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口先男と一直線のイメージ。
まいど、黒井です。
18時半から20時までのあいだ、彼女とGoogleハングアウトでテレビ電話をしていました。
電話を切るところまではいいんですけど、そのあと、何だか気分が落ち込んでしまって、ちょっぴり精神が不安定になっています。
いろんな悩みを抱えながらもがんばって働いている彼女の、仕事や人間関係における悩みを聞いて、ぼくは、いつも自分の考えを話したり、彼女へのアドバイスをしています。
家でごろごろしてろくに働いてもいないぼくが、です。
「人付き合いがメンドウでも会社のひとと仲良くなったほうが気が楽かもしれないよ」とか「人見知りだとか、ひととしゃべるのが苦手だっていうことも、自分からいっちゃったほうがいいよ」とか。
何をいってるんだ、ぼくは。
ひとと仲良くしたほうが気が楽かもしれない?
自分のウィークポイントも自分からいったほうがいい?
それができないから彼女は(そしてぼくも)悩んでるんじゃないか。彼女は頑張っていて、それでも悩みを抱えているのだというのに、ぼくはまるで「自分はそうしてきた」といわんばかりに偉そうにアドバイスなんかしちゃってさ。
ぼくは自分がまったくできていないことを彼女にすすめている。そんな人間の言葉を誰が信用するんでしょう?
彼女を何とかしてやりたいという想いさえ、いまのぼくには「おこがましい」ことであるはずなのに、上から目線でしゃしゃり出てきては「俺ならこうする」じゃあいけないよ。
少なくとも、ぼくはいま、口先だけの男です。
電話を切って、少しすると、自分は何もできないのだという強い無力感と、電撃のようにするどい罪悪感に打たれ、こうして気分を落ち込ませてしまいました。
自分はこのままずるずる、だらだらと時間を無為に過ごして、やがてオジサンになっても両親を苦しめながら、両親の首を絞めながら生きていくことになるのだろうという確信が、頭の中いっぱいにイメージされて、離れないのです。
Twitter:黒井@ガチひきこもりブロガー
ブログ:たのぶろ
お供え:黒井の欲しいものリスト