多くの失敗からたどり着いた「夢の叶え方」3ステップ
2022年も後半に入りまして、残り4か月となりました。今回は、夢を叶えていく3ステップと題しまして、皆さんにお届けして参ります。
夢を叶える3つのステップとは
ここで皆さんに夢を叶えるというお話ができることを、とても嬉しく感じています。僕自身も実際に夢を叶えた方法であり、心理学的にも正しいと言われています。
そこで、夢を形にするために、1番最初に考えていただくことがあります。それは、自分でもやれるところを考えるということです。
自分の中に『リソース』がない夢は叶いにくい、形にしにくいということなんですね。具体的にお話すると、たとえば、僕は運動能力がない方だと自分で思っていますが、その僕が「プロのスポーツ選手になりたい」という夢を描いたとしても、とても難しいことは想像できます。もちろん絶対無理とは言いませんが、かぎりなく難しいですよね。プロを目指すというのは、並大抵ではないと思います。
もし希望があるとするなら、競技人口が少ないスポーツを目指したり、もともと持っている力ではなくても、頑張れば開発できるスポーツにいくなどでしょうか。そういった戦略的なところも重要になってくるでしょう。
これは音楽の才能もそうですよね。音程がとれない場合、そこからスタートしなければなりません。歌の上手な人が歌でプロになっていく、夢を叶えていく。この方が形にできる可能性も高いと思います。ですから、まずは自分の『リソース』の問題を考えてみましょう。
そして、リソースの問題が片付いている前提で、夢を形にする3つの方法を実行してみましょう。
1つめは、イメージすること
2つめは、スモールステップで成功していくこと
3つめは、公表すること
これが夢叶える3つのステップです。
それぞれどういうことかをお話していきたいと思います。
心が折れない『3ステップ』の使い方
まず1番目の『イメージすること』
これはものすごく大事です。人間というのは、イメージができないと行動ができないようになっています。もしかしたら、「そんなことないよ。僕はイメージできなくても飯食えるし、イメージできなくても寝られる」と思う方もいらっしゃるかもしれません。それはその通りです。それは『人間として夢を叶える』という行動ではなく、『動物として個体を保存する』という生存本能に根ざしたところです。
けれど、自分の夢を形にしていくという人間にしかできないものについては、イメージしないと前に進めないようになっています。そうでないと、モチベーションが続かずに折れてしまう。
イメージするものはなんだと思いますか。その夢が形になったときのゴールですね。そのときに自分に何がおこっているのか。そして、そのときにどんな状態に自分がいるのかというイメージがとても大切です。
僕がとても好きな言葉に、コピーライターの仲畑貴志さんが書かれた一文で「目的があるから弾丸は速く飛ぶ」という言葉があります。目的がないと弾丸も速く飛ばない。イメージができなければ、人間はそちらに向かってモチベーションを保つことができないというのが心理学的な実験でも出ています。まず、ゴールをイメージする。これを最初にやってみましょう。
次に『スモールステップで成功を体験すること』
これもとても大切です。特に形にする夢、ゴールがものすごく大きいものだった場合、そこまでいくまでに疲れちゃいますよね。スモールステップで「ここまでいったらまずOK!何か自分にごほうびあげよう」というようにスモールステップを決めていく。
具体的に言うと、ダイエットをするとしましょうか。たとえば僕が今100キロだったとして、「目標体重65キロです」と言うと、ゴールまで果てしなく感じます。いきなり35キロ落とすとなると、道のりの長さが見えません。なので、100キロあったとしたら5キロずつマイルストーンを組みます。95キロ、90キロ、85キロ……。5キロ落ちるごとに何か自分に許したり、「できたね!」と誰かに褒めてもらったり「よくやってるな!」と励ましてもらう。それによって、モチベーションの持続が可能になります。
結局、夢を形にするためには行動を続けるしかないんですよ。でも、その行動を続けるのが難しいんですね。だから多くの人の夢は叶っていかないということなのですが、その行動を続けていくためにゴールを明確にイメージして、スモールステップを組む。そのスモールステップごとに「成功したぞ!」ということでモチベーションを維持していくことで、行動することを続けていき、その夢を形にしていくということなんですね。
それでは、3つ目の『公表する』は何かと言いますと、心理学的にいう『公表効果』というものです。みんなに言うと、後戻りができなくなるところがありますよね。言ってしまうと、「頑張らなきゃ!」と思う。
僕は実体験としてありますが、大きく公表していくと多くの人が、賛成してくれたり、サポートしてくれたり、応援してくださるんですね。
たとえば「ダイエットやっています」と言うと、「俺もやってるんだよ!一緒に頑張ろうぜ!」と言う人、「いやぁ、頑張ってるその姿はすごくいいよ!俺、応援するよ!」と応援いてくれる人、「ダイエットしてるんだったら、とてもいい方法があるんだよ。お金とかそんなかからないから紹介するね!」と協力してくれる人が出てくる。
これも僕の信念なんですけど、『人は人によってしか幸せになれない』。だから人から応援されたり協力されたり「一緒に頑張ろう!」と言われたりすると、もっとモチベーションが出る。だから結局、行動が持続して、夢は形になっていくというところです。
これ心理学的な理論ではありますが、もう絶対なんですよ。これが強ければ、もし冒頭のリソースがたとえなくても、夢が叶う可能性はなくはないです。なので、リソースがもしなくても、諦めなくて良いと思います。だけど、それはものすごく険しい道だということを覚悟して、この3つを続けていっていただければと思います!