれがある、と言われる最凶の方角です。これが五黄殺の真反対にあります。
僕もあるんですが、そこにもし引っ越したい物件、どうしても気になる物件がある場合、気になりますよね。これ、解決策があるので大丈夫です。
堺に方違神社という神社があります。方違神社にお参りをすると、凶方位がなくなると言われています。僕も去年行きました。そうすればOK! と僕は思っています。
曜日なども色々ありますが、僕は良いことだけを信じておけばいいかな、とも考えています。ほかにも風水的に、玄関や寝室にはこういったインテリアが良い、などもあると思います。
詳しい方もいらっしゃいますよね。その中で自分が「これがいいな!」というものを探して、それをやってことが僕は重要なんじゃないかなと思います。