人がもっとも興味があるのは、お金? 時間?
今日お伝えするのは、ある心理学者がGoogleのキーワードプランナーを使って、一年間で全人類がお金や時間、性的なワードについてどれぐらい検索をしているのかを調べた結果です。
時間についての検索数は30億回でした。今、世界の人口は80億人弱だと思うんですよ。なので、半分まではいっていないですよね。80億人分の30億の方が1回は「お金」について検索をしたということです。
では性的なワードです。検索回数は20億回でした。「お金」より少ないんですね。僕「お金」の倍ぐらい検索されているのでは、と思っていました。秘匿性、秘密性があるのでもっと検索しているんじゃないかな、と思ったんですが「お金」よりも少なかったですね。
では最後に「時間」。実は「時間」に関する検索は50億回でした。やはり人はこうやって見ると時間がすごく大事なんですね。
どの国のどの地域の人がどれぐらい検索しているのかはわからないので、ちょっと一概にはいえないんですけれどね。その人たちにとっては、時間についての興味が高ったという結果がでています。
僕が主宰しているラボの中で質問を受けたんですよ。「たくさんのタスクをこなしていくには時間管理が大変だ。どういう風にしたら時間管理っていうのはうまくすることができるんですか?」という内容です。
タイムマネジメントって本当にむずかしいというか、大きな課題のひとつではありますよね。タイムマネジメントだけでも本がでているぐらいですから、僕がここでまとめるのはむずかしいと思うんですけれど、僕が実際にやって「これは本当によかったな」というものを少しお伝えをしたいと思います。
それは何かというと、2つあります。まずひとつめは、自分がどういう時間の使い方をしているかというのをしっかり把握するということです。僕でいうと、最近スマホの縦読みマンガにハマりまして、結構な時間でマンガを読んじゃうんですよ。
朝おきて、活動する前に1、2本読んで、夜寝る前に1、2本読んで。移動中にまた読んで、みたいなことをやっていて。細切れに読んでいるその時間をたすと結構な時間になっているんじゃないかな、と自覚しています。
そういう細切れ時間のときに自分が何をしているのか、自分がどういう時間の使い方をしているのかを、なんとなくしかわからないじゃないですか。大雑把なところしかね。それをまず把握するのがタイムマネジメントの第一歩だと思います。
今はありがたいことにアプリがありますので、「今これやっています」となど、スマホにポンポン打ちこむだけで管理していけます。「時間管理術」とかでappストアを探していただくと、無料で使えるのがたくさんあります。その中から気に入ったのを見つけて、自分が一日何をやっているのか7日間つけてみてください。
そうすると「この時間すごい無駄だわ」「こんなに無駄な時間使っていたんだ」という時間が浮きあがってきます。
ここからは自分で決めればいいと思うんですけれど、その時間をカットして有意義に使うもよし。「まあ無駄だけれど、これも人生のエッセンスだ」と思ってそのままにするのもよし。いずれにしても、まず把握することがとても大事だと思うんですね。
その自分の時間の使い方をしっかり数字で客観的に把握したあとは、「どうやって使っていくか」を再検討する。これでタイムマネジメント、結構できるようになると思います。
その再検討して有意義に使っていくときに、もうひとつ。僕のオススメは、明日やることを前日の夜に決めてタスク化することです。ToDoリストをつくることをオススメします。
僕はこれをやるようになってから、かなり一日にこなせる作業量が増えましたし、その一日の濃さが濃くなりました。時間を有意義に使えるようになったと自分では思っています。
「大体朝これやって、昼これやって、夕方からこれをやるとこれぐらいのことはできるな」というのを頭の中で計算をして、コテっと寝る。次の日、そこを考えなくてもいいんですよね。
ちょっと余裕をもっておくのも大事ですよ。計画どおりにいかないことの方が多いですからね。電話がかかってきたり呼びだされたり、いろんなことがありますから。
そのときは急遽対応しなきゃいけないことがあったとしても、ちゃんとToDo化されていると余分な時間、僕でいったら縦読みのマンガ読んでいる時間にそれをあてこんで、結局一日を有意義に過ごすことができるので、これはオススメしたいですね。
しかも僕、これもうすでに3年ぐらいやっていますけれど、そんなにストレスじゃないです。そんなにストレスじゃない原因のひとつとしては、僕がキュウキュウにつめこんでいないのもあるかもしれません。このへんはみなさんの好きずきだと思いますので、参考になりましたら。