B League finals 観戦記☆Game1・琉球ゴールデンキングスvs宇都宮ブレックス〜その一瞬に夢を、時の全てに情熱を〜
1、広き裾野と、この高き頂と
前日のゲリラ豪雨は、天空に漂う全ての塵を洗い流したのか。
朝から澄みきった青空が広がっていた。
JR千駄ヶ谷駅
東京オリンピックに先立ち全面改装されたこの駅は、woodyな内装が乗降客の心を和ませてくれる。
しかし、この日ここに集った人々は、早くもアグレッシブなオーラを発していた🔥🔥
ゴールド&ホワイト、もしくはイエロー&ネイビー、このどちらかの配色に身を包んだ人々がゾロゾロと信号を渡っていく。
彼らの目指す場所はすぐ目の前にあった。
東京体育館
その前に鎮座する黄金色の『トロフィーモニュメント』。
この日は初日。翌日、もしくは翌週火曜まで、『頂点』を目指す熱い戦いが繰り広げられる。
2022年5月28日
B league finals game1 琉球ゴールデンキングスvs宇都宮ブレックス
🏀バスケットボール🏀なるスポーツ。
日本全国、中高の部活に必ず存在、近年は小学生が取り組む『ミニバスケ』も普及した。このスポーツの裾野は格段に広くなっている。
周りを見渡せば、小学校低学年から中高生、シニアの方まで、バスケの客層は実に幅広い。
時計は10時を回っていた。『ファイナル限定グッズ』を手に入れるため開場時間ピッタリに到着したのだが、、
既にテントの外には長蛇長蛇の列ができていた。テントにたどり着くまで30分はかかるだろう😨😨しかし、並ばない、という選択肢はなかった。私と夫は一枚も『ブレックスTシャツ』を持っていない。やはり黄色に身を包み
BREX NATION になりたい🥲
ああ、立飛で買っておけばよかった❗️
リーグ戦最終節の5月8日🔥アルバルク東京vs宇都宮ブレックス🔥
私には初めてのBリーグ観戦だった。ビジターチームだったブレックスの物販コーナーを覗いたものの、『レジェンド田臥くん』のキーホールダーだけですっかり感激し、それだけで満足してしまったのだ。
既に気温は30度近くに達していた。しかも、室内競技観戦だから、と玄関に帽子も扇子も置いてきた。見通しの全てが甘かった🥲、が後悔しても遅い。
生きてテントにたどり着けるか不安になる程陽射しは容赦なく照りつける。まだ5月なのに30℃近いなんて。一瞬の日陰でも生き返る思いがした。
駅の方に目を向けると、目の前に『西麻布』『広尾駅前』経由『目黒駅』行きのバスが停まっていた。銀杏や欅が青々と葉を揺らすこの空間、大都会東京ど真ん中とは思えない😳😳
ようやくテントに辿り着き会計を済ませたが、時計は既に11時を過ぎていた。早速買った黄色いTシャツを着込んだ。
(ブレックス公式HPより抜粋)
よし、これでBREX NATIONだ🌟🌟
そう思うと途端に元気が出た。意気揚々と入場口に向う。
たかがTシャツ、されどTシャツ。この一枚で、何かと、誰かと、心が繋がった気がするのだ。
2.『この舞台』に辿り着くまで
見た目クールだが、現実は混みすぎてカオスな入場口を抜けると、初めて見る東京体育館の大空間が目に飛び込んできた。
さすが、東京オリンピック会場にもなった室内競技の殿堂だ。
ダメもとで挑んだチケット争奪戦、1時間以上粘って取れたのは三階席後方だったが、意外とよく見える。
東京体育館 固定席6000人、仮設席は最大4000人分設営できる😳😳
屋外のラグビー観戦に慣れた眼にも、この会場はかなり大きく見える。
しかも、足元は毛足の短い絨毯で、椅子も宝塚劇場並みにフカフカだ。当たり前だが空調もよく効いている。ああ、涼しくて生き返る🥲🥲
コートでは両チームのチアーが早くもエネルギッシュなパフォーマンスを披露していた。ブレックス公式マスコットのブレッキーもなかなかキレのある動きをする。
予想外に快適な空間、早速お昼を食べることにした。場内の照明が落ちていき、コート中央に優勝トロフィーが輝く🌟🌟
『座席では飲食禁止』⁉️気づくのが遅かった。
もう選手は入場するというのに、泣く泣く席を立ち飲食エリアに向かう羽目になった🥲
室内競技のコロナ感染対策は、相当シビアなのだ。
ようやく見つけた飲食エリアで、持参したアイスコーヒーを飲みつつコンビニおにぎりを流し込む。選手入場を告げるアナウンスが煌めく照明の中で流れる。急がねば❗️
しかし、
戻った時には『チーム紹介と選手入場』は終わっていた。ちなみに、いつもの見慣れたラグビーと違い、バスケには『入場』なるイベントが『2回』ある。
2回目=試合間際におこなわれるのは『スタメン=starting5の紹介と入場』と先日の立飛で初めて知った😳😳
スポーツ毎にお約束は違うのだ。
すでに入場した選手達は、ひたすらシュート練習をしていた。バスケの試合前練習はそれに尽きるらしい、というか、戦術など分からない初心者の私にはそう見える。
バスケ界のレジェンド田臥くんの姿も見えた。
『能代工の田臥くん』
日本中の誰もが知っていた天才高校生の未来を、当時誰が想像できただろう。まさか、
日本に『プロバスケリーグ』ができるなんて❗️
日本バスケが歩んだ道、それは今ファイナルという華やかな舞台に立つ田臥くんが、20年以上かけて必死に切り拓いた道でもあるのだ🥲
あのあどけない高校生は、41歳になっていた。メンバーの1人として、この大舞台に立つ準備を繰り返す。
反対サイドでは琉球が練習を繰り返していた。
今年は、沖縄県本土復帰50周年。
小学生の頃、平和教育の一環で一本の戦争映画を見た。その映画の予告編で流れたのが、灰谷健次郎原作、沖縄戦の悲劇とその後を描いた
『太陽の子』だった。
子供心にショックを受け、その後原作も読んだ。あの沖縄戦から77年、この歴史的背景もありこの地はバスケが長く根づいてきた。
🌟初めてのファイナルの舞台🌟
彼らは時に笑顔をのぞかせながら、エネルギッシュに練習を繰り返す。桶谷HCはじめコーチ陣が身に纏うサラリとした紺のシャツには、鮮やかな黄色と赤の差し色と共に、美しい南国の花々が染め抜かれていた。
会場中央では、Bリーグ公認『イケメンすぎる』アナリスト 佐々木クリスさんのチーム分析が始まっていた。
ディフェンスの堅い両チーム、得点力もある、要は似た者同士なのか。
既に優勝経験を持つ宇都宮と、初めての栄冠を目指す琉球。
観客席は、センターから実に綺麗に二分され、琉球のホワイト&ゴールド、宇都宮のイエロー&ネイビーのコントラストは、どこか満開の菜の花のように、鮮やかで温もりある美しさを醸していた。
いよいよ試合前練習も終盤、
意外にもバスケは、屈伸、開脚、のような基本的ストレッチもみんなで行う。普段見慣れたラグビーにはないルーティンだ😳😳
コートには、宇都宮HC安斎竜三さんの姿が見える。田臥くんと同じ41歳。
Jリーグ開幕時の松木安太郎、もしくは早大監督時代の清宮さんような雰囲気、
要するに『若い割にオッサン』テイストなのだが、バスケ選手だった面影は、そのスラリと伸びた長い足に見て取れた🌟
練習が終わり、観客の拍手と共に選手達は引き上げていく。
BREX NATION
宇都宮は、『ブースター』ではなく『ファン』という呼称を使うらしい。さらに、スポンサー、自治体等を含め、チームを支える全ての人々の総称として、上記呼称を使用している。
私と夫も、この日はBREX Nation の一員として、初めての宇都宮応援を始めようとしていた。
Kick offならぬTip offの時間が近づく。再び照明は徐々に暗くなり、『スマホのライトを点灯しよう』というアナウンスが流れた。
暗転した会場に灯された無数の小さな光、その間を色とりどりのレーザービームが走り抜けていく。
急にコート中央がライトで明るくなった。そこには金色に輝く優勝トロフィー🌟🌟その周りでチアーチームが会場をさらに盛り上げる。
Bリーグファイナル
バスケという極めてタフなスポーツが、極上のエンターテイメントに昇華して、今私達の前に現れようとしていた。
starting5のコールが始まった。
先に宇都宮。
エース比江島慎選手に注目が集まる。
次いで琉球。
得点力のある今村選手が注目される。
既に琉球ブースターとBREX NATIONの応援は始まっていた。
荒れ狂う手拍子が会場を駆け巡る中、頂点を賭けた試合は始まった。
3.第1Q&第2Q〜その一撃に〜
セントラル方式、
すなわち、一方のチームが興行権を持つホーム&ビジター方式ではなく、リーグが中立的立場で試合を運営する、というのが決勝の取り決めだった。
バスケの試合を中立的に⁉️
もちろんレフリーの話ではない。応援の話だ。
最初から最後まで、ホームチームがひたすらDJの先導で応援しまくるBリーグ。どうやって中立的試合応援ができるのか⁉️
すぐわかった。
DJは、両チームの『攻撃』を先導するのだ。
①琉球の攻撃演出は『粋』だ🌟
『声』ではなく、沖縄の伝統楽器『三線』が先導するのだ。
♪タンタンタンタン、ン、タンタ タンタン♪
ソルフェージュが苦手だった私にはこれが再現の限界だ🙇♀️おそらく4拍子、ブースターは上記リズムに合わせて
👏パン・パン・パン・パン👏
と手を叩く。
②対する宇都宮はシンプルだ。
Let’s go TOCHIGI ❗️👏パンパン パパパン👏
TOCHIGI=トチギ=栃木⁉️ そうだ😳😳
宇都宮は県庁所在地であって、県名は栃木なのだ❗️
今更の事実になぜか驚く。ブレックスは、この県の知名度UPにかなり貢献してるだろう。しかも、餃子にはないcoolなテイスト、『宇都宮』ではなく『UTSUNOMIYA』なのだから。
私はこの日、『栃木』という言葉を今までの人生分聴いた気がした。
さて、攻撃時は『会場DJの声』にそのまま乗ればよかった。問題はディフェンス時だ😨😨
これは全チーム共通なのか。両チームとも同じパターン、
『ディー』『フェンス』👏パンパン👏
しかしDJは『でぃー』『ふぇんす』とは言ってくれない。
私達は心の中で『ディー フェンス』と歌いながら👏パンパン👏と手を叩かねばならない。もちろん、この時当然攻撃の琉球は小気味よく♪三線の音色♪を奏でる。
三味線よりキーの高い三線の響きは魅力的だ。
うっかりすると、その響きに呑まれて👏パンパンパンパン👏とやってしまう😨私は必死で反対サイドに座るBREX NATIONの手の動きを凝視した。
ソルフェージュのテストのようなリズム運動が続く。理論的には最後の音で合うはずだが、実際出だしはズレるから、微妙に琉球の手拍子と音が合わない、この僅かな不協和音をかき消すべく益々手を叩く羽目になる🔥🔥
バスケの応援合戦はなかなか奥が深い。
色=視覚は、白と黄色で実に美しく色分けされているのに、それぞれが発する音=聴覚は、常に全く別個のリズム。
この一見アンバランスな風景は、両チームが『迷いなく』応援することにより、不思議な調和を生み出していた。そして
🔥🔥会場は間違いなく盛り上がる🔥🔥
この前半、
互いにディフェンスは機能したのだろう。
第1Q、
主導権が小刻みに入れ替わる。宇都宮は鵤選手、琉球は岸本選手が好調だ。
終盤は琉球のディフェンスがわずかに勝ったのだろう。宇都宮のシュートは思うように決まらない。
中に入れない→遠くから打つ→入らない→リバウンド取られる
これが続くとあっという間に点差が開く。
バスケの攻撃、一言で表現するなら、
『序破急』だろうか。
①リバウンドを獲得して相手陣内に入る『序』
②ボールを回し、あるいは中に切り込んでいく転機が『破』
③ボールを投げ入れ、そのボールを巡るリング下もしくは上での攻防が『急』
破から急までの展開は一瞬、その激しく切り結ぶ攻防は、まるで剣術のようだ🌟🌟
当然その奥義は私など知るべくもない。結果として目に見える事実は、
『なぜかシュートが入る。なぜか入らない。』
試合中のタイムアウトで、コーチやHCが手持ちのホワイトボードに激しく書き込む図解、それが魔法のように攻守の様相を激変させる。
バスケとは分かりやすく、かつ難解なスポーツだ。
結局、第1Qは一点差で琉球リード。
第2Q、
琉球フリッピン選手の鮮やかな3ポイントシュートを皮切りに琉球の猛攻で始まった。あっという間に7点差🔥しかし後半、宇都宮はジリジリと追い上げ、この時間帯好調のフィーラー選手が続け様に2本のシュートを決め試合をひっくり返した🔥
第2Q 残りは3分余り。
しかしこのあと琉球が追いかけ、フリッピン選手の鮮やかな切り込みシュートで第2Qは終了、
結局激しく攻守は入れ替わり、琉球3点リード、という僅差のままハーフタイムに突入した。
前半、数回に及ぶ両チームのタイムアウトの間、即座にコートに登場したチアーチームは、ブザーが2度鳴るまで、激しく踊り続けた。
この日もまた、頭は興奮で半ばトランス状態だった。
ハーフタイムは、両チームのチアーが共にコートに立ち、ファイナルの雰囲気をより華やかに演出した。チームマスコットのブレッキーは、意外とダンスのキレもいい。
4、第3Q&第4Q〜スターの降臨〜
第3Q
競り合いは続いた。
序盤、またも琉球が猛ダッシュ🔥身長2メートル越えのクーリー選手が活躍、シュートにアシストに、時に吼えながらゴール下で抜群の働きを見せる🔥🔥
試合のテンポは急に上がってきた。やはり2メートル超えの宇都宮スコット選手もシュートで応酬🔥🔥点差は広がらない。
ファウル
こういう試合は、一つのファウルが命取りになりそうだが、初心者にバスケのファウルは分かりにくい🥲オフェンス、ディフェンスどちらのファールなのか、それすらわからない。ここにもまた、選手達の技術が詰まっていそうだが。
それはともかく、
琉球は小野寺選手、今村選手の3ポイントも見事に決まり益々勢いを増す🔥🔥宇都宮はシュートが決まらない🥲
しかし、その後宇都宮は追い上げ、残り1分近くになり再び僅差に🔥🔥第3Q終了
琉球2点リード
コートでは両チームのチアーが集合、最後の10分を盛り上げるべく観客のボルテージを上げた🔥🔥
勝負の第4Q🔥
バスケの10分は長い。攻守の切り替えが早く、シュート成功を喜んでいる間に相手が得点😨、なんてことはザラにある。
宇都宮のエース比江島選手の、一気に切れ込んで舞い上がる華麗なシュートで最終Qは始まった🔥
ここで宇都宮に火がついたのか🔥🔥
外れたシュートをねじ込むフィーラー選手の技ありシュートが決まると、たまらず琉球はタイムアウトを取った。
その後、琉球フリッピン選手がボールを奪いそのままドリブルで駆け抜け最後は力強いダンクシュート🔥🔥🔥
しかし、宇都宮比江島選手も、負けじと一気に切れ込んでシュート🔥🔥ファウルも獲得、そのフリースローもぴたりと決めた🔥🔥
ついに7点差🔥🔥
再び比江島選手が一気に中へ、さらにシュート🔥🔥
琉球は、2度目のタイムアウトを取った。
この間、ブレックスは黄色いパネル『Go BREX』を揺らして応援する。揺らし方にもルールがあるらしく、私はアタフタするばかり。
その後、
琉球今村選手の放つスリーポイントシュートは決まらず、点差は縮まらない。そのままオフィシャルタイムアウトに入った。チアーが再び登場、エネルギーを客席に注入する🔥🔥
あと4分45秒 9点差 時間はまだある。しかし、
宇都宮の攻勢は続き、琉球のファウルは遂に5つに達した。宇都宮のフリースローが決まる度にジリジリと点差は広がる。
琉球のシュートは全く入らなくなった。そのリバウンドを獲得した宇都宮が得点を重ねる🔥🔥
残り3分で15点差。琉球最後のタイムアウト。
しかし形勢は変わらない。琉球はファウルを重ね、宇都宮はフリースローで得点を重ねる。その成功率も見事だった🌟🌟
それにしても、
第4Qの10分間、『あの男』の覚醒が全てを決めた気がする。
宇都宮ブレックス 比江島慎選手
その驚異的きな勝負強さ🔥🔥
フリースロー、相手ブースターが発する喧騒をものともせず全て決めてきた🔥🔥さらに、ここぞというところでコート下に切り込みシュートを決める🔥🔥
あえてもう1人選ぶなら、鵤選手だろうか。
その体幹の強さを活かして度々ピンチを防ぎ、さらに勝負所でスリーポイントシュートも決めてきた🔥🔥
残りは1分あまり。『あの男』が用意を始めた。
田臥だ❗️タブセだ❗️
あちこちから囁き声が聞こえる。
田臥勇太選手登場🔥🔥
そのシュートは惜しくも外れた。
そして試合終了のブザーがなった。
game1 61-80 宇都宮ブレックスの勝利
BREX NATIONは、選手達に拍手を送り続けた。選手は手を上げて喝采に応えていた。
(上掲写真左端が安斎HC)
最後に安斎HCがインタビューに答えた。比江島慎選手について問われた時、この答えはあらかじめ用意してあったのだろうか。
『彼は、日本のエースですから』
その力強い言葉に、私達は更なる拍手を送った🌟🌟
しかし、その拍手の示すものは喜びと安堵ばかりではない。
これから、明日こそ、明日には、、
緊張と期待と。拍手の音はさらに高まる心の熱を帯びていた。
翌日早くもGame2が控えるのだ。早々に会場を後にする琉球ブースター、その後ろ姿は、この戦いがまだ続くことを教えていた。
体育館の外は、益々日差しが強く照り付けていた。まだ3時なのだ。私は『ファイナル限定ガチャ』に挑戦していた。1つ500円❗️
背番号0
田臥くんのバッジは、遂に出てこなかった。
〜あとがき〜
単に勝敗を競う試合ではなく、スポーツエンターテイメントなるイベント、ファイナルの華やかな演出にただ驚くばかりでした。
Bリーグの各演出が気づかせてくれたこと、それは
スポーツを観て『楽しむ』ことの大切さでしょうか。
日本でスポーツは、長い間『教育、鍛錬、訓練、人格形成』など修行的要素が強調される傾向がありました。その結果として、現場では指導者、先輩からの体罰や言葉の暴力が絶えず、ファンの間ではルール戦術を知らないと肩身が狭い、そんな雰囲気があります。
純粋にプレーして楽しむ、見て楽しむ、応援して楽しむ、この価値観がスポーツを人生に欠かせない『文化』に押し上げるのではないでしょうか。
スポーツに【好き嫌い】はあっても【優劣】はありません。どの種目も等しく価値があります。ただし、
もう一度見たい、生で観たい、応援したい
人をそんな気持ちにさせるには、各スポーツ界の努力、そこに尽きると思います。
Bリーグファイナル、本当にエキサイティングで楽しいひとときでした。日本バスケ界の更なる発展をお祈りしています。
翌日も宇都宮ブレックスは勝利、見事優勝を果たしました。チームの皆様おめでとうございます。
今回惜しくも敗れた琉球、来季必ず再びこの舞台に、チームのさらなる躍進を心からお祈りしています。