赤沢宿ついた。
ゆるキャン△を読んで行きたくなったので、山梨県の早川町にある赤沢宿を訪ねてみました。
赤沢宿とは身延山と七面山を結ぶ参道に旅籠として栄えた宿場町です。国の伝統的建造物群保存地区に指定され、当時の面影を残した街並みが保存されています。
県道から少し奥まった場所に位置しています。
ここに至る道中がなかなかハイレベルでした。ゆるキャン△原作ではしまりんが原付で訪れていますが、行くならバイクや軽自動車のほうがいいです。車で訪れる方のために後述しましたが、私のカングーではなかなかシビアな道でした。
赤沢宿の一番奥の方に見学者の駐車スペースがあります。そこに車を停めて散策しました。
保存地区一帯は石畳になっています。
写真の大黒屋と墓地の道はゆるキャン△原作でも描かれていましたね。
かつて旅館として使われていた建物は公共の休憩所として開放されています。
地元の方がきれいに整備してくださっています。障子戸と囲炉裏が田舎の親戚の家を思い起こします。
ちなみにここのトイレは最新の水洗式で、非常に綺麗でした。
急な坂道には道の中央に階段が作ってあります。この日は雨だったので、坂道はツルツルに滑って怖かったです。階段のありがたみを感じました。
青紅葉が至るところにあり、地面には栗が落ちていました。紅葉の時期に来ると良さそうです。
原作でしまりんが撮影したと思われる場所から赤沢宿が俯瞰できます。軒数は多くなく、こぢんまりとしています。
残念ながら古民家のカフェはおやすみでした。
蔦に侵食され気味の家屋。
夏の合間の「涼」を感じる、梅雨のような一日でした。
今回の使用カメラとレンズ
レンズ1:smc PENTAX-DA★55mmF1.4 SDM
レンズ2:HD PENTAX-DA 16-85mmF3.5-5.6ED DC WR
ボディ:PENTAX K-3ⅱ
※赤沢宿へのアクセスについて
県道沿いの赤沢宿入り口の看板から先、急勾配や離合不可能な狭路、見通しの悪いカーブが連続します。鬱蒼とした山林の道なので薄暗く、相手車に察知してもらう意味合いでもヘッドライト点灯をおすすめします。
また、地元の方の生活道路になっているため、高確率で対向車がいます。
悪天候時は落石や土砂崩れの危険があるので訪問を避けたほうが無難です。
いわゆる「酷道」に匹敵する運転難易度ですから、車で訪れる際は十分ご注意ください。